エルフたちとの語らい 4/08
掲載日:2007年11月9日
中世ヨーロッパに連なる奥深い森、人々はその暗くて惑わせるかのような森に恐れ、服従、忍耐を感じ、木漏れ日から聞こえる小鳥たちの声に安らぎと幸せを、また森よりもたらされるあまたの恵みに祈りと感謝をささげました。
またその奥深き神秘の森には、その森に住む民がゆえの信心深さにより、妖精や子鬼、エルフ、ドワーフ、やノーム、時には魔法使い、魔王の存在さえ感じていました。
宗教的暗黒なる時代を終え、人々は心よりの自由を謳歌し、シラー、ショーバー、マイアーホーファーなどの数多くの詩人やうたに心を躍らせました。
吟遊詩人たちの姿を追い、神に賛美の歌を捧げていた人々が、竪琴の替わりにピアノを、祈りや恐れの替わりに高らかに生きている事の喜び、愛する喜びをこの詩人たちのうたにより自らの心の中に溢れさせました。
こうしてドイツリートと呼ばれる数多くのうたが生まれました。
心に溢れるが如き幸せ、安らぎ、情熱や感謝のうたを森の妖精たちと一緒に歌ってみませんか。