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旅行記、世相独言

えべっさん

2010年01月11日 14時16分24秒 | イベント
えべっさん

 夜の十日戎境内風景(今宮戎HPより)


小さい頃から十日戎のことを「えべっさん」と言ってきた。
「えびす」とは七福神の一柱で、古来より漁業の神様として崇められてきた。
大阪の今宮戎神社は、上町台地にあり、昔はすぐ西まで海岸線が迫っていた。漁業の神様が鎌倉~江戸時代にかけて徐々に商売の神様となり、商売繁盛にご利益のある福笹、熊手などが授与されている。

 境内近くの道両側は熊手のお店がびっしりと


今宮戎駅を降りると、「商売繁盛で笹持て来い!」の賑やかなお囃子が耳に届く。人の流れに身を任せると自然と境内に入っていく。沿道両側には豪華な熊手やミニ熊手まで様々な熊手が売られている。

境内は押すな押すなの人出で、宵えびす、本えびす、残り福を求める残りえびすの3日間で100万人の人出がある。

 
(左写真)右側が本殿、左側は福娘達が吉兆をつけてくれる    (右写真)本殿の賽銭箱の中


本殿両側で笹が配られ、福娘達に様々な縁起物=吉兆をつけて貰う、1点1000円~1500円ほどの吉兆を数点つけて貰って5千円から1万円位を支払って「福笹」を持って帰る。福娘達はお揃いの着物の上に千早を着用し、頭には金の烏帽子を付けて奉仕している。

  

  今年の福娘達といろんな吉兆(縁起物)


小生も東京の息子の会社のために毎年出かけるが、関東では十日戎の習慣はあまりなく、関西中心のイベントのようだ。
金太郎飴の福飴もえびっさんの定番のもの。今は紅白のねじり飴と金太郎飴の2種類が主に売られている。

 
 (左写真)十日戎の定番 福飴、福おこし        (右写真)南海本線・今宮戎~難波駅間ガード沿いの露店

帰路はいつも難波駅まで歩くのだが、電車のガード沿いにびっしりと露店がつながっている。露店の種類も移り変わりがあって面白い。
食い物系では、一時トルコケバブ系が流行ったが、最近は宮崎の肉巻きにぎり、広島風お好み焼き、佐世保バ-ガー、福岡の梅ケ餅、その他沖縄、韓国等、露店もバラエティに富んだきた。


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