まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

21えもん、と砂ぼうず

2011-10-31 23:32:14 | 暮らしと社会

21えもん、と砂ぼうず 10/31

 

本日は地球人口70億人達成の記念日となったようです。

 

21えもん、と砂ぼうず」

この二つのアニメ作品は、私たち人類の近未来に関して重要な示唆を警鐘しているのかもしれません。

 

2050年には個人用の宇宙船で、違う銀河系に冒険できる究極の楽観論としての「21えもん」

対するは、第三次世界大戦で終末を迎えた後の世界を描いた「砂ぼうず」

 

この差は限りも無く大きく、もちろん私たちは楽観的世界を切望しているのですが、近年次々と起こる不吉なる前兆は何を顕そうとしているのだろうかと不安になることしきりです。

 

この事態を招いたのは私たち大人の責任です。

しかし、これから生きていく若者たちは、この時代を切り開いて行かねばなりません。

 

君達はどちらの未来を描いて行くのだろうか。

とても心配です。

しかし私は信じて行きたい、君たちの明るい未来を信じて行きたいと思います。

 

 

世界人口の推移にみる人類の脆弱性

掲載日:2009年10月24日

 

中国経済の発展が世界経済を導くか

宇宙船地球号、乗船の最大定員は限られています。

私見では100億人程度でしょうか。

この最大定員が、たとえ二倍の200億人になった処で何等問題の解決しなき事は明らかでしょう。

所詮この最大定員が、400億人になることなど、ありえ無き事なのですから。

 

この限られた宇宙船地球号の乗船としての最大定員が限られているなか、経済発展とは如何なる意味があるのでしょうか。

そもそも、経済発展とは宇宙船地球号の資源の消耗に他なりません。

中国やインド、貧困国の人々が、経済発展を為し日本国と同様な経済水準になれるものなのでしょうか。

 

経済発展とは即ち地球資源の消耗へと直結する訳です。

中国経済の発展が世界経済を導くのでしょうか。

私は中国やインドの経済が発展し日本国と同様な経済水準に追いつく前に、地球人類は滅亡する他は無いと考えています。

 

現在の経済水準を維持している源泉は石油、化石燃料の採掘使用ですが、これはあと30年程度で掘り尽くします。

そうなれば宇宙船地球号の乗船としての最大定員は、現在の10分の一程度まで激減します。

 

すなわち、中国経済の発展が地球人類滅亡としての引き金となる可能性のほうが、中国経済の発展により世界経済を導く可能性より大きいと考えざるを得ません。

それを防ぐには、石油、化石燃料の利用を断念して、太陽光発電に切り替える以外に為すすべは無いと、私は考えています。

 

経済発展は地球資源の浪費と直結していると考えるべきでしょう。

中国経済が発展すれば世界経済は、発展するのでしょうか。

私にはその反対になるとしか考えられないのですが。

 

 

世界人口の推移

産業革命の頃、世界人口は僅か10億人程度でした。

ところが2050年代、現在から僅か50年以内に世界人口は100億人程度になると予測されています。

 

しかし、この世界人口の爆発的なる膨張、増加の原因は、石炭石油等の化石燃料を人類が活用した結果に過ぎません。

ところがこの化石燃料は50年以内に、完璧に枯渇する事が明白となっています。

 

その結果は明らかです。100億人の世界人口はおそらく10年か20年程度で僅か10億人程度にまで減少するでしょう。

この地球が養うに足る世界人口は限られています。

 

このまま放っておけば、地球人類を養ってきたエネルギーが不足し、産業革命の頃の世界人口である、僅か10億人程度に逆戻りする事はやむなき事、必然といって良いでしょう。

地球人類の90パーセントが僅か数十年で死に絶える可能性が大である事を、私たちは本気で心配するべきです。

 


放射能お化けの正体

2011-10-14 11:57:35 | 東日本大震災

放射能お化けの正体 10/14

 

幽霊の正体見たり枯れ尾花

 

何とも人騒がせな報道でしたが、悪意ある人為的やらせでなかった事には内心ほっとしております。

 

この度の原因物質は高純度の精製ラジウムであったことが確認されました。

福島原発事故とは無関係であることは相違無きようです。

 

しかしマスコミのいつもながらの無責任な報道には、ほとほと愛想が尽きます。

何故マスコミは放射線の核種をきちんと調べたうえで報道しなかったのだろう。

出鱈目な報道は国民の迷惑となることに、何故気づかないのでしょうか。

 


真夏の夜の夢「放射能お化け」

2011-10-13 22:30:20 | 東日本大震災

真夏の夜の夢「放射能お化け」 10/13

 

日本国には捏造お化けが住んでいる。

 

「民家の床下の瓶が原因」の一報を聞いて笑ってしまった。

これでは、まるで松本サリン事件の冤罪そのものではないのか。

サリンが化学肥料と塩酸で合成できる筈もありません。

 

