Catnap Room of にゃんこ

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてます♪

初詣は東照宮

2024-01-12 02:33:32 | 旅行
今年は正月早々、大惨事続きであったので、なんだか 「おめでとう」 という慣用句がいいにくい幕開けとなってしまいました。
コロナ禍が明けて久しぶりに親戚一同が集まっている元日の昼下がりを襲った能登半島の大地震。
翌日 2 日には、羽田空港で JAL 機と海保機との衝突・炎上事故。
2024 年は、一体どんな年になるのだろうか・・・・・・。

さて。
そんな三が日になるとは予想もしていなかった正月恒例の初詣は、ちょっと足を延ばして、日光東照宮へ行ってきました。
例年、年末に末詣でと称して、 1 年間無事に過ごせたお礼と、お焚き上げなどをお願いするために近所の神社へ出かけ、正月には新たな気持ちで、その時、自分が行きたい神社仏閣にでかけるのが、最近の行動予定となっている。

そんな今年の初詣、 1 月 2 日は、 8 時前に家を出る。
日光へ行くには、東武電鉄日光線を利用するのが便利だとは思うのだが、今回のルートは JR の各駅停車。
このルートを選んだ理由はのちほど (笑)
宇都宮までは、東京駅から上野東京ラインに乗れば、乗り換えなしで行くことができる。
この行程のキモは、 1 時間に 1 本しか出ていない 「JR 日光線」 にあるので、まずはここを中心に行程を組めば OK だ。

JR 日光駅から、 「世界遺産エリア」 の入口でもある 「神橋」 までは、約 2 キロのゆるやかな上り坂。
道路も渋滞しているので、おそらく歩いた方が早いのだろうが、ここは体力温存を図ってのんびりとバスに乗る。
神橋で下車すると、いよいよ世界遺産に登録されている 「日光の社寺」 エリアだ。

  

日光山輪王寺にお詣りしたのち、日光東照宮へ向かう。



日光東照宮は、小学校の修学旅行、そして昭和 56 年には社員旅行で訪れているはずなのだが、どちらの記憶も薄らぼんやり (笑)

表門を入って左にある神厩舎に掲げられた、有名な 「三猿」 を含めた 8 枚の彫刻を見つつ、陽明門へ向かう。



「日暮 (ひぐらし) の門」とも言われている、国宝・陽明門は、 508 体もの彫刻で覆われており、ひとつひとつをじっくり見ていると、確かに日が暮れるかもしれない。

  

今年は辰年だが、陽明門にも立派な龍がおりますよ。



そして 「鳴龍」 を拝みに本地堂へ。
写真は撮れないので、記念に御朱印を頂いてきました。



団体旅行で来ると、常に見逃している 「眠り猫」 と、その背後にいる 「竹林に遊ぶすずめ」 を、しっかり意識しながらこの目で見つつ、家康公が眠る奥宮へ。

  

結構な山登りであるのだが、 2012 年に久能山東照宮2017 年に大本山増上寺 を詣でたときから、日光東照宮の奥宮へもお詣りしたいと思っていたので、頑張って登る。



「人の一生は荷物を負うて、遠き道を行くが如し、急ぐべからず」 東照宮御遺訓

日光の深い森の中をすすむ石畳や石段には神聖な雰囲気が漂い、古き時代にタイムスリップしたかの様。



徳川家康公へのご挨拶 (?) も叶い、なんだかパワーをもらえたような気持ちになれた 1 日でした。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (すずめ船長)
2024-01-13 09:26:43
ふうさん

日光東照宮?良いですね(^^)
流石の行動力!
新年の東照宮の空気は、一際すがすがしいだろうな…

まだ、初詣に行ってないから、私も早く行かなければ

すずめ?いたっけ?
Unknown (ふう)
2024-01-13 21:48:27
すずめ船長どの

日光東照宮、久しぶりすぎて何一つ覚えておらず、初めて訪問した場所のようでした(笑)
標高が高い日光の冷たい空気と、新年独特の雰囲気が相まって、ちょっとしたパワースポットの様。

すずめ、いるのよ。
寝てる猫の後ろで、楽しそうなすずめさん。
日光の彫刻たちには、それぞれのストーリーがあって、それを知ることも楽しかった。

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