goo blog サービス終了のお知らせ 

鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

髢滝

2024-06-02 | 水辺の風景

前回の記事で、島津義弘夫人だった隈媛が入水自殺したことを書きましたが、それにまつわる滝を紹介します。

 

加治木の高岡公園へ上がっていく途中の道路右側に滝が見えます。

 

髢(かもじ)滝(櫛永滝)です。

隈媛死去の後、御側女衆はこの滝から投身殉死し、その際髢が解けて断崖の藤蔓に懸かったので、この滝を髢滝と言うようになりました。髢は髪を結ったり垂らしたりする場合に地毛の足りない部分を補うための添え髪のことです。

 

上部。また、この付近を櫛流と言うようになったそうです。

 

さらに上部にも細い滝があります。

 

中部。川は網掛川の支流です。

 

滝つぼは狭いです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国分広瀬の潮遊池

2024-05-20 | 水辺の風景

霧島市国分広瀬の潮遊池を紹介します。

 

潮遊池のほとりにある住吉大明神です。

 

正面より見る。神社は石祠です。

 

隣にある小村新田干拓記念碑。この付近は江戸時代末期の干拓地です。

 

石碑の前にある、いかめしい顔の像。

 

神社の前の井戸から湧水しています。自噴しているのでしょうか。

 

潮遊池です。向こうの海とは堤防で仕切られています。

ここで毎年8月16日、ハンギリ出しという盆の精進落とし行事が行われます。

 

ハンギリとは馬の飼葉桶のことで、これと孟宗竹を組み合わせたいかだに乗り、投網でエッナ(ボラの子)を捕る伝統行事です。最近はエッナが捕れなくなっているそうです。

 

池の周囲の松は、1755年に薩摩義士が宝暦治水工事の完成を祝い、薩摩から取り寄せて植えた松の子孫です。木曽三川千本松原を愛する会が、種から育てたものを贈りました。

 

里帰りの松。

 

隣の潮遊池。ここの松も里帰りの松です。

 

堤防から見た潮遊池です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊作川河口と入来浜

2024-05-08 | 水辺の風景

日置市吹上町の伊作川河口と入来浜へ行きました。

 

河口付近から伊作川上流を望む。右は吹上漁協です。

 

吹上砂丘を横切って流れています。

 

伊作川河口を望む。点のような島は久多島。

 

吹上砂丘の上から伊作川河口を望む。

 

砂丘の南を望む。右の山は野間岳です。

 

砂丘に咲くハマヒルガオ。

 

入来浜です。

 

多くの人が浜で遊んだり、潮干狩りをしたりしていました。

 

浜で遊ぶ人たちと野間岳。

 

砂遊びの子供。

 

潮干狩りに来たわけではないですが、少し貝を採りました。

 

青のりと貝汁にしました。いい出汁が出ます。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花瀬望比公園

2024-05-04 | 水辺の風景

指宿市開聞の花瀬望比公園へ行きました。

 

開聞岳の麓にあります。

 

太平洋戦争の激戦地、フィリピンで戦死した47万6千人の冥福を祈る地です。

 

比島(フィリピン)を望むこの地に、戦没者慰霊碑(中央)が建立されました。

 

傷ついた仲間を抱える兵士。

 

兵士の像。

 

隣の広場です。

 

夫や父親の無事と終戦を願い、フィリピンの方を見つめる母子。

 

五重塔。

 

観音像。

 

安らぎの鐘。私も祈りを込めて突きました。

 

海岸へ下りました。

 

いろいろな色の溶岩の円礫です。

 

縄状玄武岩。溶岩が流れるとき障害物に当たり、曲がったりねじれたりしてできました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知林ヶ島

2024-05-01 | 水辺の風景

指宿市の魚見岳から知林ヶ島の砂州へ行きました。

 

砂州の近くにキャンプ場があります。多くのキャンパーがテントを張っていました。

 

砂州へ向かいます。

 

展望台です。

 

展望台から知林ヶ島を望む。

 

砂州と知林ヶ島です。3月から10月の大潮と中潮の時、島と本土が砂州でつながり、島へ渡ることができます。この砂州のことを「ちりりんロード」と言うそうです。

 

南の海岸に木杭があります。何かの施設の跡でしょうか。

 

大きな潮だまり。

 

知林ヶ島全景。周囲3kmで、かつては畑がありました。

 

左の小さな島は知林小島です。

 

大隅半島を望む。

 

振り返って魚見岳を望む。

この日は島へ渡りませんでしたが、渡った時の記事はこちらです。

 

