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旅行記、世相独言

原信夫と#&♭のさよなら公演

2008年11月29日 14時31分14秒 | イベント
 11月24日、大阪フェスティバルホールで原信夫と#&♭の引退さよならコンサートがありました。
 57年間の活動に終止符を打つ原信夫氏、もう82歳だそうで、それでも現役でサックス吹きながらの元気な姿を久々に拝見しました。



 小生は見砂直照と東京キューバンボーイズの大ファンだったのですが、1980年にマエストロ見砂氏がキューバンボーイズの引退公演を同じくフェスティバルホールで打たれ、寂しい思いで雪の降る夜の家路についた記憶がよみがえります。
 この2つのフルバンドは戦後日本を代表するジャズとラテンの名バンドで、よく競演もされました。



 何度も通った会場のフェスティバルホールも来年改築されるようで、思い出が消えていくような気がします。

 

会場は労音時代の青年やOL達で超満席。見砂氏の子息が2005年に立ち上げた東京キューバンボーイズもゲスト出演し、大変な熱気に包まれつつ惜しみない拍手がいつまでも続きました。


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初体験です、宝塚歌劇。

2008年11月15日 22時50分17秒 | イベント
 宝塚歌劇を62歳にして初めて体験しました。

 宝塚はしばしばゴルフの行き帰りに立ち寄ったりすることがありましたが、どういうわけか、多分興味がなかったんでしょう、この歳まで歌劇を見る機会がありませんでした。それが、ある懸賞の源氏物語に引かれて何気なく応募したところ、当選とあいなって14日月組公演「源氏物語千年紀頌 夢の浮橋」を女房と鑑賞してまいりました。



 正直、瀬奈じゅんさん、霧矢大夢さん等々のトップスターが誰なのか全く分からない門外漢の小生。熱心に熱い視線で観劇する隣の席の女性等にははなはだ失礼な叔父さんに映ったことでしょう。

 ショーの内容は、素晴らしいものでしたが、それ以上に感動を新たにしたのは、小林一三さんの取り組まれた事業の内容ですね。
 平日の午後、観客は90%が女性客ですが、明らかに遠方よりの来場者や西欧人の観客も結構多く、しかも満席状態。1914年の初演以来、これだけの人をコンスタントに集めるショービジネスの仕組みと街づくり。すごいですね。

 少女歌劇は女の子の見るもの、と母親に子供頃から言われて今日まで見る機会がなかったけれども、成功の秘訣を少しだけ垣間見た気がしました。まだまだ、奥は深いのでしょうが。



 それにしても、劇場横を流れる武庫川の対岸や遊園地の跡地には、マンションが立ち並び、昔の良き風情がその面影を少しずつフェードインしていくのは寂しい限りですね。


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源氏物語千年紀記念式典と「古典の日宣言」

2008年11月02日 00時38分40秒 | イベント
本日、11月1日国立京都国際会館で、天皇・皇后両陛下ご臨席の下、源氏物語千年紀記念式典が開催されました。



三倉茉奈・佳奈さんがリニューアル・オープンした宇治の源氏物語ミュージアムを中継映像で紹介した後、瀬戸内寂聴さん、ドナルド・キーンさんからそれぞれ講演があった。期せずしてお二人とも86才、エネルギッシュな講演でした。特に、瀬戸内寂聴さん、今回の源氏物語の講演が今年86回目だそうです。



天皇・皇后両陛下ご入場の後、平安雅楽会による舞楽「青海波」「蘭陵王」に続いて千年紀委員会代表、塩谷文部科学大臣の挨拶の後、NHK大河ドラマ風林火山で由布姫役を演じた柴本幸さんが十二単姿で、今後毎年11月1日を古典の日とするという「古典の日宣言」を見事に宣言して閉会。



理系の生活が長かった小生にとって、古典文学に接する機会が少なかったと言えば言い訳になるが、この齢になって興味がそそられるのは、やはり歳のせい?
京都発のローカル宣言にとどめず、広く日本全国の宣言として、素晴らしい日本の古典文化を大いに見直そう!

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