放射能が素人に合成できるとすれば、北朝鮮が隣国と米国を脅迫したいがために原爆を製造し、大金を浪費する理由が、何処にあるのでしょうか。

 

サリンも放射能も、素人に合成できる筈も無いのです。

「さらにその中の段ボール箱に瓶類が入っていた。線量計を近づけると最大で毎時30マイクロシーベルトを超える値を示した。」

とは愚かそのものとしか言いようが無いマスコミ発言です。

 

毎時30マイクロシーベルトの放射線量を発する瓶類が仮に存在したとしても、

今回民間で発見された地域を汚染するためには、「タンクローリー、一台分の放射線汚染液」を誰の目にもふれる事無く広範囲にばら撒く必要があります。

 

誰が何の為にこの様に、割りに合わない事をしたのでしょうか。

もしもこの様な、割りに合わない事をしたとすれば、犯罪の証拠をわざと残すものでしょうか。

 

本気で「高い放射線量が検出された問題で、同区は13日、隣接する民家の床下にあった瓶が原因とほぼ断定した」とすれば、その理由は明白ではありませんか。

 

 

民家の床下の瓶が原因=東京都世田谷区の高放射線量

時事通信 10月13日(木)18時47分配信

 

 東京都世田谷区弦巻5丁目の区道で高い放射線量が検出された問題で、同区は13日、隣接する民家の床下にあった瓶が原因とほぼ断定した。東京電力福島第1原発事故との関係はないとみられる。区は瓶の中身や放射性物質の特定を急ぐことにしている。

 保坂展人区長が記者会見し、「ほぼ家の中の瓶が原因ではないかと考えている」と述べた。区によると、委託した業者がこの民家の敷地を含めて調べたところ、家の床下に木製の箱があり、さらにその中の段ボール箱に瓶類が入っていた。線量計を近づけると最大で毎時30マイクロシーベルトを超える値を示したという。敷地内ではほかにも、雨どい横の建屋表面で18.6マイクロシーベルト、雨どい横の床下奧で14.0マイクロシーベルトなど高い数値が測定された。 

 


日本国民を切り捨てる東京電力と日本国政府 その3

2011-10-12 00:36:26 | 東日本大震災

福島原発事故 損害補償額は12500億円と磯崎哲也氏試算

 

 福島第一原発の事故は現在進行形であり、現時点で損害補償額を正確に見積もることは難しい。それだけに、数十兆円に達するという予測も飛び出しているが、果たして妥当な数字なのか。

 

 ビジネスやファイナンス情報で人気のメールマガジン『週刊isologue』の執筆者で、公認会計士の磯崎哲也氏がいう。

 

「補償額をいくら見積もるのかは、会計上、引当金にどれだけ計上するかということを意味します。『企業会計原則』に従えば、引当金は“合理的に見積もれる”ものしか計上できません。

 

 たとえば、出荷制限がされていない地域の野菜や海産物の売れ行きが風評被害によって落ちても、東電の責任の立証や損害額の確定が難しければ補償範囲に入らないと考えられます」

 

 磯崎氏が、引当金の試算のベースとしたのは、福島第一原発周辺の市町村の人口、農業産出額、工業製品年間出荷額などの各種統計である。

 

 まず、原発事故による休業損害や慰謝料だ。30km圏内の農業産出額全額、商店年間販売額の粗利分(4割として計算)、工業製品年間出荷額の粗利分(6割)を、これらの産業が生み出していた付加価値を考えると、合計で1056億円になる。3年分支払うと仮定すると、ざっと3000億円程度と見積もれる。

 

 次に原発周辺の土地の価値減少に伴う損害補償額はどうか。東海村JOC臨界事故(1999年)の時は補償されなかったが、今回の事故では今後、居住や農業、商工業ができなくなる可能性があるという被害の深刻さを考慮して、磯崎氏は補償額に組み込んだ。

 

 福島第一原発から10km圏内の市町村と、多量の放射性物質が見つかった飯舘村を補償の対象とすると、その地域の10年分の農業産出額を農地の価値と計算して1187億円。10km圏内で商業や工業もできないとすれば、商店年間販売額の粗利(4割)と工業製品年間出荷額の粗利(6割)の10年分を商業地や工業用地などの価値と仮定して、8473億円となる。

 

 宅地の価値については、居住者の収入が農地や商工業地の補償額に含まれているので考慮していない。

 

 ここまで休業補償、慰謝料と土地の損害補償を合わせて、補償額は合計12500億円程度になる。

 

 磯崎氏はこう語る。

 

30km圏内の人口は約20万人だが、避難している人は約10万人といわれる。実際には半分程度の規模を想定すればいいかもしれないが、あえて多めに見積もりを行なってみました。実際の補償額はこれより小さくなる可能性があります」

 

※週刊ポスト201156日・13日号

 


日本国民を切り捨てる東京電力と日本国政府 その2

2011-10-12 00:34:15 | 東日本大震災

建設ゴーサイン八ッ場ダム 立ち退き470世帯に1236億円補償

NEWS ポストセブン 1011()75分配信

 

