21えもん、と砂ぼうず 10/31
本日は地球人口70億人達成の記念日となったようです。
「21えもん、と砂ぼうず」
この二つのアニメ作品は、私たち人類の近未来に関して重要な示唆を警鐘しているのかもしれません。
2050年には個人用の宇宙船で、違う銀河系に冒険できる究極の楽観論としての「21えもん」
対するは、第三次世界大戦で終末を迎えた後の世界を描いた「砂ぼうず」
この差は限りも無く大きく、もちろん私たちは楽観的世界を切望しているのですが、近年次々と起こる不吉なる前兆は何を顕そうとしているのだろうかと不安になることしきりです。
この事態を招いたのは私たち大人の責任です。
しかし、これから生きていく若者たちは、この時代を切り開いて行かねばなりません。
君達はどちらの未来を描いて行くのだろうか。
とても心配です。
しかし私は信じて行きたい、君たちの明るい未来を信じて行きたいと思います。
世界人口の推移にみる人類の脆弱性
掲載日:2009年10月24日
中国経済の発展が世界経済を導くか
宇宙船地球号、乗船の最大定員は限られています。
私見では100億人程度でしょうか。
この最大定員が、たとえ二倍の200億人になった処で何等問題の解決しなき事は明らかでしょう。
所詮この最大定員が、400億人になることなど、ありえ無き事なのですから。
この限られた宇宙船地球号の乗船としての最大定員が限られているなか、経済発展とは如何なる意味があるのでしょうか。
そもそも、経済発展とは宇宙船地球号の資源の消耗に他なりません。
中国やインド、貧困国の人々が、経済発展を為し日本国と同様な経済水準になれるものなのでしょうか。
経済発展とは即ち地球資源の消耗へと直結する訳です。
中国経済の発展が世界経済を導くのでしょうか。
私は中国やインドの経済が発展し日本国と同様な経済水準に追いつく前に、地球人類は滅亡する他は無いと考えています。
現在の経済水準を維持している源泉は石油、化石燃料の採掘使用ですが、これはあと30年程度で掘り尽くします。
そうなれば宇宙船地球号の乗船としての最大定員は、現在の10分の一程度まで激減します。
すなわち、中国経済の発展が地球人類滅亡としての引き金となる可能性のほうが、中国経済の発展により世界経済を導く可能性より大きいと考えざるを得ません。
それを防ぐには、石油、化石燃料の利用を断念して、太陽光発電に切り替える以外に為すすべは無いと、私は考えています。
経済発展は地球資源の浪費と直結していると考えるべきでしょう。
中国経済が発展すれば世界経済は、発展するのでしょうか。
私にはその反対になるとしか考えられないのですが。
世界人口の推移
産業革命の頃、世界人口は僅か10億人程度でした。
ところが2050年代、現在から僅か50年以内に世界人口は100億人程度になると予測されています。
しかし、この世界人口の爆発的なる膨張、増加の原因は、石炭石油等の化石燃料を人類が活用した結果に過ぎません。
ところがこの化石燃料は50年以内に、完璧に枯渇する事が明白となっています。
その結果は明らかです。100億人の世界人口はおそらく10年か20年程度で僅か10億人程度にまで減少するでしょう。
この地球が養うに足る世界人口は限られています。
このまま放っておけば、地球人類を養ってきたエネルギーが不足し、産業革命の頃の世界人口である、僅か10億人程度に逆戻りする事はやむなき事、必然といって良いでしょう。
地球人類の90パーセントが僅か数十年で死に絶える可能性が大である事を、私たちは本気で心配するべきです。