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ペーパームーン - ミラノ ― 1996.04.26~04.29
プリンシペ・ディ・サヴォイアホテル。昔、私の数部屋先にモナコ皇太子も宿泊。
午前11時45分成田発JL419便はミラノへの直行便、夕刻マルペンサ空港に到着する。今までEU圏からミラノ入りしていた小生はリナーテ空港しか知らない。リムジンバスでミラノ中央駅まで行き、三日後(29日)のヴェネチア行き列車の指定券を購入してからタクシーでホテル「プリンシペ・ディ・サヴォイア」に向かう。久々のホテルスタッフとの再会である。夕食は歩いて懐かしの「遠藤」へ。女房殿は何でミラノまで来て日本食?と不満である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/82/5e17a41e8948a8e6baabbf9c06d5b956.jpg)
(左)ミラノ初の夕食は「遠藤」。世界ガス会議時、随分通ったお店。 (右)市内見物前のホテル・テラスにて
27日は朝から生憎の小雨模様。今日はゆっくり市内観光する予定で、まずは「最後の晩餐」鑑賞に。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会までホテルがベンツで送ってくれる。
(左)サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 (右)「最後の晩餐」(Bonechi Edizioni IL TURISMOより)
キリストの「汝らの一人、我を売らん」という瞬間を描いた名画は戦禍を免れ修道院の食堂から見つかったが、長年修復中であり小生は2度目の再会である。
(左)スフォルツェスコ城 (右)お城の中
教会を出る頃には小雨も上がり、スフォルツェスコ城に向かう。欧州の各都市は、その観光スポットが旧市街地にあり徒歩で観光出来る点が良い。15世紀のお城で現在は博物館、美術館として使われている。城の裏手はセンピオーネという大きな公園で沢山の市民の憩いの場所となっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/7d/0af7d802fb0b7905fb3367b88635f61e.jpg)
(左)ドゥオーモ広場 (右)ミラノ・ドゥオーモ(いずれも「ミラノとその地方ロンバルディア」政府観光局より)
ドゥオーモを背景に。
お城の前のカイロリ広場に面したカフェテラスでコーヒーブレークした後、ダンテ通りを進むとドゥオーモの姿が目に入ってくる。初めて見る人間にとってこの尖塔135本を有する巨大なゴシック建築は強烈なインパクトを与える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/dc/ab36818b93172ac6c8bd07a67f1c1e8e.jpg)
(左)現地人お薦めのピッツァなら「Paper Moon」 (右)ペーパームーン店内
ドゥオーモ見物を終えた頃になると、お腹が空いてくる。ミラノの現地人からお惣菜ならペックで、ピッツァならここ!と教えられたところがある。モンテ・ナポレオーネ通りの裏通りでバグッタ通りにある「ペーパームーン」というお店。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/bc/5774de92e43b778016961d3a0537bba7.jpg)
(左)紙のように薄いがもちもち感十分のピッツァ(参考写真) (右)アサリのスパゲッティ
紙のように薄い生地でしかももっちり感があり、未だに夫婦揃って忘れ難いピッツァである。ちなみにPizza raggio di sole(トマト、モッツアレッラ、卵、ハムのピッツァ)とSpaghetti alle vongoli veraci(アサリのスパゲッテイ)が昼食メニュー。
昼食後は、ミラノに来ればやはりショッピング。この界隈には多くの女性が目を輝かせる高級ブティックが目白押しである。しかし、幸運にも?うちの奥様はあまりブランド商品にはご興味がないらしく、ドゥオーモ横の「リナシェンテ」というデパートに向かう。
リナシェンテ最上階のコーヒーパーラー(後ろはドゥオーモ)
欧州の春は6月。日本で言えば4月に相当する。デパート内には数々の春物ファッションが展示されている。1時間半ほど洋服のお買物にお付き合いし終わった頃には足が棒のようになっている。屋上のカフェテリアでドゥオーモを背景に休憩し、よほどお昼のピッツァがお気に召したのか、ホテルに戻ってまた夕食に出るのがしんどいので、美味しそうなピッツァをテイクアウトして帰ろうと女房殿の提案。
安上がりでいいけど、でも確かにホテルに戻ってまた夕食に出るのも億劫。ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアからスカラ座広場に出て、タクシーでホテルに戻る。
(左)スカラ座広場にて(温々のピッツアを持って) (右)ホテルの部屋で早速ファッションショー
ホテルに戻ると、早速リナシェンテで買った春物ファッションショー。夕食の後は、最上階のプールで一泳ぎ、今日一日歩き回った足の凝りをジャグジーでほぐす。
明日は、天気も回復したので湖水地方コモ湖にでも行くか!
