鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

伊集院まち歩き(4)

2019-02-04 | 史跡

護国神社から坂を登って、城山(じょうやま)公園へ行きます。

 

城山公園。一宇治城跡で、伊集院氏と島津氏が居城としました。

 

前の写真の左に、フランシスコ・ザビエルの像があります。

ザビエルは、1498年、ここで領主の島津貴久と面会し、布教の許可を得ました。

 

井戸の跡です。今は水がありませんが、昔はあったのでしょう。

 

山頂の城跡。桜の名所です。

 

山頂に「島津貴久ザビエル会見の地」の碑があります。

 

近景。

 

城跡から伊集院の町と桜島を望む。

 

城山公園から下りて、神之川大橋を渡ります。

 

橋から上流を望む。

 

橋を渡って右に、平野二郎国臣の歌碑があります。

平野は福岡の勤王の志士で、島津久光に討幕を勧めようと、有馬新七の協力を得るため伊集院に滞在しました。

 

しかし討幕の決起にはならず、国臣が涙をのんで伊集院を去るとき詠んだ歌です。

 我胸の燃ゆる思ひにくらぶれば 煙はうすし桜島山

 

平野国臣の肖像画。

 

さらに進むと、左に有馬新七誕生地の碑があります。

 

有馬新七誕生地の碑。新七のことは、まち歩き(2)で紹介しました。

 

跨線橋を渡り、スタート地点の徳重神社へ戻りました。

左の電柱のある道が旧鹿児島本線で、手前に、まち歩き(1)で紹介したレンガトンネルがあります。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ザビエルの像 (momomama)
2019-02-05 17:28:48
こんにちは。
・・・よく来てくれましたね。
クリスチャンではないけれど 鑑真和上にしても
ホントによく来てくれましたね。
「島津貴久ザビエル会見の地」ここで会われたんですね。
【我胸の燃ゆる思ひにくらぶれば 煙はうすし桜島山】
余りにも有名で この詩 知ってますが 詠み人が
平野二郎国臣という人とは知りませんでした。
というか覚えていませんでした。
いいお天気だったけど 春は名のみ 寒くなりました。
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平野二郎国臣 (chiro)
2019-02-05 17:42:47
momomamaさん

こんにちは。
鹿児島は、ザビエルが来たところだけあって、ザビエルの史跡は他にもあります。
像も、私が知っているだけで、あと2つあります。

この歌、愛の歌のようですが、国を思う歌なんですね。
作者が、平野二郎国臣というのは知っていましたが、福岡の人というのは、ここへきて知りました。
返信する
こんばんは~ (蓮の花)
2019-02-05 21:46:47
ザビエルの布教の地は種子島と聞いていましたが
伊集院の地にもその布教の地があるのですね。
私はカトリック系の学校で6年間授業を受けていましたが
伊集院の地の事は勉強不足でした。
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帰る途中 (chiro)
2019-02-06 17:59:44
蓮の花さん

こんにちは~
ザビエルが、伊集院で会見し、布教の許可を得たというのは、あまり知られていません。
種子島へは、日本での布教を終えて帰る途中に寄っています。
カトリック系の学校だったんですね。
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