Anchor

旅行記、世相独言

ミラノ~ジェノバ~ピサ~フィレンツェ バスの旅(異文化体験12 都市再生の旅5)

2011年04月05日 15時49分03秒 | 異文化体験_西欧
東北関東大震災の被害者の方々にお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた方々に深く哀悼の意を捧げます。


(写真はクリックで拡大します)

ミラノ~ジェノバ~ピサ~フィレンツェ バスの旅  1990.9.18~20

 ミラノを10時に出発したバスは、高速道路を一路南へ走り、海が見え出すとそこはもうジェノバ。人口60万人、イタリア最大の港町で、コロンブスが生まれた街としても有名である。ジェノバからモナコ王国のモンテカルロを経てニース更にカンヌに至る地中海沿岸は、コート・ダ・ジュールと呼ばれる世界的避暑地でもある。

  お昼時のジェノヴァの街

 飛行機の便があれば、小生はモンテカルロでこの週末を過ごす予定であったのだが。というのも堺にある弊社の製造所跡地開発で、その泊地(船が停泊する港)が丁度モナコ湾と同じ広さ(50ha、500m×1000m)ということもあって、モナコの都市スケールを是非見ておきたかったのである。ジェノバの街角のレストランで昼食。テラスにはすごい美人が一人でお食事中。

  活気に満ちたジェノヴァの街

 バスは地中海に沿って長靴の下の方に降りてゆく。山側には大理石を切り出した峰々が白く連なり、中世の歴史的建造物の建材たる見事な大理石は、この辺りから遠くローマやその他の栄えた都市に運ばれた。

 遠くの山肌が白いのは大理石の採掘場
  
 ピサに着いたのは16時頃。日が少し傾きかけ、ピサの斜塔は逆光の中に浮かんでいる。世界7不思議と言われるこの斜塔は、今も傾きが進行中で、現在修復中のため中に入れない。ピサの斜塔は、この街のドウモの付属鐘楼だが、ドウモ内にはガリレオが「等時性の法則」を見出すきっかけになったランプが下がっている。

       
  今尚傾きを増している「ピサの斜塔」、目下修復中で中に入れない。

 中庭は広大な芝生。若い恋人達が人目もかえりみず、抱き合って横たわっている。そう!ここは情熱の国イタリアなのだ。
 露店が連なる参道で、暑さよけの麦藁帽子を見ていると、女性店員が盛んに似合いますよ!と勧める。ゴルフにも丁度良いかと購入。

            
(左)ガリレオが「等時性の法則」を見出したとされるランプ (右)フィレンツェ「ジョリーカールトン・ホテル」
 
 ピサからフィレンツェへは、内陸の道。この辺りになるとバスの中は鼾の合唱。陽が西に沈む頃、バスは無事に中世ルネサンスの都フィレンツェのジョリー・カールトン・ホテルに到着。
 ZZZzzz・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする