麗らかな春の一時、ゆっくりと歩いてみた。
少し急げば汗が出そうで、のんびりかつキョロキョロしながら歩く。
(桜と里山)
桜はほぼ満開で、里山の下の部分を覆っているように見える。
私的には花の雲にポッカリと浮かんだ丸い里山というイメージでパチリ。
近くのグラウンドでは元気な子供達の声が響く。
(ソフトボール大会)
この大会、もうかれこれ4日ぐらいは続いている。
応援も相当に熱が入っているので何事かと覗くと。
(大会の横断幕)
掲げられた大会の横断幕には、都道府県対抗日本中学生男子ソフトボ大会とある。
此処の野球場は、4面しか取れないので全国となると長期になるのだろう。
横断幕の一番下には、「熊本地震益城町災害復興記念大会」と記されている。
我が町を励まそうと、始まった大会のようだ。
確かに元気な子供達の声は、何よりも励ましになる。
道路拡幅工事の一部供用開始区間を見に歩くことにした。
(惣領木神社)
我が町内の鎮守さまで、森とは言えない程だが大きな木が何本かあって、桜も花盛りだった。
どこでもそうだが、道路拡張工事などでは、神社の敷地は少しずつ削られたりするのが通例。
地域住民は神様に甘えることが多いのだ。
(近所の工事現場)
4車線化の工事も進行中だが、更地になった部分での新しい建築も始まる。
やがて我が家への出入りも工事のため制限を受けることになりそう。
(道路拡幅工事完了区間)
実は、昨日この区間(熊本市~益城町入り口0.8Km)は開通したばかりで、供用開始2日目である。
そこかしこに、バタバタして期限に間に合わせました感が漂っている。
4車線化し、両側に自転車道と歩道を設置する予定だが、歩道・自転車道は片側しか完成していない。
来年の今頃に、先ほどの神社のある交差点まで(約0.8Km)が開通する予定。
さらに1年遅れて、私の住む地域が開通する・・かも、というあやふやな予定。
4月が来れば地震から7年が過ぎようとしている。
道路拡幅ひとつとっても、10年の歳月をかけても完了するかはあやしい。
個々人の復興は、それから更に遅れる。
今更ながら、災害列島に生きていることを思い知らされる。
「時々は家間違える震災後」・・・しろ猫
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