昨日は中学1年生たちのリクエストを受け、英語の授業を行いました。中学1年生の最初の単元でBe動詞と一般動詞に加えcanまで同時に扱われているため、生徒たちはとても混乱していたようです。
英語の主語と動詞が日本語の主語と述語であること、語順が異なることから始め、Be動詞は(今のところ)「~です。」の意味であること、一般動詞はそれ以外のすべての動詞であることなど、本当に最初のところから復習を始め、くり返し説明しました。そばで聞いていた中学2年生が「去年、私たちもこうやって説明してもらっていたんですね。それでも夏ごろにはまた忘れてしまってまた教えてもらっていましたよね。今聞くとなんでもないことなのに、当時はすぐ忘れてしまっていました。」と懐かしがっていました。
実際、午前中にBe動詞と一般動詞を扱い、午後にcanを扱ったところ、午後にはBe動詞と一般動詞が混ざり始めていました。そこで昨日は日曜日でしたが宿題を普段よりも多めに出し、家で頑張ってくるように伝えました。今日また確認するつもりですが、こればかりは繰り返し演習と解説を行う必要があると思っています。
ある程度経験を積んでくると、生徒たちが躓くポイントが分かってきます。そこを先回りして教えること、どういう間違いが多くてどこに気を付けたらいいのかを教えること、これらを考慮して授業を進めることを心がけると理解度と定着度が上がります。「英語が心配です。」と言っていた生徒も、「これで英語の心配がなくなりました。」と言ってくれました。あとはこちらで繰り返してあげることで習熟度が上がってきます。こちらの腕の見せ所です。