10月から一部で入試に向けた会場もぎが再開されると聞き、生徒たちには塾内受験や自宅受験ではなく、できるだけ会場に行ってもぎ試験を受けるように伝えました。これまで会場での受験が行われてこなかったことや、使用できる会場が限定されていると聞いていたので、早めに申し込むように伝えていました。今日、念のためどこが空いているか調べて生徒たちに申し込みをするよう促そうとしたところ…もうすべての会場が満席となって締め切られていました。
早めに行動し、すでに申し込みを終えた生徒はごくわずかで、どうやら一日ですべての会場が満席となってしまったようです。結局10月もほとんどの生徒が塾内受験となりそうです。
本来であれば、慣れない教室で周囲は知らない生徒に囲まれた緊張感の中で自分の実力を発揮する練習をしてほしかったのです。隣の席に貧乏ゆすりをずっとしている受験生がいたり、ずっと鼻をすすっている受験生、独り言を言い続ける受験生が本番で座る可能性があります。寒かったり暖房が暑かったり、入試当日にはよい環境で受験できるとは限りません。緊張して手が震えてしまった、「始め」の合図で頭の中が真っ白になった、午前中は何ともなかったのに午後になったら急に体調が悪くなった、など自分の中でもトラブルがある可能性もあります。そんな環境の中でも力を発揮できるトレーニングを積んでほしいのです。
今年はコロナ禍によりすべてが例年と異なっています。常に先を想像して、早めに対応することが求められていると思います。
今日は日中、府中と目白に出張に行ってきました。電車での乗り継ぎが良くないこと、万が一にもコロナに感染するわけに行かないことから自動車で行ってきました。早く収束してほしいものです。