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東証大引け 3日続伸し2万9000円台回復 円安進行、好決算物色 国内株概況 2023年5月1日 15:29

2023-05-01 16:40:52 | 日記
東証大引け 3日続伸し2万9000円台回復 円安進行、好決算物色
国内株概況
2023年5月1日 15:29

1日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸した。前週末比266円74銭(0.92%)高の2万9123円18銭で終え、年初来高値を更新した。終値での2万9000円台回復は2022年8月17日(2万9222円)以来約8カ月ぶり。外国為替市場で円安・ドル高が進み、輸出関連株を中心に採算改善を見込んだ買いが入った。前週末の米株高を受けて投資家心理が改善したことも支えだった。

日銀が4月27~28日に開いた金融政策決定会合で現行の金融緩和策の維持を決め、日本と欧米の金融政策の方向性の違いから主要通貨に対する円売りが加速して輸出関連株の買いにつながった。主力企業の決算発表が本格化するなか、堅調な業績見通しを発表した企業にも買いが入った。

前週末の米株式市場では、米株の予想変動率を示すVIXが15.78と不安心理の高まりを示す20を大幅に下回る水準に低下した。これを受けて先物に商品投資顧問(CTA)などによる機械的な買いが入ったとの指摘もあった。

一方、米地銀のファースト・リパブリック・バンクの救済を巡り、米連邦預金保険公社(FDIC)が公的管理下に置く方向で調整が大詰めを迎えていると伝わり、先行き不透明感は重荷となった。日経平均は心理的節目を上回ったとあって、利益確定売りも上値を重くした。

東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、20.58ポイント(1.00%)高の2078.06で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆1184億円。売買高は12億2921万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1355と、全体の7割強となった。値下がりは417銘柄、変わらずは63銘柄だった。

NECやコマツが高かった。日産自、マツダが買われた。ソフトバンクグループも高かった。一方、ソニーGが下落した。レーザーテクは朝高後に下落に転じた。郵船など海運株の下げが目立った。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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