日置市吹上町の中島常楽院跡を紹介します。
中島常楽院跡です。
1196年、島津忠久は宝山検校(けんぎょう)を伴って薩摩に下りました。
対の仁王像があります。
検校は天台宗常楽院(京都)の19代住職で、島津氏の祈祷僧としてこの地に常楽院を建立しました。
阿像。
検校はじめ歴代住職は島津氏の威徳高揚につとめ、琵琶を吟弾して仏法を広めました。
吽像。
このとき弾奏された琵琶が、後年薩摩琵琶に発展しました。
薩摩琵琶発祥之地の碑。
今でも毎年10月12日、県内外から僧侶が集まり妙音十二楽を演奏します。
天邪鬼(あまのじゃく)の像。
隣に多くの石造物があります。
立派な石祠です。中央が宝山検校の墓。
石祠と仏像。
仏像。
石塔にも仏像が彫られています。
台座に乗った仏像。