Catnap Room of にゃんこ

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてます♪

18きっぷで城巡り③ ~ 松本城

2024-01-20 19:08:39 | 旅行
各駅停車で名古屋から松本へ向かうには、 4 時間以上かかるのだが、木曽川に沿うように走る中央西線は、景色もいいので飽きることがない。
まぁ、乗り鉄なんて、こんなもんです (笑)

唯一の途中下車駅・中津川は 「栗きんとん発祥の地」 らしいので、駅前の 「にぎわい特産館」 で、おやつを購入してから列車に乗り込む。
中津川から松本行の普通列車は、発車する時点で、既に満席だった。
発車してすぐに、車掌さんが検札に来たのだが、周囲の人々が提示したきっぷは、老いも若きも、見渡すかぎり 「青春 18 きっぷ」 だった (爆笑)
みんなテツなのだろうか・・・・・??

松本到着後の夕食は 「野菜天ざるそば」
やっぱ、信州はそばだよね。



3 日目の朝食は、宿で 「和定食+ドリンクバー」 を頼んでいたのだが、最近はバイキングのホテルが多いので、なんか新鮮な感じ。
普段はあまり食べないのだが、自家製のだし醤油をかけた TKG (玉子かけご飯) が、超絶おいしかった。



松本城は、 19 歳の短大生の頃に、友人たちと来たきりだ。
記憶はあるのだが、写真などの記録がないのが少々残念。

朝の澄んだ空気の中で、松本城を眺めたかったので、開城 30 分前に到着。



アルプスの山を背景にしたお濠と城はもちろん絶景なのだが、どの方角から見ても、松本城は素晴らしい。

  

お濠のまわりをゆっくり歩いたり、ベンチに座ってその姿を眺めたり。
贅沢で、心の晴れるとても素敵な時間だった。

    

現存天守の階段は、概して急である。
この松本城も例外ではなく、特に 4 階から 5 階に上がる階段は 61 度の傾斜で、しかも、段差がバラバラ。
1 段上がるのも一苦労な場所すらあり、よじ登るようにして最上階へ上がる。
古城に行くなら、足腰がしっかりしているうちにいかなくちゃ・・・・・。



全国に 5 基しかない国宝の現存天守のうち、残るは彦根城ただひとつ!

18きっぷで城巡り② ~ 犬山城

2024-01-20 18:02:44 | 旅行
2 日目の朝は 「名古屋モーニング」 を頂こうと考えていたのだが、目的の店がまだ開いていなかったため、マクドナルドで朝マックを食べつつ、ブラックコーヒーで目を覚ます。

予定よりちょっと早かったのだが、名鉄名古屋駅から、犬山へ向かうつもりで、なんとなく乗ってしまった電車は、名鉄名古屋本線の岐阜行特急、線路は途中で別れ、犬山へは到達しない列車だった。
目を覚ましたつもりだったのだが、頭の中身は、まだ寝ていたらしい。
最初の停車駅で乗り間違えたことに気が付いたものの、気が動転して (笑) 再度岐阜行の普通列車に乗り換えてしまい、降りた駅は 「島氏永」
・・・・・・・どこだよ、ここ (笑)

路線図と時刻表を駆使し、善後策を考えた末、 20 分ほどの待ち時間で反対方向の電車に乗り、当初の予定から 30 分遅れの 9:00 頃、犬山到着。
犬山城の開城は 9:00 なのでむしろラッキーだったと思うことにしよう・・・・・・。

  

「映える城」 との呼び声が高いここ犬山城は、現存天守 12 城の中でも、最も古い城といわれている。
天守最上階に設えられた廻縁 (まわりえん) は、一般の人でも一周することが出来ますが、高欄は低く、他の城のような安全柵もないので、高いところが嫌いな方は、勇気がいるかも。



装飾化された花頭窓も寺院建築の影響を受けた古い様式が現れていて美しいなぁ。



眼下に見える木曽川から吹き上げる 1 月の風は、冷たいけれども気持ちいい。



冬の気温が下がる早朝には、木曽川から湧き上がる霧に包まれ、幻想的な天守を見ることもできるそう。
天空の城のような風景、見てみたいなぁ。

天守に登った後は、木曽川から見上げた城を見にいく。

  

これぞ、映える城、カッコいい!

18きっぷで城巡り① ~ 岡崎城

2024-01-20 17:03:37 | 旅行
年末年始の休暇が、過去最長・連続 14 日間になることを知ったのは、暮も押し迫った 12 月 25 日のことだった。
14 日間も家でゴロゴロしていたら、休み明けに作業服のボタンが閉まらなくなること必至だわ・・・・と少々恐怖を感じた私、速攻で予定の修正を試みる (笑)
閃いたのは、繁忙期における貧乏旅行の救世主 「青春 18 きっぷ」 である。



