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雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

独標~西穂高岳(3)

2010年10月06日 | 北陸&長野県以外の山

西穂高岳(2908.6m)山頂


2010/09/04(土)  ~05(日)   独標~西穂高岳へ

1日目…独標~西穂高岳(1)  しらかば平~西穂山荘
2日目…独標~西穂高岳(2)  西穂山荘~ピラミッドピーク
    …独標~西穂高岳(3)  ピラミッドピーク~西穂高岳



岩稜のアップダウンは続く 。。。

 

三点歩行で慎重に…丸印の付いた岩を探しながら登って行く!
 


ここは始めての 鎖場 …岩には「」と数字が書かれていた。



7峰のピーク を振り返る!



更に進んで、焼岳や乗鞍岳、越えて来たいくつかの岩稜を振り返る!
  


岩の斜塔のようなピーク超え!… 笠ヶ岳 に雲が少しずつ湧いて来た!


チャンピオンピークに着いた!

 
  
前方中央に見えるのが、西穂高岳

 

 チャンピオンピーク から後ろを振り返る!


チャンピオンピークの先は更に厳しい岩稜 。。。


  
チャンピオンピークと書かれた岩の上から、山頂(画像左ピーク)までの岩壁を覗く!
メンバー5名は見ると少し先を歩いていて、遅れがちだった4名はまだまだ到着しそうになく
奮闘する皆さんの後姿を撮っていた私は、ここに来て中間で一人になってしまったようだった (^^ゞ
いつもなら走って直ぐに追いつくのだが、この岩稜ではそうもいかない…。
この後若干下に下りて、この岩壁を伝い歩いたのだが、どの岩を足場にして何処を通るのか?
前を歩く人がいないのと横に歩く為、丸印も見落としたのか見当たらないのか?四苦八苦していたら
後ろから追いついて来た一人の男性が、先導すると言って前を歩いてくれて助かった!
頼れる鎖はなくて、この辺り、本日2番目に緊張した岩歩きだったかな (>_<)

ここでは岩に 「 4峰 」 と書かれていた!…山頂から数えて4番目のピークと言う事か?
だとすればここは、独標から7個目のピークで、山頂まで3ピーク越えが残っている計算だ!



チャンピオンピークからの岩壁を乗り越え、ホッとしていたところで 雷鳥の親子 に出会う ♪
お母さん雷鳥とヒナ鳥が3羽…ハイマツの中を元気に可愛く歩きまわっていた。



西穂高岳山頂 目前!山頂の人影がハッキリと見えてきた。



山頂を目前にして直下で、登る人と下る人が停滞していた!
足場がなく、滑り台のような岩を這い上がって登り、ここが本日一番の難関だった (>_<)。。。
丸や矢印はあるものの頼りにはせず、皆さん自分が行けそうな個所を見極めながら慎重に…


西穂高岳(2908.6m) 山頂からの眺望!



奥穂高岳 (3190m)が間近!…右側に伸びている吊尾根を挟んで 前穂高岳 (3090.2m)
手前のピーク、茶色っぽく見えるのは 間ノ岳 と思われ、奥穂の左に見えているのは 北穂高岳 (3106m)

西穂山頂は狭くて満員だったのもあり、少し先のピーク(片道10分程の距離)まで行く人もいた。
ほんの少しの違いだが、そこまで行くと奥穂の迫力が全く違ったのだとか!(行った方の話より)



左手には、双六から続く西釜尾根が綺麗に見え、 槍ヶ岳 (3180m)がひと際目立つ!



西穂高から見る 槍ヶ岳 をアップで…



ここから見て一番ピーク、若干丸いのが ジャンダルム か? 奥穂の山頂はその右奥と思われる。



クリックで拡大 (1500×435) 画像!


山頂眺望を堪能して下山!


まだ9時前だと言うのに、何処からか雲が湧いてきて、笠ヶ岳の周りに集まって来ていた。
下りるにつれ後ろの西穂高岳にも雲海が迫ってきており、眼下の焼岳や乗鞍岳も一部隠れ始めた!
登りの人と多くすれ違ったが 「気を付けて~」と声をかけるのみで、先程まで快晴だったとはとても言い辛い ^^;
雨が降ったら、到底行けなかったであろう西穂の山頂に立ち、最高の眺望に恵まれた事に強運を感じる。



山頂手前の難関!滑り台を下る。…登っているように見えるが、実は後ろ向きで下りている。



難関をクリアーしても、独標まではまだまだアップダウン…11個の峰が待っている (^^ゞ



振り向くと、西穂山頂(中央ピーク)や笠ヶ岳が雲に隠れようとしていた。



独標 までもう少し、焼岳や乗鞍岳が雲海に飲み込まれて行き、早朝とはまるで違う空模様となる。



独標に戻ったのは10時過ぎだったので、これから山頂を目指す人達がまだ登って来ていた。



山荘近くまで下りて来た頃には、ピラミッドピークがガスに飲み込まれようとしていた。
ここからの山様は、早朝は暗くて見えなかったが、今度はガスで半分見えなかった!

西穂山荘に泊まって、近くの丸山か独標辺りまで、連れて行くつもりなのだろうか?
観光登山らしき団体さんが、添乗員(ガイド)の男性に連れられて登って行くのとすれ違った時に
ガスの合間にチラチラ見えていたピラミッドピークを 「 あれが西穂の山頂です!」 と説明していて
「何故って人が立っているから、山頂だと直ぐに分かるでしょ!」と、適当な説明に苦笑した ^^;
山頂はもっと遠いんだけど、しかも今は見えていない!でも行って見るまで私にも分からなかったんだしね … 。

11時過ぎに山荘に戻り、テントの後片付けなどもあり、昼食を取ったり山荘でのんびりタイムとなった後
今回の参加者、県連の2人を含めて総勢26名で記念写真を撮り、全員で鍋平に下山した。


西穂での思い出を共にしたメンバー


 
HC の西穂高岳登頂メンバー                     西穂山荘メンバー26名


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独標~西穂高岳(2)

2010年10月05日 | 北陸&長野県以外の山

西穂独標、焼岳、乗鞍岳 を振り返る 。。。

2010/09/04(土)  ~2010/09/05(日)  独標~西穂高岳へ

1日目…西穂独標~西穂高岳(1)  しらかば平~西穂山荘
2日目…西穂独標~西穂高岳(2)  西穂山荘~ピラミッドピーク
    …西穂独標~西穂高岳(3)  ピラミッドピーク~西穂高岳

西穂山荘(5:05)→西穂丸山(5:30)→西穂独標(6:30~50)→ピラミッドピーク 8峰(7:30)→
チャンピオンピーク(7:55)→西穂高山頂(8:35~9:00)→西穂独標(10:15~30)→西穂丸山(11:05)
→西穂山荘(11:15~12:45)→西穂高口(13:55)→しらかば平駅(14:10)

日の出前の5時過ぎにヘッドライトで山荘を出発! 途中でご来光を迎える予定だったが、
ご来光スポットでは立ち止まらず、ご来光を迎えるグループを尻目に、先頭は先を急ぐ!
更に登るとご来光は山の陰になって見えない…これも団体行動ゆえの試練 (*_*; と諦める。
ご来光の瞬間は見れなかったが、何度も振り返り、辺りが徐々に明るくなって行く様子は十分に堪能できた!

