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桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

デジタル温度計の信頼性は?

2020年02月22日 18時17分23秒 | 活動報告

試験的にデジタル温度計を使用している。以前、会で購入して使ってみたが

1年ももたない内に壊れてしまい以後は使用していない。市中に出回っている

ものは熱電対を使用したもので構造は簡単、費用は安価で壊れても諦めの

つく程度のもの。

沢山あるデジタル温度計、さてさてその精度については????、それでは使用

している棒温度計は正確なのか、本当のところこれも????なのである。

メーカーに校正してもらわない限り本当に正しいのか否かは不明。

しかし、そでは前に進まないので使用しているものがほぼ正しいとしている

に過ぎない。

絶対的な温度が何度でなければいい炭にならない、として炭焼きをしているの

ではなく窯との相談で温度が決まるところがあり、温度を上げようとしてもできな

いし、下げようとしてもできないこともある。

厳密にいえば相対的な温度変化を見ながら炭焼きをしているというのが正しい

のかもしれない。心配事は温度計が同じ誤差のままで作動してくれればいい

が、時々正しく、時々不正確ということが起きなければいい。

今回使用しているデジタル温度計と従来の棒温度計の誤差、数度の範囲で変

化している。極端な誤差が無いことを確認しながらその是非を検証してみたい。

 


初めて見た点火後の窯の中、4日目

2020年02月22日 17時39分45秒 | 活動報告

ゆっくり乾燥を徹底し昨日には点火、その後は安定した推移をしている。朝、

これから焚口に泥を塗りつけ閉鎖する前に中を覗いて見た。そのままでは

くて見えないから投光器を照らす。天井までびっしりと詰めた枝木は焼け

を被ったようになり量が減り奥の方まで天井が見える。

立てた炭木は全体がそのままで、灯りを消すと手前に赤い火が少しだけ見

える。炭木に火が回り炭化して終わりの方では手前にある炭木は燃え尽き

てなくなり、全体的に奥に向かって倒れる。

そうなる前の姿を初めて見て『ふーん、こんなことになっていのか・・・』と感

心する。

肝心の炭焼きは今日1日は80℃台をキープすることだから、上昇することに

注意するだけのため調整は微小ですむ。最終的には18時頃にみて上昇気

味なら煙突に枝を追加する予定。

  手前に少し赤い火が見える

  灯りを消した状態で見たもの

   9時過ぎ、焚口を閉鎖

  17時頃

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