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東証大引け 日経平均、小幅続落 下値堅く一時は史上最高値上回る 国内株概況 2024年3月6日 15:41

2024-03-06 17:53:42 | 日記
東証大引け 日経平均、小幅続落 下値堅く一時は史上最高値上回る
国内株概況
2024年3月6日 15:41

6日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、終値は前日比6円85銭(0.02%)安の4万0090円78銭だった。前日の米株式市場で主要3指数がそろって大幅に下落し、リスク回避目的の売りが出た。ただ、売り一巡後は下げ幅を縮め、午後には上昇に転じる場面もあった。前日の米株式市場で半導体大手のエヌビディアが逆行高となり、アドテストなど半導体関連の一角が上昇して指数を下支えした。6日の取引で香港ハンセン指数などアジア各国・地域の株価指数が総じて堅調だったのも投資家心理を支えた。

朝方の寄り付き直後には日経平均の下げ幅が300円強に達した。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比404ドル(1.03%)安の3万8585ドルで終えた。中国でのiPhoneの販売減少が伝わったアップルが下落するなど、ハイテク株を中心に売られた。6日の東京市場では米株安を手がかりにした売りが出た。

だが、売り圧力はすぐ弱まり、日経平均は下げ幅を縮小する展開。午後には上昇に転じ、4日に付けた史上最高値(4万0109円)を上回る場面があった。プライム市場全体では値上がり銘柄数が7割を占め、値下がり銘柄数を大きく上回った。業種別では不動産、銀行、電気・ガスなど内需系の上げも目立った。

市場では「資本効率の改善期待を背景に株価の先高観は強い。海外投資家などが割安株に資金を振り向ける動きが広がっている」(大和証券の林健太郎シニアストラテジスト)との声が聞かれた。PBR(株価純資産倍率)が相対的に低い銘柄で構成する東証株価指数(TOPIX)バリュー指数は0.71%高で終え、TOPIXグロース指数の上昇率(0.07%高)を上回った。

TOPIXは続伸した。終値は10.74ポイント(0.39%)高の2730.67で、連日で1990年2月以来34年1カ月ぶりの高値を更新した。JPXプライム150指数は4営業日ぶりに反落し、0.66ポイント(0.06%)安の1199.12で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で5兆1232億円、売買高は18億3441万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は401。値上がりは1200、横ばいは55だった。

ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、TDKなど値がさ株が安い。テルモやキッコマンが下落した。日立やファナック、川崎汽も売られた。一方、東エレクやスクリンが高い。トヨタやホンダ、SUBARUが上昇した。横河電や荏原のほか、中外薬やアサヒも買われた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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