西穂高岳は岩稜で上級者向けの山となっていて、独標までと、西穂高岳山頂までの2グループに別れた!
もちろん私はチャレンジャー組 (^_-)-☆ 足が届かない個所があるからと諦めていた人もいたが
ここまで来たら行くしかない!きっと何とかなるだろうと楽天的に、かつ気を引き締めて挑戦することにした。

独標手前までは平坦な登り、独標直前から穂高連峰らしい岩稜の登りが始まり、独標からの眺望は最高だった!
左手にずっと大きく見えて広がっていた笠ヶ岳、後ろには噴煙を上げる焼岳と、ひと際目立つ乗鞍岳、
前方にはこれから向かう西穂高岳の、複雑なアップダウンを繰り返す稜線と山裾までの形が、
クッキリと スカートのヒダのように、その先の奥穂高岳まで折り重なって見えていた。

独標からは岩稜の細尾根越え、まずは上から見ると垂直に見える岩を直下に下るところから始まる。
岩壁を横に伝うような個所や鎖場も1ヶ所、岩が大きくて出っ張りもなく足場が決められない個所など
なかなかスリル満点 ^^; などと考えている余裕がないほど、手に汗握る緊張の連続だった。
ストックは使わず、自分にあった足場と手の位置をそれぞれが探して登らなければならず、腕の力も必要で
少しでも滑ると命取りになるので、手袋さえも脱いで岩を掴む指にも力が入る。

特に山頂手前では、何処を足場にしようか迷いながら、まるで滑り台のような大岩を這い上がって行く!
そうして辿り着いた山頂は狭く、集合写真を撮るにも、あと一歩が下がれないので苦労する。

西穂高岳山頂からの眺望は、言うまでもなく最高 \(^O^)/

槍ヶ岳が一段と近い!槍ヶ岳山荘の建物も確認できた!
真横から見るので丸いイメージとは違ったが、あれがジャンダルム?頑張れば手が届きそう ^^;
そして後ろには、西穂山荘の赤い屋根が小さく見え、ここまで歩いて来た全ての稜線が一直線上で確認でき
2908.6m 西穂高岳からの360度と言うものが、どんなに凄い景色なのかを体中で実感できた。


辺りの変化を楽しむ



(5:10) 出発から5分後、急に明るくなりだしたので眼下の 西穂山荘 を撮る!
淡い紫の明かりの中で、雲海と焼岳と乗鞍岳が、山荘の屋根の上に美しく見えていた。



(5:15)西側に大きく聳える 笠ヶ岳 は、青紫の光を浴びて昨日と変わらぬ存在感で、徐々に姿を現してきた。



(5:27) 日の出間近…東側の眼下ではオレンジの帯の中に、遠く雲海に浮かぶ 八ヶ岳連峰 が見えていた。



(5:40) 焼岳乗鞍岳 を振り返る…太陽が昇り日射しが徐々に山肌に注ぐ。。。



(5:40) 笠ヶ岳 にも日が射してきた!



(6:15) 台形に見えていて、何人か先着の人影が見えるのが 西穂独標


 
 独標 までもう一息…ここから岩稜の始まりとなる登り!


西穂高岳 独標からの眺望!


 
西穂高岳 独標 (2701m) …近くの岩に 「11峰 」 と書かれていた!


 
一番高く見えている(左ピーク)が ピラミッドピーク 、中央ピークが 西穂高岳山頂 


 
独標から大きく垂直に下って ピラミッドピーク へ…気の抜けないアップダウンが続く!



独標から 焼岳、乗鞍岳方面 …焼岳の白い噴煙や、西穂山荘の赤い屋根も見える。


独標からは岩稜の細尾根を行く!
 

 
独標 を振り返る (1)
 


独標 を振り返る (2) 


ピラミッドピークに到着!



ピラミッドピーク から山頂(中央ピーク)方面…ここでは 「 8峰 」 と書かれていた。



ピラミッドピークから 笠ヶ岳 錫杖岳 … 左奥遠望は 白山



ピラミッドピークからの 笠ヶ岳、 折戸岳 奥は黒部五郎岳か?


2日目…西穂独標~西穂高岳(3) へ


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独標~西穂高岳(1)

2010年10月02日 | 北陸&長野県以外の山

ロープウェイから撮った 西穂高岳 と 槍ヶ岳


2010/09/04(土)  ~05(日)   独標~西穂高岳へ

1日目…独標~西穂高岳(1)  しらかば平~西穂山荘
2日目…独標~西穂高岳(2)  西穂山荘~ピラミッドピーク
    …独標~西穂高岳(3)  ピラミッドピーク~西穂高岳

鍋平P(9:35)→白樺平駅(10:15)→ロープウェイ(10:45~)→登山口(11:15)→西穂山荘(12:50)

富山労山主催の交流登山 「西穂高岳&西穂独標」 一泊(テント泊)に、富山HC から参加した。
参加者は3クラブより総勢26名、テント泊と言ってもテントは各自持ち込みなので、
テント組と山荘泊組に分かれ、女性を中心に半分は山荘素泊まりとなり、夕食は皆でカレーを作った。

一泊用のザックはいつも重い!既に8キロ強に、夕食材料のお米や野菜、ビール、ジュース、おつまみ…
皆で分担して持って上がる為、私のザックは10キロになってしまい、腰と肩にズッシリ響く (>_<)
西穂山荘までは急な登りもなく、ロープウェイ終点の西穂高口から2時間弱だったので助かったが
テントや大きな鍋、コンロなどを担いで下さった頼もしいHC 男性の皆さん、大変だったかな?

初日は山荘での宴会交流が目的だったので、山荘の周りでのんびりした後は早速カレー作りに取りかかる!
快晴で暖かく、この日の山荘前は異様に混んでいて、テーブルは独占できず ^^; 
端っこの狭い椅子上で何とか材料を調理!中腰でちょっぴり疲れたが、皆でやれば手際も良い。
カレーを煮込んでいる間に、サラダ、ご飯はアルファ米にお湯を入れて、15分で出来上がり (^^ゞ
各自持ち込んだ自家製のお漬物などで、既に宴会は始まり、最後まで料理に奮闘していたHCメンバー
何だか最初から最後まで、他の皆さんをご招待したような役割分担だったが、美味しく出来たのでまぁ良いかぁ (^^ゞ
標高2385mの西穂山荘でカレーを作る事が出来て、貴重な体験にまぁまぁ満足!

山荘の消灯は早い!それにしてもまだ7時過ぎ、寝る準備をしていたらテン泊組が星が綺麗だと呼びに来て
早速外に飛び出し、天の川も見える星空にうっとりしながら、しばらく皆で星を見ていた ☆ 

テン場も混雑し、急遽ヘリポートまでテン場となっていたが、山荘も超満員でお布団は2人に一枚!
 加えて夜中には、誰かの異様な程の大きな鼾が部屋中に響き渡り、眠れない人続出だった (-"-)
山小屋はこんなもんかと分かっていても、体力勝負の登山だけに、眠れないのはとても辛い。。。


第2ロープウェイからスタート! 



鍋平駐車場 に車を止める…ここからも 笠ヶ岳 がクッキリ!
 

 
第2ロープウェイの しらかば平駅 へ 



ロープウェイの中から撮った 西穂高岳 と 槍ヶ岳方面 


 
ロープウェイから何気に撮った画像だが、西穂独標から山頂までの全容 を横から見た、貴重な画像となる!
西穂山荘より伸びているなだらかな尾根から、 独標を先頭にアップダウンを何度も繰り返し登った
ロープウェイのガラス越しだが、西穂高岳までの稜線が、登る前に撮れていた事に自分でも驚く (^^ゞ



ロープウェイの中から撮った 槍ヶ岳方面 … 3000mを越える山々の 槍ヶ岳、大喰岳、中岳 …


乗車7分で千石平へ 。。。


 
しらかば平(1308m)から一気にロープウェイ終点 西穂高口 (2156m)に着いた!
笠ヶ岳が大きい! 屋上からの眺望を楽しむ観光客に見送られ?登山口へ…


西穂山荘に到着!


