宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

琉球 美の宝庫展 @サントリー美術館

2018-08-04 17:27:46 | 美術

猛暑続きで主人はこの何週間もずっと家の中で過ごしていました。

足腰が弱ってしまうことを恐れて、思い切って午前中から二人で出かけました。
《琉球・美の宝庫》展です‥‥あまり興味はなかったのですが出かけることが大事な目的!

バス・電車・地下鉄と乗り継いで六本木駅に着いたのは11時半過ぎ。
沢山の食べ物屋さんが並んでいる地下通りを歩いていくうちに 昼食を先に摂ってしまおうということになりました。
普段食べることのないラーメン店に入りました。主人は私がラーメンを食べたがっていることを察知したのです。主人にとってはちょっと脂っぽいので好みではなかったと思うのですが…
私は五目タンメン、主人は海老タンメン。器がものすごく大きい!主人は「残してもいいよね」と言いつつ三分の一は頂いていました。私はとても美味しかったので完食。

食休みをすることなく美術館に入場しました。

紅型の着物がずらっと並んでいましたが、木綿に色豊かに植物や鳥、幾何学模様等々の模様が描かれています。紅型で有名ですね。
琉球の画家の絵画がずらっと並んでいますが、中国絵画を模倣した絵です。琉球は漆器がいろいろあって螺鈿や、沈金などを施された重箱、大きなお盆、食籠、小箱、大箱がありました。細かい模様で螺鈿の絵画美しかったです。
王様の冠もいろいろな宝石がはまっていました。しかし今日は複製。本物は国宝で数日しか展示されません。冠の他今回は国宝の什器がいくつも展示されていました。

琉球は当時、中国やアジアの諸国との交易が盛んで、その中心地であったのでいろいろな国からの文化・技術・芸術が入り至宝がたくさん集まったのです。
琉球交易図の屏風がありましたが、海上は船がひしめいていて活気ある様子が分かりました。
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