ボードゲームを始めよう

ボードゲームは知的で楽しく、子供から大人まで楽しめる

ホビットの冒険 カードゲーム をインストする

2013年02月13日 21時34分17秒 | インスト

ホビット思いがけない冒険(映画)も原作も読んでないけど、「LotR」は観た!
馳夫かっこいい。

--------------

トリックテイキング
を説明する機会ってインストラクターには多い、でも余計なことまで説明する必要はないのよ、あくまでこれは「ホビット」というゲームなので。
ルールブックとの整合性を高める為に「トリック」「ラウンド」「獲得した」という言葉を使うようにして、リードカラーは→「指定色」と言い換えれるようにがんばります。

ゲームの概要・勝利条件
善と悪に別れて戦うゲームです、キャラクターカードはランダムに配りますが、正体は明らかにされます。「今回○人で遊ぶので善が勝つためには…」と善と悪の勝利条件を先に伝えます。悪側を忘れるので注意。

ラウンド開始時の手札の分配
やはり「今回○人で遊ぶので…」と言って、善と悪の手札の説明をします。必ず全てのプレイヤーが同じ枚数でゲームを始める、ということが重要です。また説明時にカードを配ってもゲームを始める前に再び集めて混ぜて配り直しましょう。悪の軍勢はゲームを理解した上で手札を捨てるべきだからです。

ラウンドの流れ
ジャンケンではなく、決まったキャラクター(トーリン)からラウンドを開始します。時計回りで順番に1枚ずつカードを出していき、全員が出したら、1番強いカードを出したプレイヤーがそれらのカードを獲得して、キャラクターの分配方法に応じてプレイヤーに配ります(ここまでが1トリック)、配ったプレイヤーが次のトリックの最初のカードを出して・・・を繰り返し、手札が無くなったら再びカードを配って第2ラウンドを行います。このゲームは長くても2ラウンドまでしか行わない、ってことも忘れずに伝えます

トリックの流れ
トリックの最初に出されたカードの色が「指定色」になります。以降のプレイヤーは手札に指定色のカードがあるならばその色のカードを出さなければなりません。「マストフォロー」と言うだけで済まさないようにします。
まず紫の切り札を省いてトリックの説明をします。さらに念を押すなら
1、全て指定色だった場合
2、指定色以外のカードがあった場合
3、紫の切り札があった場合
4、紫の切り札が複数あった場合
5、紫が最初に出された場合
です。ここまでやる?と思われるかもしれませんがこのゲーム(トリックテイキング)のキモです。これをしっかり把握せずに遊ぶとフワっとした印象で終わってしまうのです

この時以下のような質問があるかもしれません
・他のプレイヤーに指定色のカードが手札にあるか否か分からないのでは?
手札を全て出すので分かるのです、「うっかり」を防ぐためにインストラクターはトリック毎に「○色のカードがあれば必ず出してください」を連呼します(ベテランにはうるさがられます)
・同じ色の同じ数字のカードが出されたら?
カードには同色・同数のカードはないので起こりません。またこの質問がなかったとしても色の種類数と数字が1~12は伝えましょう

獲得したカードの分配
各シンボルの意味を説明します。白と黒のシンボルが相手の軍勢にダメージを与えるか、受けたダメージを回復することに使え、ダメージが無い状態では無意味である(あらかじめ盾のように使用できない)ことを伝えます。またこの時、2点のダメージを受けると脱落する説明もしますが、あくまでもラウンドが終了した時点、であることを伝えましょう。大事。
パイプのシンボルは2ラウンド目には意味が無いことを言います。3ラウンド目は無いからね

キャラクターによる分配方法
ガンダルフとスマウグは同じですが(カードの記載に「自分を含めた」という記載に違いがありますが同じです)、ビルボとボルグは微妙に違うので注意です。
ここで悲しいことですが命の重みに違いがあることが発覚します。トーリンはランダムにカードを配ってしまうのでトリックを獲得しにくいのです、言い換えれば仲間がトリックを獲得できそうならその邪魔をすべきでは無いのです。また仲間のどちらかしか助けられない時、トーリンが犠牲になることが多くなります…。むしろこのことはゲームを面白くしています、白のシンボルが多いならばトーリンが獲得しても「被害は」少ないでしょう、こういったことが「どのカードを出すべきか」に繋がるのです

第1ラウンドの終了と第2ラウンドの開始
第1ラウンドの終了時にダメージのチェックをします。大事なので2回言います。2ダメ以上あるプレイヤーはゲームから抜けます。ですが仲間ががんばればまだ勝利の可能性はあるのでどっか行っちゃダメよ。
これによって勝利条件が満たさせる場合もあります、そしたらそこまで。
この時に最も大事なこと
1、第1ラウンドで配られたダメージを示すカードとパイプのカードはそのまま
2、第1ラウンドの捨て札と使用しなかったカードを混ぜる
3、第1ラウンドと同じ枚数のカードを配る+パイプ分
2・3番目が忘れがちです。

実際私は2を忘れ、第1ラウンドに使用しなかったカードを配り→その後捨て札をシャッフルして配りましたが、そうでは無いようです。

3もしっかり伝えましょう。ダメージを受けて脱落したことによりプレイしている人数が減っても、配られる枚数は第1ラウンドと変わりません。これは特に5人プレイ時の悪の軍勢に影響します。
※4人プレイで遊ぶ場合 悪は、13枚配られ5枚捨てる(めちゃ強)からです。それを知っている人が5人で遊んだ時、勘違いしやすい。

ゲームが終わって
ゲームの感想を語るのがいいでしょう、カードをどう出すか、悪の軍勢やパイプを得たプレイヤーはどのカードを捨てるのか、悩ましいポイントは沢山ありましたね。
実はカードの色によってシンボルに偏りがあります。そのことは初ゲームで言う必要はないのかもしれません(もちろん玄人ゲーマーだけの集まりなら可)この下に白の文字で「偏り」を書いていますので必要なら見てみてください。インストラクターであるあなた自身がまだ未プレイならば観るべきではないかもしれません。
※初プレイ後にこの情報を出すことで、短いしもう一回やってみたい!って気持ちになるかなぁと思ったんですが、邪な考え方かもしれません

トリックテイキングとは何ぞや?http://blog.goo.ne.jp/siroup360/d/20050512


全60枚
パイプ10枚 1/6
白のシンボル15枚 1/4
黒のシンボル22枚 1/3以上
青・赤のカードは黒のシンボルに偏り、特に赤はシャレにならない
緑・白のカードはいくらか白のシンボルに偏りがある
紫はシンボル自体少なく偏りはほとんどない


最新の画像もっと見る

コメントを投稿