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桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

3月25日(日)店を開きます

2018年03月23日 18時48分31秒 | 活動報告

  特 売 品 今が旬 原木シイタケ

      一袋 200円・・市価より断然安い

      品切れだったカシ炭、あります

         

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炭木の準備、窯出し

2018年03月23日 18時07分53秒 | 活動報告

久しぶりの晴天、遅霜が降り屋根や陰は白くなっていた。見た目は温かそうだが野外

業に向かうには一呼吸必要。作業の打合せで決まったのは過日より頼まれていた墓

傍で大きくなった杉の木を3本伐採する。取り敢えずは倒しておき後日、処理をする。

小屋周辺に持ち帰ったカシ材や雑木の炭木、枝木作りを夫々に分かれて行う。身体を

動かすに従い温かくなり段々と薄着になっていく。午前中の進捗から午後は急きょ窯出

しを行うことにする。次の窯の準備が進めば出来る限り早めに立てないと農繁期に突入

てしまい、動きがとりにくくなる。

18日に籠めた窯の焚口を壊すと中は未だムッとするように温かい、否むしろ熱いの方が

い。炭が完全に消火されず熱を出しているのではないことを確認し、窯に突入。

今回の窯は入口近くまでカシが詰められていたので、出す炭はいきなりカシ炭。枝炭も

ーンと高い音を出すいい炭に仕上がっている。いつもは直ぐに切って袋詰めするが

今回は丸炭、割り炭の分別をするために一端窯から出し立てておくことにする。熱い窯

の中の格闘は汗ばみ外に出てクールダウンを必要とする。

作業は窯出しをして終わりではなく残りの材料の始末をしてバラエティーに富んだ作業

終わった。

諸事情で積み残しの作業が前後しているが決着をつけておかなければならない事も残

れており、もう二踏ん張りしなければならない。

       杉の伐採

  焚口を壊し覗いた窯の中

     天井一杯に詰められた生木が木炭になるとこんなに減る