 
狭いテント場 …1時間半強の登りで西穂山荘に到着した!
午後1時前だと言うのに既にテントが張られ、空きスペースは少ない (@_@。



西穂山荘の玄関横の便利な場所に、誰でも自由に使える 荷物置き場 があった!
棚で区切られており、かなりのスペース!他の山小屋では余り見た事がなく、とてもありがたいと思った。
一泊ではザックも重く、明日の山頂登山で不要なものは、ここに置いて行くことにした。



山荘から10分程登った場所から、ケルンと 西穂独標、山頂方面 を撮る!
夕食準備までの時間はたっぷりあったので、下見を兼ねて6人で途中まで行ってみる事にした!
山荘に到着した時は青空だったが、宿泊の手続きなどでモタモタしてしまい、かなり出遅れたかな?
2時過ぎだったが一気にガスが湧いてきて、この後山頂は隠れてしまった (>_<) 


 
 16時頃の山荘前広場


 
大鍋に美味しく出来上がった26人分の 具だくさんカレー と、今日の 夕日

 

2日目…独標~西穂高岳(2) へ



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東北山行…栗駒山

2010年08月09日 | 北陸&長野県以外の山

栗駒山の昭和湖


 女3人、200名山東北4座 4日間の旅 …

1日目…姫神山  2日目…和賀岳  3日目…焼石岳  4日目…栗駒山

2010/07/06(火) 栗駒山(1627.4m) …  須川温泉登山口(R342沿 秋田側)より

須川温泉登山口(5:45)→昭和湖(6:40~45)→秣岳分岐(7:30)→栗駒山頂(7:50~8:15)
→秣岳分岐(8:30)→秣岳(10:20~35)→須川湖登山口(11:20)→須川湖キャンプ場(11:40)


須川湖管理人のおじさんは、約束通り早起きして登山口まで送ってくれた 。。。。。。

栗駒山は、岩手、秋田、宮城、山形の4県にまたがる標高1627.4mの休火山で、岩手県側では須川岳と呼ぶ。
それもそのはず、栗駒山麓にある須川温泉(岩手県一関市)では、豊富な温泉の恵みで一大観光地となり
登山者のみならず、湿原の散策、温泉や足湯、昭和湖までの散歩など、色んな自然を楽しめる場所だった!

案内地図によると、他にも色んな入山コースがあり、それぞれが花の違いなどの特徴があるようだが
宮城県側からのほとんどのコースは、やはり2年前の岩手宮城内陸地震の被害で秋頃まで通行止めと、
栗駒山頂の看板に書いてあった!( 震源直上にあった栗駒山一帯を含めて、相当な被害だったようだ )
全面通行止めとなっていた岩手県側のR342 (一関須川~真湯)も、災害復旧工事により5月30日に開通したばかりで、
今回、遠回りをすることなく限りあるルートで栗駒山に登れたのは、とても運が良かったと言える (^.^)v


今回歩いたのは、現在地より名残りヶ原(お花畑)から地獄谷、昭和湖、秣岳分岐から栗駒山ピストン
分岐に戻り、天馬尾根コースから秣岳山頂経由で、須川湖キャンプ場に戻った。


お花畑の名残りヶ原を過ぎると、硫黄の臭いがしてきて、やがて流れる源泉や地獄谷の横を歩くようになる。
昭和湖では周りがガスっていたが、湖だけは綺麗に見えていて美しさに感激!
昭和湖を少し過ぎてから尾根に出るまでの登りは、これでもかっと言う程、けっこう急な階段が続く。。。
栗駒山山頂では、ちょうどガスに包まれ、期待の360度、鳥海山などの眺望がなくて残念 (*_*;
天馬尾根コースは3ピークを越えたのでかなり長距離だったが、オノエランの群生やウラジロヨウラク
サラサドウダンなどが登山道両側に咲き、ちょうど見頃で、花々や須川湖の遠望などを楽しむ事が出来た。
距離にすると約10kmを午前中の6時間(休憩含む)で歩いた計算、かなりの頑張り? (*^^*)v

4日目にして私の足の疲れはピークかな?と思われたが、不思議と今日が一番快調 (^^♪
これも、3日連続で入った温泉効果なのか?単に足が慣れたせいなのか?
栗駒山から秣岳を一周しても昼前には戻れたので、キャンプ場にて残っていた食料で昼を済ませて
須川高原温泉の名物露天風呂を楽しみ、ついでに観光客気分で足湯もして、冷たいかき氷も頂いて
仙台駅21:45発の夜行バスまではたっぷり時間もあり、久々にゆったりと時を過ごす事が出来た!

一関ICから仙台宮城ICを経由して仙台駅へ…レンタカーを返却した後は、東北に来て初めての外食 (^^ゞ
やっぱりここ仙台では名物牛たんかな?と言う訳で、お店の候補は色々あったけど
3県をまたぎ歩いて来たのだから、これ以上はなるべく歩きたくないかも?と言う無言の合言葉で
仙台駅の新幹線ホームがある3階、牛たん通りの人気店… 「 牛たん炭焼き 利久 」にて
牛たん定食と、お疲れさま生ビール で乾杯し、4日間とも無事に終える事が出来た旅の最後を祝った。


秋田、岩手県境を挟んで登山口は2ヶ所。。。


 
二つの登山口は直ぐに合流するが、県境を挟み岩手県側、須川高原温泉の足湯を通り抜ける登山口と、
秋田県側、R342沿いにある駐車場からの登山口があり、須川湖キャンプ場に泊まった関係で
秋田側から入り、10分程で何やら 猫の後姿のような大岩 (左)が頭上に見えた。
間もなく 名残りヶ原 へ出ると木道が続き、一面のワタスゲに交じって朝露に濡れたお花畑の出現!(右)



硫黄の臭いがする、足湯へと流れる源泉の横が登山道となっていて、途中で横切り左手の登山道へ入る。



立木もトドワラのように枯れていた 地獄谷 を左手に見ながら、階段風の登山道を通過。



地獄谷を過ぎて、池塘やお花畑を見ながら木道を歩き、登山口から1時間弱の変化に飛んだ優雅な登りで、
この神秘的な、青乳白色の 昭和湖 が待っている。
直ぐそこまでガスが迫っていたが一瞬風も止み、鏡とまではいかないが、なかなかの美しさにうっとり (^.^)
危険立入禁止の看板と共にロープで囲ってあったが、暖かい温泉なのか?冷たいのか?気になるところだ。



昭和湖を過ぎて20分程で、左横に雪渓の残る登山道となり、周りは急激にガスってきたが
この辺りから雪解けとともに咲く花の数が多くなり、群生も見られるようになる。
ここから少し先からは、これでもかって言う程のけっこう急な階段の登りが20分程続く 。。。



一気に登り息も絶え絶えになった頃 ^^; 秣岳分岐 に着いた!山頂まで800mの看板を見てホッとする。


 
(左)天狗岩 これが天狗岩かな?表示がないので分からないが、天狗の横顔にも見える。
(右)両側が切り立った山頂までの尾根!益々ガスってきて足元以外全く先が見えず、まるで雲中の登山道!



ガスの 栗駒山山頂! … 等三角点 ( 肝心な数字が抜けている )
鳥海山、岩手山…目を凝らしても何も見えないので、軽食を取って早々に立ち去る 。。。


分岐点に戻り、天馬尾根コースを歩く 。。。


天馬尾根コースに入った直後から、サラサドウダンやウラジロヨウラク、足元にはオノエランが咲き
途中で見つけた看板を見て納得!サラサドウダン街道と書いてあった (^.^)
ガスもやや落ちつき、須川高原最大の高層湿原と言われている竜泉ヶ原を見ながら歩いた。。。



3つ目のピークから後ろを振り向き撮った画像。



後ろに見えているようなピークを3回超えて、オオシラビソの群落も越え、ようやく山頂への登りとなる。


 
(左)秣岳山頂 (1424m)                                (左)立派な三角点があった。


 
(左)山頂から栗駒山方面                    (右)眼下に須川湖や登山口の須川温泉が一望できた。


栗駒山で出会った花たち 。。。


 
コイワカガミ                          雪解け箇所で群生していた ヒナザクラ



登山道両脇の足元や広場に群生していた オノエラン



ウラジロヨウラク もいたる場所で群生、花は北陸で見かけるよりも若干小振りに見えた!


 
ハクサンシャジン と ウラジロヨウラク                          イワイチョウ



天馬尾根コースには、サラサドウダン街道があり、サラサドウダン が満開の鈴なりで群生していた。



ハクサンシャクナゲ


 
ハクサンシャクナゲ …赤系から白っぽいものまで色とりどり、特に栗駒山頂付近に多く、見頃となっていた。



秣岳への天馬尾根コースに、群生して咲いていた タテヤマリンドウ



秣岳からの下山で見つけた ギンリョウソウ


下山後青空が広がる!



