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日経平均3日ぶり反落 終値258円安の3万4831円 マーケット 2024年8月8日 9:12 (2024年8月8日 15:56更新)

2024-08-08 17:07:24 | 日記
日経平均3日ぶり反落 終値258円安の3万4831円
マーケット
2024年8月8日 9:12 (2024年8月8日 15:56更新)

8日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落し、終値は前日比258円47銭(0.74%)安の3万4831円15銭だった。下げ幅は午前に一時800円を超えた。前日の米株式相場の下落を受けた先物主導の売りが相場を下押しした。3万5000円を上回る場面では戻り待ちの売りに押された。ただ、前日に決算を発表したレーザーテクやニトリHDといった好業績銘柄への買いが支えとなったほか、外国為替市場での円高一服を手掛かりに日経平均は午後に一時200円高となるなど、やや荒い動きとなった。

前日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落。この流れを引き継ぎ、8日の東京市場ではアドテストやスクリンなど半導体関連の一角が売られた。

日経平均は3万4000円割れを警戒する声も一部にはあったが、下値では押し目を拾う動きもみられた。しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンドマネージャーは「7月の米雇用統計の発表後に高まった米国のリセッション(景気後退)懸念は行き過ぎだった。国内企業の増益基調が保たれ、自己資本利益率(ROE)を改善する流れが続く限り、日経平均は3万6000円に向けて戻りを試す」と話していた。

東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反落した。前引けは27.51ポイント(1.11%)安の2461.70だった。JPXプライム150指数も3日ぶりに反落し、10.92ポイント(0.98%)安の1108.36で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で5兆3509億円、売買高は24億1922万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1027。値上がりは588、横ばいは31だった。TDKや太陽誘電などの電子部品株が売られ、ソフトバンクグループ(SBG)や資生堂も下落した。一方、ファストリやダイキンなどの値がさ株が買われた。INPEXや石油資源などの鉱業株も上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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