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【目の下にくまが現れる病気】
●貧血症
鉄分が不足し、血液中のヘモグロビンが減ることで青ぐまを引き起こします。若い女性に多い病気で、体が疲れやすい、だるいなどの症状と共にくまが出るようになったら注意しましょう。
●バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
バセドウ病は、のどぼとけの下にある甲状腺でつくられる甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで起こる病気。症状の一つに、眼球が突出することがあります。眼球が突出すると眼球の下にある眼窩脂肪がせり出してきてたるみのようになり、目の下に影ができ、黒ぐまができます。
●肝臓疾患・腎臓疾患(肝機能・腎機能の低下)
肝臓や腎臓へ過度な負担をかけて機能が低下すると、血流が悪くなり青ぐまができます。お酒や甘い物を過度に摂取したり、過労などによって臓器が疲れているときにも起こりやすいので、生活習慣の改善を心がけましょう。
アトピー性皮膚炎、花粉症皮膚炎
目の周り全体がくすんでいる場合は、アトピー性皮膚炎や花粉症皮膚炎の可能性があります。目の周りの皮膚に、ハウスダストや花粉などのアレルギー成分が付着して炎症を起こし、色素沈着による茶ぐまを引き起こします。放置すると深刻なシミになるので、早めに医療機関の受診が必要です。
●うつ病
うつ病になると、両目と口の周りが青白くなります。これは自律神経の異常によって、目の周りの筋肉(眼輪筋)や口の周りの筋肉(口輪筋)に血液が正常に流れなくなり、血行不良を起こしているためです。