お天気は回復傾向だったが、午後の山頂付近には雲が停滞、下山から20分程歩いて 須川湖 に戻った。


午後は温泉三昧


 
大日岩(下の画像)を見上げながら入った、須川高原温泉の名物 露天風呂 と、隣にあった 足湯
標高1129mの高地にあり、驚異的な湯量と珍しい泉質で日本を代表する豪快な温泉とのこと
栗駒山荘もそうだったが、顔を洗ったら目に強烈に染みて、しばらく開けられなくなった!始めての経験!

栗駒山荘とは違い洗練された造りではないが、源泉にも近く豪快なかけ流しで、後半貸切の贅沢をした (^.^)v



ここ須川高原温泉でかき氷を食べたお店のご主人の話では、地震で 大日岩 も相当崩れたらしい!
そして、地震の直前の昭和湖の色が、今まで見た中で一番綺麗だった言う!ほ~何だか不思議だが怖い話かも?



帰路の東北道SAの裏手にあった、スモークツリー
散歩コースになっていて、近くにはラムサール条約湿地の 化女沼 (けじょぬま)展望広場もあった。

2度目に寄った東北道のSAで、何と!つぶ沼&焼石岳、須川湖&栗駒山が同じだったグループに遭遇!
3度目の正直で、どちらからともなく花の話になり盛り上がる!(東京まで車で帰宅らしかった)



お疲れ様の、牛たん定食 と 乾杯生ビール  仙台名物 ごちそっさま~ (^人^)


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

今回の東北200名山4座の中で、一番印象に残ったのは 和賀岳! ニッコウキスゲの見頃と重なった
と言う事もあるのだが、長い林道を経て本当に奥深い場所に立ったと思え、鋭気を貰える山だった!
もう一度登ってみたいと思ったのは 栗駒山! いつか災害復旧工事が終えたら、宮城側の全ルートも開通し
秋の紅葉の頃には、2年半待ってましたと、どっと人の波が押し寄せるに違いない ^^;
東北のほぼ真ん中に位置する栗駒山から、360度の東北の名山を見渡してみたい (*^_^*)
そして須川湖キャンプ場のおじさんには、金沢名物のお菓子を忘れないで持って行こう!

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東北山行…焼石岳

2010年08月04日 | 北陸&長野県以外の山

焼石平の ヒオウギアヤメ


 女3人、200名山東北4座 4日間の旅 …

1日目…姫神山  2日目…和賀岳  3日目…焼石岳  4日目…栗駒山

2010/07/05(月)  焼石岳(1548m)  … 岩手県奥州市 つぶ沼登山口より

登山口(5:45)→金山沢(6:45)→石沼(7:40)→銀名水(8:55~9:15)→泉水沼(10:35~40)
→焼石岳(11:00~11:30)→銀名水避難小屋(13:10~50)→金山沢(14:15)→登山口(16:05)

 
昨夜は初のテント設営だったが、夜中に10匹ほどの蚊と奮闘!ど~も、天井の空気穴から入って来たようだ。
狭いテントの中では蚊も逃げ場がなく、私がライトを当てると、あっと言う間に誰かさんの平手打ちに合う (^^ゞ
わっ真っ赤だ!誰の血を吸ったの?…約1名は、痒い痒いと寝言を言いながらもス~ス~平和に寝ていた。
梅雨時の東北は寒いと思っていたが、これが意外と暖かくて、シュラフなしでも寝れそうなくらい。
寒かったのは朝方だけだったが、今朝も4時起きで登山口出発6時を目指す。 

焼石岳には、つぶ沼登山口、中沼登山口、東成瀬3合目登山口、この3つの登山口があるが
中沼登山口は、H20年6月の岩手宮城内陸地震の被害により、現在も林道が通行止めになっている。

今回の私達は一番難易度の高い(距離が長い)つぶ沼登山口、他の皆さんは東成瀬に向かったようだった。
焼石岳山頂までの総距離 8.6km 標準タイム4時間40分に加えて、焼石神社、焼石沼をぐるっと回り、
更には、東焼石岳をピストンしてつぶ沼登山口に戻ると言う計画で、お花畑への期待度も高かったのだが
出足から泥沼の登山道で、何処をどう歩いてもヌカルミは避けられず、靴もスパッツも泥んこ (>_<)

おまけに、もう一つ災難が …

も~いい加減にして!って思う程、泥沼道が続き、足に気を取られている間にヤブ蚊の集団に襲われた!
しかも服の上から容赦なく刺してきて、足肩首背中…50ヶ所ぐらい腫れて赤くなっていた (>_<)。。。
ず~っと着いて来たのか?東北の蚊、恐るべし!

中沼との分岐まではブナ林が続き、分岐には雪渓も残っており、湿地の為 水芭蕉が見頃となっていた。
銀名水にはその名の通り美味しい湧水と、そして近くには立派な避難小屋があった!
山頂の更に奥を回る計画のようだったが、私の体力では山頂までのピストンが限界かなと思い
元気なお二人には銀名水から先に行ってもらい、下山時に避難小屋で待ち合わせをすることにした。

銀名水を少し過ぎると、例年7月いっぱいまで残ると言う大雪渓があり、アイゼン無しで慎重に歩く。
中沼分岐辺りからようやく花が見られるようになり、焼石平では濃い紫色の ヒオウギアヤメ が可憐だった。
泉水沼まで来ると、右手に大きく焼石平が広がっていて、壮大な景色をベンチに腰を下ろして眺められる。
山頂を目前にして、沼のほとりで一人のんびり、長い道のりだったので何だかホッとする場所だった。

湿原地帯が多く、それゆえに花の数も多いのだろう…登山道は岩場や小沼、沢ありで、
特に湿地の箇所は木道となっていたが、全体的に歩きにくいと言う印象が強い山だった!

山頂はガスっていて、残念ながら視界ゼロ!花も例年よりは少なめだったが、それなりに楽しめた^^;


R397 沿いに登山口。。。



つぶ沼キャンプ場から、R397を挟んで反対側に大きな駐車場 ( トイレあり100台 ) があり、
駐車場から徒歩2~3分のR397 沿いにある階段が、つぶ沼登山口 となっていた。


 
下の方に花はなく、2時間近く歩いてやっと見つけた ギンリョウソウ

 

登山道から眼下に見えていた、エメラルドグリーンの 石沼

 

中沼登山道との分岐 ( 右方向へ下りると中沼 )では、よじ登るのに苦労した雪渓が登山道をふさぎ、
雪解けの箇所から順に、水芭蕉と立金花 が仲良く群生して咲いていた。


中沼分岐過ぎ辺りから、花が多くなる 。。。


 
怪獣の足跡のような形の葉っぱ… カラマツソウ の群生



コバイケイソウ の群生


  
薄紫の ハクサンチドリ (左)も多く咲き、ミヤマツボスミレ(右)や シラネアオイも見頃だった。


銀名水で一息つく 。。。



銀名水 まで3時間強の歩きで一休み、左隅から流れ出ている水を、置いてあった重い柄杓で飲んだ。
銀名水だけに銀の柄杓?そんな訳ないかぁ…冷たくて美味しくてゴクゴクいけて、体に染みわたる (^^)v



銀名水から、穴だらけで崩れそうな小さな雪渓を渡り、振り返ると小高い場所に 銀名水避難小屋 が見えた。
夏場は木が生い茂り特に表示もなく、登りでは普通に歩いていたら見逃してしまいそうな位置にあるようだ。



帰路に待ち合わせをした避難小屋内部、北陸で良く見かける造りとは少し違い、外玄関で靴を脱いで上がる(帰路撮影)
上段も合わせると30人位は寝れそうで、トイレも3つあり、男女兼用、女性用、冬用と分かれていて
夏は豊富な沢水を利用した簡易水洗、冬期用は非水洗と書かれていた。
そう言えば初日に宿泊した甘露水休憩所にも、男女別に分かれてトイレが4つあった!
6月の始め大日山に行った時、大日小屋、カタクリ小屋とも、たった一つのトイレが物置状態になっていて
冬期間は使用できなくしてあったのを思い出し、水量の違いがあるせいか?比べれば随分と親切だ (^.^)


いよいよ銀名水大雪渓へ 。。。



雪渓の入口に咲いていた、黄色が愛らしい リュウキンカ



梅雨時なので融けたのだろう、特大と言う程ではなかったが 大きな雪渓 を慎重に渡る。


 
(左)中央にポツンと、直径1m程の岩 が気になる!直撃されたら…と思うとゾッとした。(右)後ろを振り返る。


雪渓を過ぎると、岩場や沢水が流れる登山道が続く 。。。


 
日本庭園の池に置かれた石を渡るような感覚で、ポンポンと歩く。


 
木道あり、沢道ありで平坦な道は少ない。


泉水沼のある姥石平までは花を楽しむ


 
イワイチョウ                             コバイケソウ


 
チングルマ                            コイワカガミ


 
ウサギギク


 
特に多かった ウラジロヨウラク                   綿のような花??



