昨日、試験対策に来た生徒全員にそれぞれ今回の試験範囲で心配な個所や説明をしてほしい箇所が無いか聞いて回りました。中3は今回漢文が範囲に入り、レ点について解説してほしいとのリクエストがありました。そこでホワイトボードに□をたくさん書き、レ点や一二点などを付けた問題を即席で作って説明し、読む順番を確認しました。直後に行ったテストではここが不安と言っていた生徒も一問のミスを除きすべて正解し、とてもうれしそうにしていました。
その生徒に他に心配な個所は無いか聞くと、「あと、先生…漢字の…じゅくじ…じゅくご…じゅくじく…熟女!?」ととんでもない質問(?)をしてきたので思わずお互いにそして周囲にいる生徒も巻き込んで笑ってしまいました。どうやら熟字訓について知りたかったようです。
中学1年の生徒は、英語で単語の読み方を確認していた際にwriteの読み方を忘れてしまい、「そうだ、ワリトだ!」と元気よく答えてくれ、お茶を飲もうとしていた私は思わず吹き出しそうになりました。
こんなやり取りをしながら、一人一人が何にどんな方法で取り組み、どこに問題を抱えているのかを把握するようにしています。分からない箇所があれば解説し、演習問題を手渡し、さらにできるようになったのかどうかまで確認することが試験対策期間の仕事です。そして数日後、再び類似問題を提示してできるようになっているかどうかをはかるのです。学校や学年ごとに試験範囲は異なりますから、私はiPadとパソコンに試験範囲を取り込み、すぐに確認できるようにしています。
今夜も試験が終わった生徒とこれから試験が始まる生徒がおり、それぞれに対応するために大忙しになりそうです。