東京都教育委員会のWEBサイトに、今年の都立高校入試の推薦入試における小論文や集団討論、実技試験の内容がどのようなものであったか掲載されています。
これを見ると、教科書や参考書の暗記ではなく、日頃から新聞・ニュースなどに興味を持ち、さらに幅広い読書などから知識を広げている生徒を合格させたいのだな、という都立高校の考えが伝わってきます。
コロナ禍で公立小中学校が休校となっている中、創研塾では課題の受け渡しとともに創研塾が所有している書籍の貸し出しを行いました。これまで本をあまり読まなかった生徒が読書の楽しさを知り、休校が解除された後も読書を続けている生徒が何人もいます。
創研塾では生徒たちがどのような分野に興味を持っているか、また、これまでの読書の履歴を見てお勧めの本を手渡すようにしています。次にどんな本を紹介してもらえるのか楽しみにしている、そんな生徒も出てきました。担当している講師も、そしてそれを見ている私も、紹介された本を読んでその生徒がどんな反応や感想を持ってくるのか、とても楽しみにしています。
書籍の紹介は、コロナによる自粛でずっと家にいて、ゲームすらやる気を失ってしまった子供たちに、少しでも読書の楽しさを知ってもらい様々な分野に興味を持ってもらいたい、そんな願いから始めたものです。が、推薦入試等においても有効だということ、高校の先生方もそんな生徒に来てもらいたいと願っていることをあらためて感じ、うれしく思いました。
参考:
↑クリックするとリンクが開きます。(東京都教育委員会WEBサイト)