母乳へのこの数値は危険です、限りなく危険です 4/26
母乳の放射性物質、実態調査へ=茨城、千葉でヨウ素検出受け-厚労省
茨城、千葉両県の女性の母乳から微量の放射性ヨウ素131が検出されたと市民団体が発表したことを受け、厚生労働省は21日、福島県などで実態調査を行うことを決めた。同省は「検出された濃度であれば健康に影響はない」としているが、母親らが不安を抱えており、検査が必要と判断した。
同省は原子力安全委員会と協議し、検査方法を詰める。福島県と周辺地域でのサンプリング調査などが考えられるが、「母乳の採取はプライバシーに関わるため配慮が必要」(同省母子保健課)とし、関連学会にも意見を求めるという。
市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」の調査では、3月下旬に茨城、千葉両県の4人から採取した母乳で、1キロ当たり最大36.3ベクレルの放射性ヨウ素が検出された。一部は間隔を空けて2回検査し、2回目の値は下がっていた。
母乳に関する放射性物質の基準はないが、食品衛生法の暫定規制値は粉ミルクについて同100ベクレルと定めており、同省は「この基準に照らしても問題ない」としている。
母親の摂取した飲食物からは30%程度の放射性物質が母乳に移るとされ、今回の検査結果について、同省は飲料水経由の可能性が高いとみる。ただ、水道水から検出される放射性物質は低減が続き、母乳への影響も低くなっているとみられる。(2011/04/21-21:51)
以下は私が3/24に想定したものです
私が述べた数値は、26ベクレル/キロでしたが、
現実として検出された数値は、最大として36.3ベクレルでした。
つまり、この母親は私が以下に述べた想定値以上の放射線汚染物質を摂取した訳です。
つまり、彼女の野菜類の摂取量を200グラムと考えれば、一日に水道水3キロに含まれるベクレル値は600、プラス、この母親が食したベクレル値の合計の100分の一が36.3ベクレルであるので、この200グラム中のベクレル値は約3000ベクレル、要するにこの母親が食した野菜類のベクレル値は、一万五千ベクレル/Kgと推測される訳です。
僅か200グラムの野菜類を食しただけで、この数値となってしまいました。
おさまって欲しい。今後の汚染を、しかし。
この数値は危険です、限りなく危険です。
母乳への放射能汚染の可能性 3/24
≪ ケース 1 ≫
水道水のベクレル値が200/Kg、野菜類ベクレル値が2000/Kgの場合
「牛乳にみる放射性物質汚染の深刻 3/23」
に記したように、乳牛が5万ベクレルの放射性物質を摂取した場合、
一日あたりの牛乳採取量、30キロに残留する放射性物質は1/100の500ベクレル
人間の母親が一日に水道水3キロ、野菜類1キロを摂取した場合、
ベクレル量は2600、これの1/100は26ベクレル、この量はベクレル値80/Kgの水道水として325グラムであり自然値として問題ありません。