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米国株、ダウ反発し47ドル高 債務上限巡る過度の警戒和らぐ ナスダックも反発 米国・欧州株概況 2023年5月16日 5:40

2023-05-16 08:16:16 | 日記
米国株、ダウ反発し47ドル高 債務上限巡る過度の警戒和らぐ ナスダックも反発
米国・欧州株概況
2023年5月16日 5:40

【NQNニューヨーク=矢内純一】15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発し、前週末比47ドル98セント(0.1%)高の3万3348ドル60セントで終えた。イエレン米財務長官が13日、米債務上限問題を巡る交渉について「進展している」との認識を示した。市場の過度な警戒が和らぎ、主力株の一部に買いが入った。前週末まで5日続落していたため、自律反発狙いの買いも支えだった。

債務上限問題を巡っては、バイデン米大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長らの会談が16日に行われる見通し。市場では「過度に悲観的な見方が後退している」(CFRAのサム・ストーバル氏)との声があり、協議の進展期待が株式相場の支えとなった。前週末までの5営業日で370ドルあまり下げた後で、自律反発を期待した買いが入りやすかった。

ただ、マッカーシー下院議長が15日、「(見解には)大きな隔たりがある」と述べた。解決に向けた障壁は多く、積極的に株式を買う動きは広がらなかった。

ダウ平均は140ドル近く下げる場面があった。ニューヨーク連銀が15日朝に発表した5月の製造業景況指数はマイナス31.8と、前月(プラス10.8)から大幅に悪化した。景気悪化を示す材料として、幅広い銘柄に売りが出た。

半導体のインテル、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス、ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスが上昇した。半面、通信のベライゾン・コミュニケーションズ、医療保険のユナイテッドヘルス・グループ、小売りのウォルマートが下落した。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。前週末比80.466ポイント(0.7%)高の1万2365.209で終えた。半導体メモリーのマイクロン・テクノロジー、半導体製造装置のアプライドマテリアルズが上昇した。

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