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神の経

2019年06月17日 | 日記・エッセイ・コラム
とかいて、神経。

久ぶりに須賀敦子さんのエッセイを読みました。
『ユルスナ-ルの靴』『コルシア書店の仲間たち』『ヴェネツィアの宿』『トリエステの坂道』『塩一トンの読書』などなど、
ほとんど読んだと思っていたら、先日本屋さんでまだ読んでいない『遠い朝の本たち』を見つけて。


須賀敦子さんの静かな文章には神経が安らぎます。
思慮深く、生涯をかけて追及している(と思われる)ことが、
なんでもないようにサラリとまぎれこんでいた!と後から気づいたりして、
声高に自分の正しさを主張する自己防衛を解いてくれるこの感覚、とっても愛してます。


つい先日、起きている現象や自分の感情に振り回されず、
この現象・この感情がわくということを通して私は何に気づいたらいいのでしょう
と自分の胸に聞いてみるという、ものすごく大きな発見をして
客観力というものをもっと意識してみようと思いました。

須賀敦子さんの文章から垣間見える客観力ってものすごいものです。



今日はいただいた水玉スカーフでトリコロール。
夜まで体力残ってたらポルトガル語の授業に行く予定。疲れちゃったら早く寝る(。-ω-)zzz