http://ameblo.jp/sekainosyoutai/entry-11625860409.htmlから
NZでM6.5、ロシア極東でM6.7の地震!世界で相次ぐ大地震と日本の不気味な関係!
2013年10月01日 22時17分テーマ:地震予測
室町時代の明応東海地震 津波到達 標高36メートル超 / jetalone
9月30日の夜にニュージーランド北部海域でマグニチュード6.5の強い地震が発生し、10月1日の朝にロシア極東のカムチャッカ半島南部でマグニチュード6.7の地震が発生しました。いずれの地震も震源が陸から離れていたため、幸いにも負傷者などの報告はありません。
ただ、今回の地震には非常に気になる点が複数あります。まず第一に、パキスタンで9月24日に発生したマグニチュード7.7の大地震が引き金となって、世界各地でマグニチュード6を超えるような強い地震が連発している点です。
言葉で説明するよりも実際に地図を見て頂いた方が分り易いと思いますので、以下にここ1周間で発生した地震情報を表示する地図を加工したものを載せておきます。
黒字で地図に書かれた数字は、地震の発生順を示しています。1が一番最初に発生した地震で、4が最後に発生した地震です。
☆リアルタイム地震情報
URL http://www.iris.edu/sm2/
☆アメリカ地質調査所
URL http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/usb000k2h2#summary
↓9月30日にニュージーランドでマグニチュード6.5
↓10月1日にロシア極東でマグニチュード6.7
マグニチュード7.7、マグニチュード7、マグニチュード6.7、マグニチュード6.5。ここまで規模の大きな地震が、こんな短時間で同時多発するのは異例中の異例です。
しかも、地震が対角線上で地震が発生しています。パキスタン→南米チリとニュージーランド→ロシア。
大地震というのは地球の裏側にもエネルギーが届くため、震源とは反対側の対角線上に位置している場所でも地震を誘発する傾向が見られます。
もちろん、日本の歴史上最大規模の地震だった東日本大震災も例外ではありません。東日本大震災が発生する15日前には、世界地図で対角線上に位置しているニュージーランドで大地震が発生しています。
これは東日本大震災の一回だけの話ではなく、その後も何度も同じようなことが発生しました。
今年を例にすると、2013年7月21日にニュージーランドでマグニチュード6.5地震が発生し、14日後に当たる8月4日に宮城沖でマグニチュード6の地震が発生。
細かい日時やマグニチュードには違いがありますが、ニュージーランドでマグニチュード6以上の強い地震が発生すると、日本でもマグニチュード6以上の地震が発生するということなのです。
☆気象庁プレート地図
URL http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/whitep/2-1.html
パキスタンと南米チリ、ニュージーランドとロシアを線で結んでみると、その中心には太平洋中部があります。太平洋中部には地震のエネルギーが溜まりやすいプレートの断層は無いため、近場でプレート同士がぶつかっている場所を探してみると、一番近い場所に日本の小笠原諸島やマリアナ海溝を見つけることが出来ます。
世界の4方向で大地震が起きたということは、その中心に位置しているプレート密集地帯には相当な負荷が掛かっている可能性が高いです。下敷きの4方から同時に力を加えてみれば分かりますが、このような形で力を加えると中心に力が集中して、弾けそうになります。
つまり、今の小笠原諸島周囲には猛烈な圧力が掛かっており、この近辺で巨大地震が発生しても不思議では無いということです。
それを示唆するかのように、今年の9月にラドン濃度で東日本大震災前に観測した値の30倍にも匹敵する数値を観測しました。東日本大震災の方が長時間高い数値を観測していたので、一概には比較することは出来ませんが、東日本大震災並みの巨大地震が近い将来に発生する可能性は十分に有り得ます。
☆ラドン濃度各観測点
URL http://lll.physics.gifu-u.ac.jp/~radon/index.html
↓岐阜県のラドン濃度は9月20日に過去最高の値を観測してから、比較的静かな推移。やはり、近うちに対応する巨大地震発生か?
↓東日本大震災前の岐阜県ラドン濃度。データは2010年10月から2011年4月。
↓東日本大震災前の福井ラドン濃度。データは2010年11月から2011年5月。
☆兵庫県南部地震前の西宮市における地下水中ラドン濃度変動
URL http://sakura.canvas.ne.jp/spr/george-i/research/kobe.html
↓参考情報。阪神淡路大震災のラドン濃度
小笠原諸島周囲には太平洋プレートやフィリピン海プレートがあり、激しく衝突している場所です。昔の文献を調べてみても、この近辺でここ100年ほどの間は目立った地震がなく、関東直下型地震や南海トラフよりも膨大な量の歪が溜まっていると考えられます。
当ブログでは何度か取り上げていますが、各種データでも小笠原諸島周囲で高い数値を観測中です。地震専門家の串田氏の方でも記録的な高い数値を捉え続けていますし、マリアナ海溝から小笠原諸島、関東東部沖のラインでは巨大地震が何時発生しても不思議ではありません。