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旅行記、世相独言

アメリカン・ドリーム - ロサンジェルス - (異文化体験5 テーマ探しの旅4)

2010年05月03日 00時10分53秒 | 異文化体験_北米
(写真はクリックで拡大します)


アメリカン・ドリーム -ロサンゼルス-  1983.9.23~25


 ホテル・ニューオオタニ(今は別名)
  
 リトル東京の側にあるホテル・ニューオオタニ。無事U君とも合流し、ロスの休暇を楽しむ。3年程前から義弟がデザイン関係の勉強でロスに来ている。電話連絡すると24日は空いていると言うので久々に会うことになった。

 
      ディズニーランドより歴史のある遊園地、もともとはベリーを売る店から始まった。
 
 車がないとどうしようもないロスの町。義弟の車で「ナッツベリーファーム」というOld Time Adventureが楽しめる遊園地に行く。ここも子供以上に大人が多く、ライド系の遊園地では全米でも屈指の遊園地である。次にUCLAにテニスのラケットを買いに行ったが結構高いので止め、ジョギングパンツを購入。その後、義弟の住むハリウッド方面に向かう。

 UCLAの学内ストアでテニスラケットを物色、高くて購入中止。
 
 ビバリーヒルズに日本人2人と米国人1人の3人で共同生活をしているという。仕事場兼住居のその家は、3DKでプール付きのタウンハウス。セキュリテイを重視するお国柄とあって、門扉は各家からのリモート操作。CATVが発達していて、ここだけでスポーツ番組5チャンネルと契約していると言う。

 デザインの仕事はそれなりに進んでいるらしいが、競争が激しく日本人留学も多く、仕事にありつける確率は高くないらしい。今はバドワイザーの広告を手掛けており、彼の関係する作品が日本でも週刊誌に毎週見受けられる。しかし、下働きでは日本に帰っても大した仕事に就けないので、もう少しがんばってみると言う。義弟の勇気とファイトに大いに声援を送る次第である。

  
      グリフィス天文台と天文台からL.A.のダウンタウンを遠望する

 グリフィス天文台やそれに続く小高い丘の上からGreater L.A.が一望出来る。夕日に照らされたロスの町並はうっすらとスモッグに霞んでいた。久しく日本食を食っていないと言うので、寿司でも食おうとリトル東京の「大阪寿司」に行く。カリフォルニア巻きなどという海苔巻があって、観光客にうけている店である。

 カリフォルニアロールの一例、板前と「目つき」論議

 板さんは日本から来た人で、二人の会話の途切れた間にうまく入ってきて、小生が日本から来た人で、お連れさんはこちらの人でしょと言う。「どうして分かるの?」と聞くと、目を見ればわかると言う。日本から来た人は非常に目が鋭くなっていて、こちらに住んで永い人は日本人の本来の目つきだと解説してくれる。本人はリラックスしているつもりだが、心身はやはり緊張し、目つきは鋭くなっているらしい。もっとも団体旅行の人には当てはまらないようだが。
 義弟の成功を祈って乾杯し、夜遅くホテルに戻る。

 買って帰ったインディアンの砂絵

 翌朝はお土産の買物。リトル東京には岡田屋等、沢山のお店がある。COTYのコンパクト付き口紅$6(1$=260円前後、日本のデパートで4千円程度で販売)が目下の米国出張時の人気土産品。まとめ買いすると$5にしてくれる。この時買ったインデイアンの砂絵は今も書斎の壁を飾っている。

 帰りの機内、スチュアデスのあのスリット嬢は?? 今、彼女はいずこの空を飛んでいるのか。



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