ヒオウギアヤメ



ベンチのある 泉水池 から山頂 (中央ピーク)は目前!



左手にどっしりと大きく横たわっていた 横岳!泉水沼分岐から行く事が出来る。



泉水沼 を振り返る!若干揺れるハート  …私の心と同じ?(*^_^*)


 山頂に辿り着く!

 
 
山頂近くで咲いていた、 ミネウスユキソウ と 東北や北海道に多い ホゾバイワベンケイ


 
つぶ沼キャンプ場で会い、東成瀬3合目から登って来たパーティーの方と同着で、証拠写真だけ撮って頂く!
ガスで視界は全くなかったが、三角点にタッチ してここで昼休憩を取った。


銀名水避難小屋で再会


下りは一人黙々と銀名水まで!避難小屋で待つ間、もしかしてお昼寝ができるかな?と思っていたが甘かった ^^;
20分もしたら玄関で、「こんにちわ~」と、聞き覚えのある声がして、自宅のように2人を出迎える。
早っ!聞けば、思ったより花が少なかったので東焼石岳には行かなかったと言うのだが、それにしても早い!
そして4時間振りの再会を祝して、更に3人で大休憩!…一旦靴を脱ぐとお尻が重くなる?



帰路にはクッキリ見えていた、石沼の頭上に 焼石岳(左ピーク)と 東焼石岳

長い道のりを、またあのヌカルミと睨めっこしながら下りてきたが、靴は泥あんこの おはぎ状態 ^^;
そう言えば、須川湖の管理人さんが靴まで気にしてくれて、洗った後は発電機近くに置いてくれたんだった!
お陰で次の日は、また綺麗になって乾いた靴で登る事が出来た。m(__)m


須川湖キャンプ場へ 。。。


下山後は、明日4座目の栗駒山登山の為に 須川湖キャンプ場に向かった。
そしてここで、今回の東北山行の中で忘れられない、キャンプ場の管理人さんとの出会い

サイト料は一人 420 円(栗駒山荘の湯200円割引チケット付)3泊目にして初めての宿泊料が発生 (^^ゞ
特別に交渉して管理棟の廊下にテントを張らせて頂き、近くにある栗駒山荘の温泉で汗を流して戻った。
管理人さんは24時間一人勤務のようで、荷物は部屋の中に入れなさいと言ってもらったり
夕食は明るい管理棟の中のテーブルでおじさんと一緒に、しかもおじさんの取っておきのビール で乾杯!
グラスもお皿も、ポットのお湯までも提供して頂き、温めるのなら電子レンジを使いなさいと言って
何やら配電の切り替えに、隣の小屋まで走って、使い終わったらまた小屋まで走ってくれた。
とにかく話好きで、四季折々の写真を見せてくれたりどんどん話題は広がって行き、3日目にして疲れている私達は、
寝ますと言うタイミングが掴めなくて少々苦笑いだったが、親切なおじさんには心から感謝だ!
テントに入ってからも、誰かコーヒーを飲みたい人はいませんか?と声をかけに来てくれた ^^;
モーニングコーヒーなら飲みたかったけど、「おじさんありがとう!もう寝ます…」 やっと言えた。

登山口と下山口が、徒歩1時間位離れていて、下山後もここ須川湖キャンプ場まで20分位歩く必要がある為
明日は早朝にもかかわらず早起きして、徒歩40分位の登山口まで、おじさんが車で送ってくれると言う。
私達3人を、我が家族のように迎え入れてくれて、もちろん他のキャンパーさんにも親切だったが
次から次へと思いもかけないお世話をして頂き、人との出会い触れ合いが必至と身に沁みた!



一大キャンプ地となっている 須川湖 だが、夏休みにはまだ早い月曜と言う事もあり2組のみ!
右側の軽は、次の日登山口まで送って頂いた管理人さんの車。
2日前の夜は、この須川湖に星  が映り、湖の中で輝いたのだとおじさんは言う (@_@。
見かけに依らずロマンチストな方で、一人で毎日見守っているこの場所が大好きなんだろうなぁと感じた。

 

ここでもちゃっかり、雨風の当らない 管理事務所 の廊下(ベランダ)に、オレンジテントを設営! 



お風呂は車で5分程の 栗駒山荘 …割引ありで400円にて立派な温泉で疲れをとる。
山荘と言ってもここは登山者ではなく、ほとんど観光客がお泊りする高級ホテルだった!
晴れていれば、秋田富士とも言われる鳥海山を露天風呂から眺める事が出来るそうだが、この日はNG

毎日の下山や車での移動は大変だが、その分毎日色々な温泉  が楽しめて
その日の疲れはその日のうちに! 何処かで聞いた宣伝文句だが、今回はそんな山行だ! 

 
4日目…栗駒山登山へ 




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東北山行…和賀岳

2010年07月14日 | 北陸&長野県以外の山

和賀岳への登山道両脇、数キロに及びニッコウキスゲが咲き誇っていた!


女3人、200名山東北4座 4日間の旅 …

1日目…姫神山  2日目…和賀岳  3日目…焼石岳  4日目…栗駒山


2010/07/04(日)    和賀岳(1440m) … 秋田県大仙市 甘露水登山口より

甘露水休憩所(5:50)→甘露水登山口(6:00)→滝倉避難小屋跡(7:00)→倉方(7:35)→薬師分岐(8:15~20)→
薬師岳(8:30)→小杉山分岐(9:05)→和賀岳(10:15~11:00)→小杉山分岐(11:45)→薬師分岐(12:20)→
倉方(12:40)→滝倉避難小屋跡(13:00)→甘露水登山口(13:40~45)→甘露水休憩所(13:55)


谷川の水の流れ音で心地良く目覚める!朝食を取ろうとしていたら、男女二人のトイレ訪問者あり。
登山口に宿泊の私達より早く、まだ5時前だと言うのに登山開始のようだった!
その後、単独の男性一人に続き、甘露水で美味しい水をいっぱい飲んで、6時ちょうどに登山開始。
甘露水口~和賀岳までの全行程7.7km、標準タイム4時間15分となっていたのだが
実際の記録はピッタシ4時間15分で登る事が出来て、ホッと一安心 (^^ゞ (私が先頭だったので)

ガスに包まれて先が見えない事が多かったが、ス~と引いて稜線が見えた時は、思わずわ~っと叫ぶ。
そして何よりも感動したのは、薬師平近くから小杉山を経て小鷲倉辺りまで数キロに渡り
ニッコウキスゲが登山道の両脇に咲き誇り、キスゲロードと呼びたいくらいにずっと続いていた事だ!
「もう~私、明日が大雨でも満足 ♪ 」と言ったら、明日が今回のメインだとリーダーからお言葉が返る ^^;

地図によるとこの辺り、「 和賀岳自然環境保全地域 」 となっていたが、
真木林道入り口から登山口まで10km程あり、岩手側からも秋田側からも4時間以上の登りとなるので
1440mは高山ではないが、秋田岩手の県境となる、かなり奥地に来たのだなぁと言う印象だった!