この日は、指宿いわさきホテルに泊まりました。

 

部屋から、今日訪れた魚見岳と知林ヶ島を望む。

錦江湾を望む絶景露天風呂に入りました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魚見岳

2024-04-30 | 水辺の風景

娘の招待で、指宿へ1泊旅行へ行きました。まず、魚見岳へ行きました。

 

展望台への登り口から後ろを振り向くと、知林ヶ島が見えます。

 

展望台へ着きました。

 

展望台の上です。

 

指宿市街地を望む。

 

指宿港です。

 

中央の山は竹山です。

 

煙の向こうが開聞岳。

 

展望台から見た知林ヶ島です。

 

季節と時間により砂州でつながり、渡ることができます。この時はつながっていました。

 

桜島は雲がかかっていました。

 

大隅半島を望む。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健康の森公園(2)自然観察園

2024-04-18 | 水辺の風景

鹿児島市の健康の森公園のぼたん園から自然観察園へ行きました。

 

桜島を眺めながら坂道を下って行きます。

 

ヤマモミジの新緑のトンネルを進みます。紅葉の頃はきれいでしょう。

 

ヤマモミジと桜。ソメイヨシノは葉桜へ・・・

 

ヤマツツジ。

 

谷にある自然観察園です。左(上流)にも池があり、3つの池があります。

公園中心部から離れており、坂道なので、ここまで来る人は少ないです。

 

下の池。

 

中央の池。木橋を進みます。

 

カワニナが池底に筋を付けて動いています。ここには、カワニナを餌とするホタルが生息しており、見に来たことがあります。

 

上の池はスイレン池です。

 

少し咲いていたスイレン。

 

隣の孟宗竹林。タケノコは大きくなっています。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

照島

2024-03-28 | 水辺の風景

いちき串木野市の照島へ行きました。

 

照島橋と照島神社の鳥居です。

 

参道にパワーストーンがあります。

 

照島神社社殿。

 

この島には猫が住み着いています。似ているので、親子か兄弟でしょう。

 

島の南の海岸です。向こうの浜で、浜競馬が行われます。

 

南の海を望む。中央の山は金峰山。

 

淵が二つあります。これは小さい雌淵です。

 

雌淵の奥を望む。

 

大きい雄淵です。

 

雄淵の奥を望む。

 

驪龍巖(りりょうがん)の文字が刻まれた岩。

1790年、島津家26代斉宣(なりのぶ)は照島を訪れ、雄淵、雌淵を見て「まさにこれは、玉を抱いてうずくまる龍の姿である」といい、この文字を彫らせました。

 

島の北はヨットハーバーになっています。

 

方士徐福登陸の地。

徐福が秦の始皇帝の命を受け、不老不死の薬を求めて上陸したと伝わる地です。

 

徐福が訪れたとされる冠岳を望む。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馬毛島他

2024-03-18 | 水辺の風景

種子島から見た馬毛島他の風景です。

 

種子島西岸の能野(よきの)の小高い所から東シナ海を見たもので、沖の島が馬毛島です。種子島からの距離は12kmです。

 

右を見ると、開聞岳、大隅半島が見えます。

 

能野の海岸に来ました。左から馬毛島、開聞岳、大隅半島です。

 

馬毛島です。今、自衛隊基地建設工事が進められています。

 

クレーンなどの建設機械が見えます。望遠レンズを持っていなかったので、これが限界です。

基地建設のため種子島の経済はバブルで、その恩恵を受ける人、逆に損害を被る人と、島は混乱しているようです。

 

開聞岳です。ここからの距離は68kmです。

 

左の高い島が三島の硫黄島(ここから63km)、右の平らな島が竹島です。

 

左(南)には屋久島が見えます。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

種子島マングローブパーク

2024-03-16 | 水辺の風景

種子島マングローブパークを紹介します。

 

種子島東岸の熊野海岸です。海水浴場になっています。

 

熊野海岸の少し南の大浦川河口を望む。

 

大浦川上流を望む。広大な干潟が広がり、マングローブがあります。

 

シーカヤックの人たち。

 

マングローブです。

 

上流のマングローブパークへ来ました。広いマングローブ林があります。

 

遊歩道を歩いて観察できます。種子島には他にもマングローブがありますが、ここが最大規模です。

 

対岸のマングローブ。

 

大浦川下流を望む。

 

上流を望む。

 

マングローブの根元。マングローブは海水と淡水が混じる水域に生える植物の総称で、ここのマングローブはメヒルギです。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする