西穂高岳(2908.6m)山頂
2010/09/04(土) ~05(日)
独標~西穂高岳へ
1日目…独標~西穂高岳(1) しらかば平~西穂山荘
2日目…独標~西穂高岳(2) 西穂山荘~ピラミッドピーク
…独標~西穂高岳(3) ピラミッドピーク~西穂高岳
岩稜のアップダウンは続く 。。。
三点歩行で慎重に…丸印の付いた岩を探しながら登って行く!
ここは始めての 鎖場 …岩には「7」と数字が書かれていた。
7峰のピーク を振り返る!
更に進んで、焼岳や乗鞍岳、越えて来たいくつかの岩稜を振り返る!
岩の斜塔のようなピーク超え!… 笠ヶ岳 に雲が少しずつ湧いて来た!
チャンピオンピークに着いた!
前方中央に見えるのが、西穂高岳!
チャンピオンピーク から後ろを振り返る!
チャンピオンピークの先は更に厳しい岩稜 。。。
チャンピオンピークと書かれた岩の上から、山頂(画像左ピーク)までの岩壁を覗く!
メンバー5名は見ると少し先を歩いていて、遅れがちだった4名はまだまだ到着しそうになく
奮闘する皆さんの後姿を撮っていた私は、ここに来て中間で一人になってしまったようだった (^^ゞ
いつもなら走って直ぐに追いつくのだが、この岩稜ではそうもいかない…。
この後若干下に下りて、この岩壁を伝い歩いたのだが、どの岩を足場にして何処を通るのか?
前を歩く人がいないのと横に歩く為、丸印も見落としたのか見当たらないのか?四苦八苦していたら
後ろから追いついて来た一人の男性が、先導すると言って前を歩いてくれて助かった!
頼れる鎖はなくて、この辺り、本日2番目に緊張した岩歩きだったかな (>_<)
ここでは岩に 「 4峰 」 と書かれていた!…山頂から数えて4番目のピークと言う事か?
だとすればここは、独標から7個目のピークで、山頂まで3ピーク越えが残っている計算だ!
チャンピオンピークからの岩壁を乗り越え、ホッとしていたところで 雷鳥の親子 に出会う ♪
お母さん雷鳥とヒナ鳥が3羽…ハイマツの中を元気に可愛く歩きまわっていた。
西穂高岳山頂 目前!山頂の人影がハッキリと見えてきた。
山頂を目前にして直下で、登る人と下る人が停滞していた!
足場がなく、滑り台のような岩を這い上がって登り、ここが本日一番の難関だった (>_<)。。。
丸や矢印はあるものの頼りにはせず、皆さん自分が行けそうな個所を見極めながら慎重に…
西穂高岳(2908.6m) 山頂からの眺望!
奥穂高岳 (3190m)が間近!…右側に伸びている吊尾根を挟んで 前穂高岳 (3090.2m)
手前のピーク、茶色っぽく見えるのは 間ノ岳 と思われ、奥穂の左に見えているのは 北穂高岳 (3106m)
西穂山頂は狭くて満員だったのもあり、少し先のピーク(片道10分程の距離)まで行く人もいた。
ほんの少しの違いだが、そこまで行くと奥穂の迫力が全く違ったのだとか!(行った方の話より)
左手には、双六から続く西釜尾根が綺麗に見え、 槍ヶ岳 (3180m)がひと際目立つ!
西穂高から見る 槍ヶ岳 をアップで…
ここから見て一番ピーク、若干丸いのが ジャンダルム か? 奥穂の山頂はその右奥と思われる。
クリックで拡大 (1500×435) 画像!
山頂眺望を堪能して下山!
まだ9時前だと言うのに、何処からか雲が湧いてきて、笠ヶ岳の周りに集まって来ていた。
下りるにつれ後ろの西穂高岳にも雲海が迫ってきており、眼下の焼岳や乗鞍岳も一部隠れ始めた!
登りの人と多くすれ違ったが 「気を付けて~」と声をかけるのみで、先程まで快晴だったとはとても言い辛い ^^;
雨が降ったら、到底行けなかったであろう西穂の山頂に立ち、最高の眺望に恵まれた事に強運を感じる。
山頂手前の難関!滑り台を下る。…登っているように見えるが、実は後ろ向きで下りている。
難関をクリアーしても、独標まではまだまだアップダウン…11個の峰が待っている (^^ゞ
振り向くと、西穂山頂(中央ピーク)や笠ヶ岳が雲に隠れようとしていた。
独標 までもう少し、焼岳や乗鞍岳が雲海に飲み込まれて行き、早朝とはまるで違う空模様となる。
独標に戻ったのは10時過ぎだったので、これから山頂を目指す人達がまだ登って来ていた。
山荘近くまで下りて来た頃には、ピラミッドピークがガスに飲み込まれようとしていた。
ここからの山様は、早朝は暗くて見えなかったが、今度はガスで半分見えなかった!
西穂山荘に泊まって、近くの丸山か独標辺りまで、連れて行くつもりなのだろうか?
観光登山らしき団体さんが、添乗員(ガイド)の男性に連れられて登って行くのとすれ違った時に
ガスの合間にチラチラ見えていたピラミッドピークを 「 あれが西穂の山頂です!」 と説明していて
「何故って人が立っているから、山頂だと直ぐに分かるでしょ!」と、適当な説明に苦笑した ^^;
山頂はもっと遠いんだけど、しかも今は見えていない!でも行って見るまで私にも分からなかったんだしね … 。
11時過ぎに山荘に戻り、テントの後片付けなどもあり、昼食を取ったり山荘でのんびりタイムとなった後
今回の参加者、県連の2人を含めて総勢26名で記念写真を撮り、全員で鍋平に下山した。
西穂での思い出を共にしたメンバー
HC の西穂高岳登頂メンバー 西穂山荘メンバー26名