夜、ホテル最上階の屋内プールでリフレッシュ、明日はコモ湖に行こう!
ペーパームーン - ミラノ ― 1996.04.26~04.29
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午前11時45分成田発JL419便はミラノへの直行便、夕刻マルペンサ空港に到着する。今までEU圏からミラノ入りしていた小生はリナーテ空港しか知らない。リムジンバスでミラノ中央駅まで行き、三日後(29日)のヴェネチア行き列車の指定券を購入してからタクシーでホテル「プリンシペ・ディ・サヴォイア」に向かう。久々のホテルスタッフとの再会である。夕食は歩いて懐かしの「遠藤」へ。女房殿は何でミラノまで来て日本食?と不満である。
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(左)ミラノ初の夕食は「遠藤」。世界ガス会議時、随分通ったお店。 (右)市内見物前のホテル・テラスにて
27日は朝から生憎の小雨模様。今日はゆっくり市内観光する予定で、まずは「最後の晩餐」鑑賞に。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会までホテルがベンツで送ってくれる。
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(左)サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 (右)「最後の晩餐」(Bonechi Edizioni IL TURISMOより)
キリストの「汝らの一人、我を売らん」という瞬間を描いた名画は戦禍を免れ修道院の食堂から見つかったが、長年修復中であり小生は2度目の再会である。
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(左)スフォルツェスコ城 (右)お城の中
教会を出る頃には小雨も上がり、スフォルツェスコ城に向かう。欧州の各都市は、その観光スポットが旧市街地にあり徒歩で観光出来る点が良い。15世紀のお城で現在は博物館、美術館として使われている。城の裏手はセンピオーネという大きな公園で沢山の市民の憩いの場所となっている。
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(左)ドゥオーモ広場 (右)ミラノ・ドゥオーモ(いずれも「ミラノとその地方ロンバルディア」政府観光局より)
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お城の前のカイロリ広場に面したカフェテラスでコーヒーブレークした後、ダンテ通りを進むとドゥオーモの姿が目に入ってくる。初めて見る人間にとってこの尖塔135本を有する巨大なゴシック建築は強烈なインパクトを与える。
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(左)現地人お薦めのピッツァなら「Paper Moon」 (右)ペーパームーン店内
ドゥオーモ見物を終えた頃になると、お腹が空いてくる。ミラノの現地人からお惣菜ならペックで、ピッツァならここ!と教えられたところがある。モンテ・ナポレオーネ通りの裏通りでバグッタ通りにある「ペーパームーン」というお店。
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(左)紙のように薄いがもちもち感十分のピッツァ(参考写真) (右)アサリのスパゲッティ
紙のように薄い生地でしかももっちり感があり、未だに夫婦揃って忘れ難いピッツァである。ちなみにPizza raggio di sole(トマト、モッツアレッラ、卵、ハムのピッツァ)とSpaghetti alle vongoli veraci(アサリのスパゲッテイ)が昼食メニュー。
昼食後は、ミラノに来ればやはりショッピング。この界隈には多くの女性が目を輝かせる高級ブティックが目白押しである。しかし、幸運にも?うちの奥様はあまりブランド商品にはご興味がないらしく、ドゥオーモ横の「リナシェンテ」というデパートに向かう。
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欧州の春は6月。日本で言えば4月に相当する。デパート内には数々の春物ファッションが展示されている。1時間半ほど洋服のお買物にお付き合いし終わった頃には足が棒のようになっている。屋上のカフェテリアでドゥオーモを背景に休憩し、よほどお昼のピッツァがお気に召したのか、ホテルに戻ってまた夕食に出るのがしんどいので、美味しそうなピッツァをテイクアウトして帰ろうと女房殿の提案。
安上がりでいいけど、でも確かにホテルに戻ってまた夕食に出るのも億劫。ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアからスカラ座広場に出て、タクシーでホテルに戻る。
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(左)スカラ座広場にて(温々のピッツアを持って) (右)ホテルの部屋で早速ファッションショー
ホテルに戻ると、早速リナシェンテで買った春物ファッションショー。夕食の後は、最上階のプールで一泳ぎ、今日一日歩き回った足の凝りをジャグジーでほぐす。
明日は、天気も回復したので湖水地方コモ湖にでも行くか!
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夜、ホテル最上階の屋内プールでリフレッシュ、明日はコモ湖に行こう!