帰路は同じコースをたどり、明日の焼石岳登山の為に、つぶ沼キャンプ場まで車を走らせた。
つぶ沼では炊事棟の中にテントを張ってから、車で15分程の「焼石クアパークひめかゆ温泉」にて入浴
この温泉は「美肌の湯」と言うだけあって、とろっとろの源泉で良いお湯、連日の疲れも取れた!
温泉の後は例によって乾杯ビールを買い込み、2~3人用のテントに3人ギュウギュウで就寝。
つぶ沼では私達を含めてテントが4張り、東京からの男女5名と単独の男性1人の3グループだった。


和賀岳までの登山道 …



甘露水休憩所から、林道を徒歩10分強で甘露水登山口、薬師岳、小杉山、小鷲倉を経て和賀岳へ



登山口にあった、美味しい水の 甘露水 …帰路は空のペットボトルにしっかり詰め込む。


登り始めはブナ林を歩く 。。。


 
登山口からブナ台と言う看板を過ぎる辺りまでの40分位は、美しいブナ林の中を歩く。
足元には ギンリョウソウ や、花が終わって実になった サンカヨウ などがチラホラ…



倉方と言う看板を過ぎて10分程で、右手が大きく開けて ニッコウキスゲ の黄色がパッと目に入って来た!


 
2時間強で 薬師分岐 に着き、何かお腹に入れようとしばし休憩!足元には コバイケソウ が咲いていた!
稜線に出てからはガスに包まれて視界はなかったが、その分足元で咲く花たちが可愛く見える。


薬師岳山頂に到着!


 
山頂には薬師堂があり、薬師岳頂上 (1218m)の看板と、和賀岳自然環境保護地域の看板が並んで建つ。


薬師平のお花畑を歩く 。。。



ニッコウキスゲイブキトラノオ が一面に咲き、ハクサンフウロハクサンチドリ もチラホラ。。。



とても広くて気持ちの良いお花畑の 薬師平 を歩く。。。


キスゲロードはまだまだ続く 。。。



先を見ると不思議な事に、ちょうど登山道の両脇だけに咲いていたようだった。



小杉山分岐を過ぎても、ニッコウキスゲロード が続いていた。


やがて山頂がクッキリ見えてきた!



小鷲倉と言う看板を過ぎた辺りから、周りのガスはスッキリ晴れて山頂が目前に迫る。



小鷲倉辺りからニッコウキスゲは終わり、コバイケソウの群生ウラジロヨウラク の花が目立ってきた。


山頂近くの花たち 。。。



小さくて濃いめのピンク… ウラジロヨウラク


 
トキソウ                                オノエラン

 
チングルマ …山頂広場ではチングルマが群生し、まだ花が咲いていた。



イワイチョウ


 
ハクサンチドリ                  (右)??(花は蕾だが葉に特徴あり…ご存知の方コメント下さい)


和賀岳山頂に到着!



和賀岳(1440m) 三角点 と 山頂看板 …薄っすら見えている山名は特定できず ^^;



和賀岳山頂の…同じ甘露水から登った2組は既に下山したが、山頂には先客のご夫婦が休憩していた。
どうやら、私達が最初に計画をしていた、秋田県側の高下登山口から来たようだったので
和賀川を徒渉する箇所はどうだったか?と、リーダーが尋ねたところ、やはり昨夜の豪雨で増水していて
足首以上に水があり、登山靴の中も濡れたと言う事だった (◎o◎) 私達の先見の眼は素晴らしい!


帰路もまたキスゲロードを快適に 。。。



この辺りではガスが晴れ、遠くの山々も墨絵のように見えてきた。



谷の方に シラネアオイの群生 を見つける。( 画像は望遠で撮った一部 )



山頂では太陽が顔を出し青空も見えたが、帰路途中に山から竜巻のように湧き出る怪しい雲行き…


下山後は早々に、つぶ沼に向かう!



今回 つぶ沼キャンプ場 では、ちゃっかりこの炊事棟の中にテントを張らせて頂いた (^^ゞ
夜中に2回程、ざ~っと雨音が聞こえていたが、屋根があるお陰で濡れる事はなかった。



3日目…焼石岳登山へ 

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東北山行…姫神山

2010年07月13日 | 北陸&長野県以外の山

宮城県仙台駅から始まった、女3人200名山東北4座、4日間の旅…


1日目…姫神山  2日目…和賀岳  3日目…焼石岳  4日目…栗駒山

東北には規模も大きくて設備の整ったキャンプ場が多くあるようで、今回の東北4座山行は
往復は夜行バス、移動はレンタカー、宿泊(3泊)は全てキャンプ場でのテント泊と決まった。
観光の予定は無しだったが、私の頭の中では大雨が降ったら温泉でのんびりも良いなぁ…^^;
と言う事で、密かに温泉の下調べもバッチリ!梅雨空は心配だったが考え方次第で楽しい山行

結果、雨に会う事はなく 4座完登

梅雨の真っ最中なので、4日間ともお天気や視界、眺望もパッとしなかったが
雨の予報が曇りに変わり、北陸では余り見かけない思わぬ花の群生に出会ったり、
東北人の優しい人情に感激したり、全てが良い方に転んで、思い出深い4日間の山行となった!



2010/07/03(土)  姫神山(1123.8m) …岩手県盛岡市一本杉登山口より

仙台駅(レンタカー)→一本杉キャンプ場 P (10:40)→登山口(11:00)→一本杉(11:10)→五合目(11:25)
→八合目(11:50)→姫神山頂(12:30~13:00)→コワ坂登山口(13:45)→一本杉キャンプ場 P (14:05)


前日の2日(金)金沢駅21:50 発の夜行バスにて移動、早朝6:20 に予定通り仙台駅に到着した!
レンタカーの営業が8時からだったので、仙台駅構内の綺麗なトイレで洗顔後
仙台駅東の2階広場のベンチにて、曇り空を心配しながらのんびり朝食を取った。

初日、仙台宮城IC~盛岡ICまで高速を利用して岩手県側に入り、登山口Pまで約2時間半の大移動!
下山後、2日目の和賀岳登山(岩手側の高下登山口から登る予定だった)の為に、
志賀来キャンプ場に向かうはずだったが、高下側は和賀川を徒渉する箇所があり、雨による増水が心配で
(夕方から雷雨の予報だったので)急きょ変更し、秋田県側の甘露水登山口に向かうことにした。

甘露水登山口には休憩所があり、山小屋としての宿泊も可能との情報を調べてあったので
登山口変更に何ら迷う事は無かったが、レンタカーのナビではなかなか登山口の特定が出来ず
携帯電話の i モードで、和賀岳登山口への真木林道の情報を引き出し、便利な世の中に感謝 (^^♪
当初の予定の志賀来キャンプ場には天然温泉があったので、下山後向かうだけで良かったのだが、
やはり温泉も、もしものことを考えて下調べをしておいた甲斐あり (^_-)-☆
途中、「ユートランド姫神」と言うクアハウス(宿泊や買い物も出来る温泉)に寄って汗を流し
(そしてここが大事!)途中で見つけた酒屋さんで、キンキンに冷えた乾杯ビールも買い込んで ^^;
まだ明るい18時頃に、和賀岳登山口の甘露水休憩所に到着し、夕食後マイシュラフで快適就寝。



悪評だったマイ荷物の多さ …^^



一人で持つにはヨタヨタ…見かねた優しいお姉さま達が交代で手を貸してくれた (^^ゞ

仙台駅東の2階広場 は広くて、太陽電池を利用したecoなエレベーターが3基、エスカレーターが4基あり
仙台駅は西口東口とも、通り抜けの通路を挟み、2階が玄関口になっていた。(新幹線は3階)

レンタカーなので、取りあえず車まで運べば良しと思ったが、駅の構内を移動するだけでも大変な労力!
コンパクトにまとめた皆さんと何処が違うのか?と、自分なりに検証したところ、
私の場合バスタオルが2枚とフェイスタオルが5枚、皆さんはフェイスタオル2枚のみ!
皆さんは食料の箱は捨てて中身だけ、私は箱ごと持参で、結果ゴミが沢山!
皆さん服装は薄手のジャージスタイル、私は最後の仙台は居酒屋で乾杯と聞いてジーパンまで持参!
雨でずぶ濡れになるかも?と予測して、着替えも多めに入れてきてしまった^^;
途中で買えなかったらと心配だったので、果物もわんさか、化粧品も普段通りの重さ
キャンプや雨を予測して、洗えるサンダルは持ってきたが、スニーカーを履いてきてしまったことや
何かと心配性で、シャンプー、ボディーシャンプー&トリートメント、ラジオ付き懐中電灯…などなど。

流石に今考えると、呆れられるほど多かった!無くても良い物がいっぱいあり反省 (-.-) …


一本杉キャンプ場より登る!



