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生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

優秀な人ほどストイック

2020-12-12 19:23:19 | 日記
アメリカでは渋野日向子選手が快進撃をしています。私も昨年まで知らなかったのですが、プロゴルフの大会は4日間で行われることが多く、渋野選手は2日間を終えて現在1位です。2位の選手に3打差(ゴルフは打数の少ない方が勝ちになります。)をつけています。あと2日、1位のままで乗り切ればアメリカの大きな大会(メジャー大会)で優勝です。頑張って優勝してほしいものです。
さて、現在は活動を休止中(充電中)のプロゴルファーとお話しする機会がありました。どの世界でも同じだと思いますが、プロの世界、それも一流の世界ではその努力の量は「異常」と言えるレベルだそうです。その方も周りを見渡せば、とても自分のことを頑張っている、とは言うことができないくらい多くの選手がストイックに頑張りぬいているようです。
その方から、「先生、最近の子は自分自身のことを頑張っている、って言うものですか?」と質問されました。「そうですね、頑張っている、という子もいますよ。ただ、間違いなく言えるのは、優秀な子ほどストイックです。」と答えました。
プロ野球ではイチロー選手が試合後、ほかの選手たちが乾杯をしている中、一人でバットを振っていたというのは有名な話ですし、松井秀喜選手は20代、30代の頃は野球以外のことは考えなかったしできなかった、というのも耳にします。ゴルフの世界でも渋野選手はパターの練習を試合後に数時間、長いときには6時間もやっているとか、昨年の賞金女王の鈴木選手はほかの選手が練習を終えて暗くなっても練習をしていると聞いたことがあります。
以前、このブログに「努力の天才」と呼んでいる卒業生がいると書きました。やはり努力の天才がどの世界においても強いのだとあらためて思いました。
さて、間もなく冬期講習が始まります。冬期講習は本当に最後の追い込みの期間として、例年受験学年の生徒たちには負荷の高い勉強を課して頑張ってもらいます。勢いをつけ、そのまま入試まで走り抜けてもらうためです。ここで力を抜いてしまうともう一度全力で取り組むことが難しくなってしまうからです。
新型コロナウィルスの新規感染者数が毎日増え、とても心配な中ではありますが、できる対策を全て施し、生徒たちとともに私も全力で取り組んでいきます。