テツの醍醐味を味わうことが出来るこのきっぷを、入手期限ぎりぎりで購入し、年始早々 「青春 18 きっぷ」 の旅を発動することにした。

日帰りの日光初詣を第一弾とし、第二弾は三が日明けの 4 日出発、かねてより行ってみたかった、現存天守のある国宝の城を見に行くことにする。

東海道線で名古屋へ向かう途中の岡崎城。
名古屋から名鉄利用で、犬山城。
中央西線で信州へ向かって、松本城。



ざっくりとした目的地が決まれば、あとは地図と時刻表を眺めつつ、詳細な行程表を作るのみだ。

4 日の 5:30 、自宅を出発し、自宅最寄り駅から 7 回乗り換えて、 12:30 豊橋到着。
豊橋から岡崎に向かおうと、駅のホームで電車の行先を確認していると、リュックを背負ったインバウンドと思しきお兄さんに声をかけられた。
かけられた・・・・と言っても、電車を指さして 「ANJYO?」 と言うのみだったけど。
まぁ 「この電車は安城 (あんじょう) へ行くのか?」 と聞かれているとは推測できるのだが、指さしている列車は快速の大垣行きだったので、この地に不案内な私としては 「安城」 に停まるのかどうかが分からない。
テキトーに教えて、日本のオバサンにウソを教えられたと自国で言いふらされるのもアレなので、たまたま歩いてきた駅員さんを捕まえて、 「この電車、安城に停まる?」 と確認したうえで、お兄さんに教えてあげた。
とっても喜んでくれたけど、それは私のお手柄ではない (笑)

豊橋から 20 分程で岡崎下車。
愛知環状鉄道に乗り換えて、岡崎城へ向かう。
中岡崎駅で下車し約 1 km、徒歩 10 分程で岡崎城に到着。

  

岡崎城は、徳川家康が生まれた 「神君出生の城」 、別名を 「龍城」 ともいい、辰年の今年に訪れたのもなんだか縁起がよさそうな。
明治維新を迎えて大部分の城郭が取り壊されてしまった岡崎城天守は、昭和 34 年に復興されたものではあるが、日本 100 名城にも選ばれている堂々たる城である。



2024 年の幕開けは 「日光東照宮」 に続き、岡崎城の隣に建つ 「龍城神社」 にもお詣りしたことで、奇しくも神君・家康公の最初と最後のゆかりの地に詣でることが出来たわけだ。


初詣は東照宮

2024-01-12 02:33:32 | 旅行
今年は正月早々、大惨事続きであったので、なんだか 「おめでとう」 という慣用句がいいにくい幕開けとなってしまいました。
コロナ禍が明けて久しぶりに親戚一同が集まっている元日の昼下がりを襲った能登半島の大地震。
翌日 2 日には、羽田空港で JAL 機と海保機との衝突・炎上事故。
2024 年は、一体どんな年になるのだろうか・・・・・・。

さて。
そんな三が日になるとは予想もしていなかった正月恒例の初詣は、ちょっと足を延ばして、日光東照宮へ行ってきました。
例年、年末に末詣でと称して、 1 年間無事に過ごせたお礼と、お焚き上げなどをお願いするために近所の神社へ出かけ、正月には新たな気持ちで、その時、自分が行きたい神社仏閣にでかけるのが、最近の行動予定となっている。

そんな今年の初詣、 1 月 2 日は、 8 時前に家を出る。
日光へ行くには、東武電鉄日光線を利用するのが便利だとは思うのだが、今回のルートは JR の各駅停車。
このルートを選んだ理由はのちほど (笑)
宇都宮までは、東京駅から上野東京ラインに乗れば、乗り換えなしで行くことができる。
この行程のキモは、 1 時間に 1 本しか出ていない 「JR 日光線」 にあるので、まずはここを中心に行程を組めば OK だ。

JR 日光駅から、 「世界遺産エリア」 の入口でもある 「神橋」 までは、約 2 キロのゆるやかな上り坂。
道路も渋滞しているので、おそらく歩いた方が早いのだろうが、ここは体力温存を図ってのんびりとバスに乗る。
神橋で下車すると、いよいよ世界遺産に登録されている 「日光の社寺」 エリアだ。

  

日光山輪王寺にお詣りしたのち、日光東照宮へ向かう。



日光東照宮は、小学校の修学旅行、そして昭和 56 年には社員旅行で訪れているはずなのだが、どちらの記憶も薄らぼんやり (笑)

表門を入って左にある神厩舎に掲げられた、有名な 「三猿」 を含めた 8 枚の彫刻を見つつ、陽明門へ向かう。



「日暮 (ひぐらし) の門」とも言われている、国宝・陽明門は、 508 体もの彫刻で覆われており、ひとつひとつをじっくり見ていると、確かに日が暮れるかもしれない。

  

今年は辰年だが、陽明門にも立派な龍がおりますよ。



そして 「鳴龍」 を拝みに本地堂へ。
写真は撮れないので、記念に御朱印を頂いてきました。



団体旅行で来ると、常に見逃している 「眠り猫」 と、その背後にいる 「竹林に遊ぶすずめ」 を、しっかり意識しながらこの目で見つつ、家康公が眠る奥宮へ。

  

結構な山登りであるのだが、 2012 年に久能山東照宮2017 年に大本山増上寺 を詣でたときから、日光東照宮の奥宮へもお詣りしたいと思っていたので、頑張って登る。



「人の一生は荷物を負うて、遠き道を行くが如し、急ぐべからず」 東照宮御遺訓

日光の深い森の中をすすむ石畳や石段には神聖な雰囲気が漂い、古き時代にタイムスリップしたかの様。



徳川家康公へのご挨拶 (?) も叶い、なんだかパワーをもらえたような気持ちになれた 1 日でした。


2024 謹賀新年

2024-01-01 00:11:55 | ご挨拶


あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。


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上司より、 1 月の勤務シフトを手渡されたのが、 12 月 25 日。
・・・・・確認したら、 1 月 8 日まで休みだった。
12 月は 26 日から休みだったので、過去最長 14 日間だよ (笑)
年始早々の行動予定は、大幅に変更っ!