上級麻雀攻略論

更に強くなりたい人向け

仕方ない放銃とは?仕方なくない放銃とは?

2016-07-23 20:00:25 | 作戦

前回の黙聴はどこまで警戒すれば良いのか?も参考にして欲しい。

黙聴をよくアクションが入ってないから振り込んでも仕方ないとかよく聞かないだろうか?
仕方ない放銃も確かにあるのだが、一概に仕方ない放銃とも思えない。

仕方ないような放銃とは以下のようなものである。

1、巡目が浅すぎる。
早順に高いダマに刺さることもある。これは理由として問題ないように思える。
警戒してたら勝負にならないし、読みだけ無駄なケースが多い。

2、序盤にリスクを追って刺さる。
よくあると思うが、染め手ぽい捨て牌でメンホンに刺さるとかそういう経験が染み付いてるので、無理して降りたりすることがある。
しかし、長い目で見たら、高そうな捨て牌に対して安牌を使い果たし結局、後で危険牌だらけになって困ったり。
後先のことを考えずにリスクを追わないと大変なことも多々ある。それは面前に限らず序盤の一鳴きに関しても同じである。
相手が聴牌してないケースの方が遥かに多いように思えるし、それは結果論として割り切るべきである。

とはいえ、序盤であれ守りを考えることも手牌によっては大事なのだが、降りるのが無理そうであればクソみたいな手であっても、
相手が聴牌してない内にリスクを追って聴牌し易い後半でリスクを回避する状況を作るのが基本に思える。

3、どこを警戒したら良いのか分からない。
ダマを警戒するのは良いのだが確固たる安牌がない場合も多い。
それは中盤であっても終盤であってもそういうこともあり、そういう時は割り切って勝負にいくべきであろう。
例えば捨て牌がよくあるタンピン系の捨て牌で自分の手もタンピン系の場合である。
降りようがない手牌で無理して降りようとしないことである。そうしないと2のようなことも多々起こる。

4、その他ちゃんとした理由がある。
自分の手が良い手であるとか、流しに行く必要があるなどなど。

それでは仕方なくない放銃とは何か?
前回の黙聴はどこまで警戒すれば良いのか?この記事を参考にして欲しい。

典型的な例で言えば、

1、自分から見てドラが丸々も見えてない。赤ありなら尚。
2、自分以外全員それなりに強い牌を切っている。
3、終盤。
4、高い手は黙聴にするタイプで黙聴もそこそこ使うタイプ。

で、降りれるにも関わらず、ノー聴罰符を欲張り、高いダマとかに刺さるケースだ。
4は分からないこともあるし、相手がどんなに下手であっても、1と2と3だけでも理由としては十分すぎるようにも思える。

それを仕方ないと割り切って良いのだろうか?
ハッキリ言ってそれを仕方ないと割り切るなど中級レベルに思える。
それよりも上の麻雀を打ちたいなら、こういうケースに対して降りる勇気も持つ必要があるのだろう。
短期的にはそれで損することもあるだろうが、長期的には得するケースもあるはずである。 


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