大分前の話ですが、水曜日の会でお世話になっているタナカマさんと よたろーさんの3人で色々お話ししました。その時、改めて考えさせられたこと
サンチアゴは重いか・軽いか?
サンチアゴ Santiago 絶版
http://ejf.cside.ne.jp/review/santiago.html
私はサンチアゴは「重い」方のゲームだと思・・・ってた。
60分くらいかかるし、けっこう腰をすえるゲームだろう、と。
でもタナカマさんは違う考えを持っていました。
サンチアゴで行うことは至極単純。
交渉も、目的が理解しやすい、このことから考えて
けっして重いゲームではない。
ということでした。
そしてもう一つ、ボードゲーム経験者が陥る錯覚である、
「ボードゲーム初心者はゲーム初心者だろう」
ってことです。ボードゲーム初心者といってもオトナですから、あまりに丁寧すぎるインストはいかがなものか ってなお話もしました。
まぁ結局のところ「ゲームとプレイヤ次第」なんですけどね。
話を戻しまして、
ゲームの重い、軽いは イコールプレイ時間では無い
ってことです。手順や選択肢が多いゲームほど重く、ゲーム目的が理解しやすい手順が簡単なものは軽い、ってことですなぁ。
自分が持ってるゲームをもう一度重い・軽いを調べてみたいと思います。
最新の画像[もっと見る]
-
ゲームマーケット春、出るよ 10年前
-
初めて買うボードゲーム 004<br>買わないと損するカルカソンヌ 12年前
-
初めて買うボードゲーム 003 <br>ワニ乗る?乗る乗るゥ! 12年前
-
初めて買うボードゲーム 002<br>好っきなもの好っきなものダイヤモンドォ 12年前
-
初めて買うボードゲーム 001<br>ランドルフじっちゃんの名にかけて 12年前
-
プエルとリコ "不"幸せなハンス 18年前
-
プエルとリコ "不"幸せなハンス 18年前
-
プエルとリコ "不"幸せなハンス 18年前
-
プエルとリコ "不"幸せなハンス 18年前
-
Ra初プレイ ~Raとラッツィアの違い~ 18年前
さて、その「サンチアゴ」。
選択肢が非常に多いように見えて・・・例えば「水路」、水源かそれまでに引かれた水路に繋がるような形でしか引けないですし、それを決めるにしても基本的には他のプレイヤーが提示した中から選ぶだけ、ということで、実はそれほど多くなかったり。
意外と分かりやすいんですよね。
あと、決算がゲームの最後にしかない、というのも大きいかもしれません。
ゲーム中の収入は毎ターンの3金だけですし。それを取って取られて・・・の繰り返しで。
「やった」「やられた」感が分かりやすい、とか、ゲームの終了条件が規定ターン終了なのでだらだら続くことが無い、など、まだまだ細かい要素があり、「サンチアゴ」は十分に軽い・・・というか敷居の低いゲームだと思っています。
でも、やっぱりそう思う俺、少数派なのでしょうか。
この辺、「俺のゲーム軽い・重い」論?は、自分のblogでも、機会を見てちゃんと書きたいなぁ。
時間が短いのに重く感じるゲームというのは、アブストラクト系かな?
時間が長いのに軽く感じるゲームというと、ダイスゲームとか?
してみると重い・軽いというのは考える要素の多寡ということになりますね。サンチアゴで言えば、どこまで考えて交渉しなければならないか。裏切りの交渉ゲームであるクオバディスやイントリーゲは、その点で意見が分かれそうです。
でもこれも、基準のひとつに過ぎないかもしれません。ゲームに慣れてない人(例えばお母さんとか)にとっては、やはり時間が重い・軽いの全てでしょうし、もしかしたら単に重いゲーム=楽しくない、軽いゲーム=楽しいなのかもしれません。「重い」という言葉自体、ネガティブなものですから。
時間の長さ≠重さ というのも手番時にサクサクできるので悩ましい空気を感じないせいなのかもしれません。
私はプレイ時間も長く、悩ましい空気を出すような二重に重いゲームをまだ楽しめるまでに至っていません。どちらか削ってくれれば平気です。好みの問題ですねぇ・・・
結局のところ、重い・軽いは人次第。
私は「手番時の手順・選択肢の多さ→それによる結果の大きさ」が重いか軽いか、だと思います。だから悩むのよね~