桜乃記-さくらのき-

九州に住む、しがない若手サラリーマンが書きつらねた現代の随筆。
日本名刺研究会(会員数2名)の代表でもあります。

野球という競技の特異性

2010-11-16 | スポーツ
今日は日本の国民的スポーツ、野球にスポットを当てましょう☆
むかしぼくはゴルフの特異性について書きましたが、その野球版です。


いってみよう☆

1.連日ベストメンバーを組めない
2.汗一つかかず試合を終わる時がある
3.データが重視される割には、グラウンドサイズが決まっていない
4.左利きが如実に有利である

ひとつづつ見てみましょう☆


1.連日ベストメンバーを組めない

これはどういうことかと言うと、投手というポジションがあるが故の特殊性です。
試合が3日も4日も続く場合、投手だけは連日同じポジションで使うわけにはいきませんね。
肩が酷使されるからです。

野球では至極当たり前なことですが、実は他のスポーツには無い現象です。
バスケでセンターのポジションの人間は酷使されるから、連日は試合に出れないとか、ラグビーでナンバー8は酷使されるから、次の試合は別の人間を使うとかって、あり得ないことですよね?



2.汗一つかかず試合を終わる時がある

試合中、半分近い時間をベンチで過ごすというだけでもかなり特殊ですが、実は全く運動せずに終わることもあり得ます。
例えばあなたのポジションがライトだとしましょう。

守備時にボールが全く飛んでこず、攻撃時は三振ばかりだったら、ほぼ運動せずに一試合終えることも可能です。



3.データが重視される割には、グラウンドサイズが決まっていない

よく、東京ドームは狭いからホームランを打ちやすいとか言いますね。
野球って、何よりもデータが頻出するスポーツでありながら、フィールドのサイズが明確に決まっていないという、特殊性を持ちます。

もちろん、ダイヤモンドの長さなどは決まっていますが、球場の大きさの規定には大まかな規定しかないために、ホームランの打ちやすさが異なっているのです。

そもそもマツダズームズームスタジアムのように、右翼と左翼の形とサイズが異なるところまで有りますからね。
しかもこれって、アメリカではそんなに珍しいことでもありません。

また、ファウルグランドの大きさも異なっているので、例えば福岡ドームであればファウルグランドで捕球できたものが、マツダスタジアムでは客席に入ると言うことが有り得ます。



4.左利きが如実に有利である

野球やるなら左利きが有利です。
なぜって?

打者であれば左バッターボックスに立ちますが、これって右バッターボックスよりも一塁に近いんですよ。
だから如実に有利なんです。

例えばボクシングで左利きであれば、右利きより一般的に有利とされます。
ボクサーは、左利きの人間と対戦することが少なく、自身が左利きであれば、相手が慣れていないのに付け込むことが出来るからです。

しかしそのボクサーの関係性は、対戦相手が左利きだったら崩れてしまいますよね?


だが野球の場合は、常に左利きが有利なんですよ。
一塁に近いのは、相手に関係がない、絶対的事実なんですから。




はい、てなことで今日は国民的スポーツ野球について考えてみました☆
こう見てみると、非常に個性的輝きを放つスポーツだと言うことが分かりますね。

今後も長年にわたって、日本のスポーツシーンの代表であり続けることでしょう♪
ではでは~


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