今日は晴れでした。
13年目の3.11でした。
13年前の今日は、こちらは霙が降り、寒い一日でした。
福島県も宮城県も岩手県も、太平洋側(津波に襲われた)も、雨や霙で寒い日でした。
今日、快晴の天気のもと、首都圏からの中学生たちのスキー指導をしていて、ふともし
13年前の今日の天気が良かったら、寒くなかったら、外へ出て逃げる人たちも少なからず
あったのではないかと思いました。やはり寒いと、特に高齢者は外へ出たくありません。
(私も高齢者の一人です)
中学生たちへ「今日3月11日は、何の日だと思いますか?」と話したところ、やはりスキーの
楽しさのことで頭の中はいっぱいなので、みなきょとんとしていて、「13年前の今日は、みなさん
はまだ1歳だったので記憶にはないと思いますが、東日本大震災という災害が起こった日で、
多分聞いたことがあると思います」、と話すと頷いてくれる子たちがいました。そして、
「みなさんの学年は、およそ2百2十名くらいの人数だと思いますが、13年前の今日、
この福島県と宮城県と岩手県では、小中高の児童、生徒たちが約5百名くらい亡くなり
ました」と話すと、やはり驚いた表情でした。
みなさん、「南海トラフ地震」という言葉を聞いたことがありますか?と話すと、頷く子たちも
いて、「みなさんの所は、津波は大丈夫でも、しかし家々の倒壊や火事などが発生することも
あるので、学校での避難訓練や避難場所等を家族で話しされていると思うので、今日帰ったら
こういうこと、自分の避難場所がどこか、を聞いてください」と話しました。
少しでも伝わったらと。
今日の山頂からの会津駒ケ岳(2,133m)です。
自然の美しさと、自然災害、そしてゲンパツ爆発による未だに13年経っても放射能被害
(未だに放射能度があまりにも高くて、廃炉の見通しが未だにたたない)が、現実としてある。
この国は、ゲンパツ廃止どころか、再稼働する、運転可能年数を延長(60年)する、のみならず
更に新たなゲンパツ建設をしようとしている。そんなことを許していいのか。
太陽光発電や風力、地熱、など自然エネルギーの活用へ、私たち国民の税金を使うように、
舵を切っていかなければなければならないと思います。