一本杉キャンプ場の登山口 、大きな駐車場に右はトイレ…ここから3分程先に本来の登山口があった。
下山はコワ坂登山口に下山し、車道を15分程歩いてキャンプ場の芝生広場経由で駐車場に戻った。
姫神山登山コース(案内図)の拡大は こちら


 
登り始めて10分程で 一本杉 …周りの杉より太いが(右画像中央)名所と言う程でもなさそう ^^;


 
八合目を過ぎた辺りから、キバナノヤマオダマキ の花が目立ってきた (右は ヤマオダマキ



山頂近くからは、大きな岩場の登山道となり、(中央)大きな薄くて丸い円盤、UHOのような岩が
他の岩の間に食い込むようにして重なっており、どちらかと言うと一本杉より目を引く岩場だ!



多くの下山者と擦れ違いながら、賑わう 姫神山頂 に到着! 岩手山は雲の中…


姫神山頂の花たち…



ウスユキソウ


 
 ウスユキソウ (山頂の岩間に多く群生)         コミヤマハンショウヅル (東北の高山に生える)  


 
マルバシモツケ                                   ??
        

移動の途中に岩手山が見えた!



下山後、車で移動中の14時半頃、薄っすら 岩手山 が頭を出した!

この後温泉につかり、岩手県側の山中にて突然の雷雨に会い、明日の山行がやや心配になったが
秋田県の方に入るとどうやら穏やかになった。(後の情報では、この日は地震もあったらしい)


和賀岳登山口の甘露水休憩所に到着!



甘露水休憩所 …男性用、女性用、和式、洋式と別れた綺麗で匂いのないトイレが部屋の中に完備。
1階2階合わせて、10人位はゆったり泊まれそうな広さで、飲めないが玄関先に水を引いてあるので
洗顔や靴の泥を落としたり、食器なども洗えてとても便利だった!


 
15台程の駐車スペースもあり、車でも行ける林道の700m先には、美味しい 甘露水 が流れている。
(右画像)キャンプ初日にして、この広くて新しい休憩所を3人で貸切り (^^♪ ラッキー
私の大荷物の整理もゆったり出来て、乾杯ビールも美味しかった (左画像)お世話になったビッツさん。



2日目…和賀岳登山へ 

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鈴鹿山系の主峰…御在所岳

2010年05月15日 | 北陸&長野県以外の山

富士見岩展望台より、鎌ヶ岳と御在所ロープウェイを望む 。。。


2010/05/08(土)  ハルリンドウ咲き乱れる御在所岳(1212m)へ 。。。

金沢駅西(4:30)→金沢西IC(4:45)→関ヶ原IC(6:40)→登山口P(07:55)→中登山道口(08:20)→
おばれ岩(09:00)→六合目キレット(09:30)→富士見岩展望台(10:30)→朝陽台広場(10:40~50)
→御在所岳頂上~望湖台(11:15~25)→昼食(11:35~12:10)→一の谷新道口(12:30)→
山の家(13:50)→中登山道口経由登山口P(14:00)→湯の山温泉(14:10~15:10)→関ヶ原IC(16:20)
→金沢西IC(18:15)→金沢駅西(18:30)

 
鈴鹿山系の主峰 「御在所岳」 は、三重と滋賀の県境に位置するとのこと!金沢から日帰り計画の為、
早朝4時半集合となり、自宅を出た頃は真っ暗で空には三日月だけがポツンと輝いていた。

そして予定通り、ジャンボタクシーにて9名で金沢駅を出発!

 中道登山口は既に標高580m、標高差632m、途中に奇岩や絶景のポイントがありとても良いコースだった!
登り始めから岩場が続き、持っていたストックは返って邪魔になり早々に仕舞い込む!
6合目にはキレットがあるが、構えていただけに拍子抜けかも?キレットよりも危険で注意が必要だったのは、
帰路の一の谷新道だ!場所によっては縦横の網目状にロープが張ってあり、小砂利の急坂は滑るのでやや緊張した!

 富士見岩展望台を過ぎると状況が一変する!山麓からロープウェイでやって来た大勢の観光客が涼しげに歩いているからだ!
山上公園には大きなレストランもあり、みたらし団子と書かれた茶店や自販機、トイレも至る所に完備していて、
広場では親子連れが竹馬に乗って遊んでいたり、手入れされた水芭蕉園も見頃のようだったので、
1日のんびり出来そうな場所だ。おまけに、ロープウェイ下り場から山頂まで舗装された遊歩道になっていて、
山頂から見えていた御嶽神社まで続いている!やや拍子抜けだったが我々の目的は登頂である為、
一等三角点の前で集合写真を撮り、直ぐ近くの望湖台まで足を延ばして、
いつものように周りの山々の景色を堪能し、帰路は一の谷新道で下山した!

駐車場で待っていたジャンボタクシーで移動、湯の山温泉「希望荘」にて温泉に入り、
登山で疲れた足をいたわり、さぁ寝るぞ!早朝起きで帰路の道中はまた長いのだから…ところが!…
Yさんの独唱や自作の詩の朗読などで盛り上がり、あっと言う間の3時間半が過ぎ、
しかも帰着予定の8時を遥かにしのぐ6時半着!今回健脚揃いのベテランメンバー7名に新人が2名でした^^;


真っ暗の中、金沢駅を出発!



早朝4時15分…静かな金沢駅もてなしドームより月を見上げ、出発のご挨拶 ^^;


 
 今回利用したジャンボタクシーと、路肩いっぱい停車の車が延々続いていた鈴鹿スカイライン。
2008年9月の大雨で大規模な崩落があり、鈴鹿スカイラインは全面通行止めとなっていて、
看板(正面中央)には、「復旧工事の為、滋賀県側へは通り抜けできません!」と書かれていた。
通行止めの鎖を跨いで2~3分、スカイライン沿いの右側に登山口への案内あり!今回は右側方向、三重県菰野町の
中登山口道から登り、一の谷新道を下山した!左手に見えている鉄橋にでる。(登山口にはトイレがないので注意!)


登山道には奇岩が続く 。。。


   
(左)巨石がおんぶしている 「おばれ岩」 …人が潜り抜けられ登山道の一部となっていて、この辺りから奇岩が多くなる。


 
スタート直後から岩場が続いていたが、更に急な岩場が続く!やがて絶景を見ながらの岩場歩き。


 
中道登山道の名物…「地蔵岩」から四日市方向 



地蔵岩から直ぐ、足元が吸い込まれそうな岩壁の登山道を行く。。。


6合目にはキレットが…



6合目の標高900m から、白い支柱が印象的な 御在所ロープウェイが一望できた!左奥に見えているのは鎌ヶ岳。
10人乗りで、山上駅に片道12分で到着するとのこと!かなりのスピードで、見ている間にも何基も往復していた!
我々は自分の足だけを頼りにアクセク2時間10分歩いたが、帰路はロープウェイに乗りたいと言う人は誰もいなかった!


