宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

三友の式

2019-10-23 13:49:56 | 茶道


風炉最後の稽古で三友の式をしました。
三友とは「花」「香」「薄茶」の三つ。
円能斎が好まれた七事式に準ずるものです。

庭で花を全部揃えるのは無理で、ホトトギス・水引・木賊以外は花屋さんで求めました。

正客から順に花を入れます。花づもりして一気に入れます。
お香は初めての方に当たりました。香箸で香をつまんでタトウを左手で畳むのがちょっと難しいでしたが出来ました。
お薄は4服でお菓子がつきます。

あと長板で一つ置きもしました。長板に風炉を真ん中に一つだけ置き細水指を左に置くもの・・・中置の応用です。柄杓の位置がいつもと違うので稽古しました。

炭手前も、小板の中置でお濃茶もしました。

盛りだくさんの稽古でしたが、風炉の最後をしっかり稽古できたと思います。

お釜のお湯もまだ熱かったので、皆様がお帰りになった後 一人点前をして独服しました。
立ったり座ったりの所作は不細工になっていますが、一つ一つの点前は美しくできるよう練習。水指を下げるところまで稽古しました。
コメント
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