国公立大学2次試験の後期日程が12日、全国の大学で始まった。京都、滋賀では7大学で実施、午前中は京都工芸繊維大や京都教育大、滋賀大などで受験生が数学などの試験や体育の実技に臨んだ。雪による遅れはなかった。
文部科学省によると、後期日程で出願を受け付けたのは国立75大学316学部、公立64大学135学部で、全体の志願者数は20万2137人。合格発表は20日から。
募集人員に対する倍率は全体で前年並みの10・3倍。東日本大震災で大きく被災した地域では、岩手大が7・7倍、東北大13・9倍、福島大10・5倍で、いずれも前年より上昇した。