 
6合目直下にあった キレット。。。



ここは標高1000m付近の絶景ポイント! 左手には国見岳や釈迦ヶ岳も見えていた。 稜線に出た頃から
アカヤシオ のピンクが目立ち、下から見上げると青空に映えて綺麗だったが、ピークは少し過ぎているようだった。



絶景の 富士見岩展望台 …富士山が見えるので富士見岩とか!
残念ながら富士山は見えなかったが、グッと張り出した展望台からは、伊勢湾四日市方向の街はもちろん、
美しい形の鎌ヶ岳や、巨壁のすぐ横を往来しているロープウェイ(トップの画像)が眼下に見えていた。
そして中道の登山道はここまで!ここから山頂まで舗装された遊歩道歩きとなる。



富士見岩展望台より道が分かれる!右は山頂へと続き、左は朝陽台広場(ロープウェイ山頂駅)へ


アカヤシオが綺麗だった、朝陽台広場へと続く道 。。。



朝陽台広場へと続く道沿いには、燃えるようなピンクの アカヤシオ (1)


   
アカヤシオ (2)                                アカヤシオ (3)



朝陽台広場より、山上公園と御在所岳を望む。。。


  
(左)御嶽神社(御嶽大権現)がある為、朝陽台広場にも 石の観音様?(御賽銭箱もあり)
(右)は富士見岩展望台にあったものだが、丸い石彫りのものが御賽銭箱か?


山頂に到着!



山上公園にあった 御在所岳頂上 の碑と、何故か鎖に囲まれてノータッチ?となっていた 一等三角点
山頂は鈴鹿国定公園の中に位置し、滋賀、三重の県境を示す看板もあった。


山頂から直ぐの望湖台へ 。。。


  
望湖台…先着の男性が、私達に滋賀県側の山々の名前を紹介してくれた。ここには登山客も多い!
ちなみに滋賀県の「琵琶湖」が見えるところから望湖台と名付けられたそうだが、富士山に続き琵琶湖にも振られる (>_<)



望湖台から見えていた 鎌ヶ岳 御嶽神社 方向


スキー場の芝生で、国見岳を見下ろしながら昼ご飯 。。。



帰路に歩いたスキー場は足元注意!踏みそうな位置にハルリンドウが……(国見岳は左手方向)



ハルリンドウ…スキー場の芝生で昼ご飯を食べながらも、踏まないように注意する程
今が見頃とばかりに一面に咲いていた!


  


帰路は一の谷新道で下山 。。。


  
レストランアゼリア前にあった、カマキリのオブジェ が可愛かった(左)…アゼリアから直ぐにある 一の谷新道口(右)


  
帰路の一の谷新道は急坂多く、ロープ鎖などの危険個所が数か所あり!…下山口の 山の家(右) 



急坂下りで唯一癒された、今年始めましての イワカガミ

 

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明星山…雨にも負けず!

2008年05月31日 | 北陸&長野県以外の山
明星山 (車中より撮影)


5月31日(土)雨   雨の中 明星山(みょうじさん 1188.5m)に登る!


 立山IC 6:20 → 糸魚川IC 7:10 → ヒスイ峡登山口 07:50 →  明星山山頂 11:50~(昼食)~12:25 →
竜護ノ尾根分岐 13:20 → ヒスイ峡登山口 15:45 → 糸魚川IC 16:35 → 立山IC 17:35


雨でもリーダー判断で決行!


明星山は低い山ではあるが標高差は約950mあり、上り応えは十分。
朝(スタート)からの雨にもめげず、上り4時間をかけて、ヒスイ峡からサカサ沢沿いの登山道を利用し、
ロッククライミングの爪痕が残る迫力の西側岩壁を見ながら山頂を目指した!
 
岡集落からの合流地点となる尾根分岐(竜護ノ尾根)からの上りは特に急登で、
ロープや鎖、木の枝などに頼りながら這うようにしてよじ登った。
 
小石のガラ場や大岩も多く、アイゼン無しでは歩きにくい硬い雪渓も多く残っており、
上り下りとも、ぬかるんだ道や滑る岩に悩まされ、泥にまみれながらの山行となった。
 
 
この橋を渡った所が ヒスイ峡登山口
手前の空き地に駐車、冷たい雨と水溜りの中でカッパを羽織る
 
 
 
右手に西壁
 
最初は草藪、その後は小石のガレ場が続くき、 時には行く先を雪渓が阻み、回り道を強いられる。
ジャングルジムのように木の枝を跨ぎ潜り…雨で足元に気を取られがちで、一度道も外した!
 
サカサ沢を渡渉する箇所もあり、晴れていればどんなにか気持ち良かっただろう。
  
 
 雨は容赦なく降り続き余裕はないが、見上げると…岩壁に(?道具?)がいくつか残っている
天気の良い日はクライマーが使用するのだろう。
 
 
  
シラネアオイ      ピンクのイカリソウ         エビネ
 
水滴が避けられず、カメラが可哀想だったが、雨にもめげず、
うな垂れながらも足元で咲く、可憐な花には癒された。
 

山頂で雨は一旦止んだが。。。


山頂の大岩で…いつもの2倍頑張った私、山頂にて雨はいったん止んだが、下りで再び振り出した。
  
 
頂上からの展望 (朝日岳、雪倉岳、白馬岳方面)
 
 
頂上からの展望 (妙高、火内、雨飾山、高妻山方面)
 
 
 
 
変化があり面白いコースと考えるか、過酷なコースと考えるか?
お天気次第…いつも私の結論は同じである。
 
この日は最後まで雨は止まず、ヒスイ峡からの帰り、糸魚川IC辺りまで、どしゃ降りとなった!
よくこんな日に行ったもんだなぁ…
 
 
                             雨にも負けず山歩き♪…HPへ
 
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高屹山(たかたわやま)

2008年05月18日 | 北陸&長野県以外の山

芽吹きの新緑が美しかった…カラマツ

5月18日岐阜県高山市にある高屹(たわ)山」標高1,303mに登って来ました。

日本の針葉樹では唯一落葉すると言う唐松、別名 「 ニッコウマツ 」です。
遠目で見る、道中の山々の新緑のグラデーションも綺麗だったのですが
お立ち岩から少し登った所で見たこのカラマツの新緑は、ひと際美しかったです。

 



高屹山 ふれあい広場より、川上岳 ・ 船山 ・ 位山方面

 


高屹山より御嶽山

少し間を開けて、 雪化粧の北アルプスも見えていた。



 
ラショウモンカヅラ                   チゴユリ

花の群生は見られなかったのですが、それでも春を感じる花はチラホラ…
マムシ草と言う、始めて見る植物もありました。


上り

登山口(標高900m)…30分…右折れ岩…30分…ゴジラの背…お立ち岩
…30分…ふれあい広場…すぐ…高屹山 山頂

下りは別ルート

高屹山 山頂…20分…峠のさこ…30分…登山口

3時間かけてやってきた割には、何だかあっけない下山で
もう一回行ってくるかぁ…と、冗談も出たくらい。


                             雨にも負けず山歩き♪…HPへ

 

富山市内から、やや道に迷いながら3時間弱で登山口に到着。
あまり知られていない山だったのですが、
登山道も綺麗に整備され、登山口からの案内板も適所で分かりやすく
(最近の設置らしく、どれも真新しい感じでしたが…)

三角点のある山頂はやや狭いのですが
山頂の少し手前にあった 「ふれあい広場」 は広々としていて
この日も快晴だったこともあり、
美味しい空気と360度展望とともに、のんびり出来ました。

いつものおにぎりが、美味しかったこと…

…♪♪  ♪♪…

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残雪の天蓋山

2008年04月29日 | 北陸&長野県以外の山

山頂より北アルプスを望む

4月29日...快晴

岐阜県飛騨市にある天蓋山、標高1527mに登って来ました。
山之村キャンプ場登山口までは、富山から車で約2時間でした。
雪をつけた薬師岳や笠岳、野口五郎に双六岳、奥には剱岳や槍ヶ岳…
と、北アルプスの眺望が360度、クリーンな空気も美味しい。

この日は私達のパーティーを入れて、すれ違った人は40人位でした。

う~ん、なかなか人気です!

北アルプスが雪化粧している4月~5月と秋の紅葉の時期が(道中も含めて)
とっても綺麗なんだそうですよ。
でも私…今日は久しぶりの登山で運動不足をヒシと感じたなぁ。
実は下りで膝を痛めてしまったんです。 

 

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