私が住む市では、「ちょっとよりみちライブ」 と名づけられた、予約不要の無料ライブが、毎月第三木曜日に開催されております。
ほとんどの演者が当市の出身者で、「これから絶対メジャーになってみせる!」 といった若い気概が感じられるライブが多いと聞き、一度聞いてみたいと思っておりました。
市の広報誌に、事前告知されるのですが、ピアノやギターの弾き語り、本格的なバンド演奏、アコーデオンの独奏などなど。
そんな中で、私の琴線に触れるエレクトーンライブ発見!
はい、実は私、若い頃エレクトーンを習っておりましてね (笑)
エレクトーンは、ヤマハの登録商標ですが、電子オルガンをすべて 「エレクトーン」 と認識している人も多く、初期のエレクトーン ( 1959 年発売) はさぞかし画期的な楽器だったことでしょう。
ちなみに、1 号機の販売価格は、35 万円だったそうです。
大卒初任給が 16,000 円の時代なのに (笑)
私とエレクトーンとの出会いは、小学 1 年生。
当時のクラスメート、ヒサコちゃんの家に遊びに行ったとき、私は初めてこのエレクトーンという楽器の実物を見ることになりました。
「ヤマハの音楽教室」 へ通っていたヒサコちゃんによる 「ライブ演奏」 を初めて聞き・・・・・衝撃を受ける私。
上鍵盤は右手で主旋律を奏で、下鍵盤は左手で伴奏和音を奏でる。
そしてペダル鍵盤は、足を使ってベースを刻む。
この 3 つの動作を上手に使い分け、尚且つ途中でトーンレバーを操作して、瞬時に音色を変えつつ演奏を続けるヒサコちゃんは、自分と同い年とは思えぬほど、大人っぽく感じたものでした。(ちなみに 7 歳)
その後、転居をきっかけに、エレクトーンのことはずっと忘れておりましたが、それを思い出させたのが、短大時代の友人・リツコ。
彼女も、子供の頃から 「ヤマハの音楽教室」 に通い続けた成果で、19 歳時点で、すでに 「指導者資格」 を持つエレクトーン奏者でした。
よく彼女に弾いてもらったなぁ、「銀河鉄道 999」 (笑)
学校を卒業し、社会人となった私は、20 歳を超えてから、ようやく 「大人のエレクトーン教室」 に通い始め、分割払いでエレクトーン購入。
それにしても、ちょっと稼ぎ始めるとすぐ散財してたよなぁ、若い頃は (笑)
(しかも、買い替えてます/笑)
教室には 5 ~ 6 年通い、演奏グレードは 8 級まで取得。
教室主催のミニコンサートや、発表会に混ぜてもらい、「趣味は?」 と聞かれれば、「エレクトーンを演奏すること」 と答える有頂天さ加減 (笑)でしたが、生活の変化に伴って教室をやめ、徐々にエレクトーンから遠ざかり、現在のマンションに転居する際に、とうとう手放してしまいました。
話は戻り、先日のエレクトーンライブ。
かつての重くて動かしにくい楽器だったエレクトーンに比べると、現在のエレクトーンは画期的な進化を遂げております。
現行シリーズの 「ステージア」 は、「分解・組み立て」 が可能なものもあるらしい。
レジストレーションメニューはプリセット可能になり、音色を変えるトーンレバーやボタンを、演奏途中にバタバタ操作しなくても済むようになりました。
なんだか、また欲しくなっちゃったなぁ。 (こらこら)
☆☆☆
『華麗なるエレクトーンの世界』
演奏者は船橋市出身、エレクトーンデモンストレーター・安達香織さん。
セットリスト
〇 Disniey メドレー
〇 Moanin
〇 スターウォーズメドレー
〇 ニューシネマパラダイス~愛のテーマ
〇 糸
〇 Mid Monhattan
〇 涙そうそう
〇 情熱大陸
〇 (アンコール) 学園天国
1 時間ほどのミニライブではありましたが、いろいろなことを思い出させてくれた、素敵なライブでした。
また、チャンスがあったら、聞きにいこう!
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エレクトーンの演奏には、ダンスシューズがおすすめなんですよ♪