 民主党は「無駄な公共事業」の筆頭に群馬県・八ッ場(やんば)ダムを挙げ、鳩山内閣の国交相だった前原誠司氏は「建設中止」を宣言した。 しかし、野田政権が誕生すると、国交相には同省OB、しかもダム事業を担当する河川局出身の前田武志氏が就任する。

 

「前田大臣の就任は、ダム建設のゴーサインと受け止めている。大臣が再開宣言をするのは時間の問題だよ」(国交省幹部)

 

 本誌は同ダム建設を示す国交省極秘資料を入手した。その資料は、総事業費4600億円の使途内訳だ(以下)。

 

●八ッ場ダム建設事業費の主な内訳

【ダム本体工事費】808億円

(建設費、貯水池保全工事など)

 

【用地費及び補償費】1236億円

(立ち退き住民の土地買い上げなど)

 

【補償工事費】1230億円

(代替地造成、周辺道路・鉄道整備など)

 

【測量設計費】722億円

(環境調査や地元説明費用など)

 

【(上記を足した)総事業費】4600億円

 

 巨大ダムの工事費が最大と思われがちだが、その額は808億円。全体の20%未満に過ぎない。

 

 最大の出費は、「用地費及び補償費」の1236億円。これは宅地や農地、立木などの買収費用と引っ越し費用などを合わせた金額で、代替地の造成事業などは含まれていない。水没する地域の住民は340世帯。これに道路の付け替えなどで立ち退きを迫られる住民を合わせると、補償対象となるのは470世帯。実に「1世帯あたり約3億円」の補償金が支払われる計算なのだ。

 

 この額を移転当事者以外の地元住民は全く知らないようだった。地元の商店主は金額を聞いて絶句した。

 

「たまげるねぇ。オラっちなら旅行に行っちゃうよ。補償金もらって前橋とか高崎に家を買った人は何人もいるし、上(代替地)に越した人は豪邸建てとる。“死ぬまで面倒見ろよ”と、息子にポンと大金渡した人もいるみたいだけど、そんな額なら納得だねェ」

 

 別の住民は、「ウチも水没させてくれればよかった」と率直な感想を語った。

 

 まさに至れり尽くせりだが、住民が大喜びで代替地に移転しているわけではない。代替地に住む主婦は、記者に不満をぶつけてきた。

 

3億円? 冗談じゃないよ。土地持ちはたんまり受け取るでしょうけど、ウチはもともと借地住まいだったから、補償金なんて雀の涙。で、代替地で土地を持とうとしたら、バカ高い値段で買わされてスッカラカンよ。街灯がないから夜は真っ暗だし、店もないから不便で仕方ない」

 

※週刊ポスト20111021日号

 


日本国民を切り捨てる東京電力と日本国政府 その1

2011-10-12 00:25:30 | 東日本大震災

日本国民を切り捨てる東京電力と日本国政府 10/12

 

群馬県・八ッ場(やんば)ダムと、福島原発事故への補償金額

 

日本国政府の無駄遣いとして名高い八ッ場(やんば)ダムに住む住民への立ち退き要求への手厚い補償費用と比較して、福島原発事故により立ち退きを余儀された福島原発事故の被害者への補償金額の低額さを知るにつれ、私は驚きを禁じえません。

 

群馬県・八ッ場(やんば)ダム住民に対しての補償金額は、実に470世帯に対して、「1世帯あたり約3億円」の補償金の支払い。

 

ところが、福島原発事故の被害者への補償金額を推定すれば、福島第一原発から10km圏内の市町村と、30km圏内の多量の放射性物質が見つかった飯舘村をはじめとする地域を補償の対象とすると、慰謝料と土地の損害補償を合わせて、補償額は合計12500億円以上になると予測されています。

 

この圏内の人口を約20万人と仮定すれば四人家族であれば二万五千世帯となります。補償額は合計12500億円程度。

 

これは、1世帯あたり2,500万円にさえ達しない金額です。

 

群馬県・八ッ場(やんば)ダム住民に対しての補償金額は、実に470世帯に対して、「1世帯あたり約3億円」の補償金でした。この支払い金額と比較すれば、

今後福島原発事故の被害者に対しての補償金額の支払いは、僅か十分の一にも満たない事でしょう。

 

合意の上立ち去った、八ッ場(やんば)ダム住民に対しての補償金額は「1世帯あたり約3億円」の補償金。

 

無理やり追い出され、今後子供たちが40年後には何パーセントかが死亡すると予測されている、福島原発事故の被害者に対しての補償金額の支払い金額が、八ッ場(やんば)ダム住民に対しての補償金額の僅か十分の一にも満たない。

 

この国は何かおかしいですね。

私には財務官僚たちの自己満足により、日本国民を滅ぼそうとしている。

としか思えないのです。

 

 

 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111011-00000002-pseven-pol

 

http://www.news-postseven.com/archives/20110428_18597.html