ピロリ菌の除菌薬を1週間服用してその6週間後に効果を検査するということで、その6週間後が訪れたことで、昨日通院しました。
配偶者ともどもまったく同時に始めたので検査も同時期でしたが、結果は私のみが除菌成功で、配偶者は半減してはいたものの、まだ残存しておりました。
配偶者は、以前に扁桃腺や蓄膿の治療薬が抗生物質で、これらを飲み続けた結果耐性をもったピロリになった可能性もあるということで、2度目の除菌薬は薬の種類を変えてのチャレンジとなりました。
それにしても名前の可笑しさとは裏腹に何ともシツコイ菌ではあります。
菌にはお目にかかっていませんが、きっとこんな感じで胃の中にへばり付いているのではないかと、想像しているのですが・・・・。
若いときに感染してもほとんど症状としては見られないものの、中高年になって免疫力などが低下してくるにつけて、何かと悪さが顕在化してくるみたいですね。
このところ胸焼けというか「胃がもたれる」ような感じが続くのでピロリ菌が元気に悪さをしているのかと思い検査受検時に聞いたところ、ピロリ菌の影響で抑えられていた胃の活動が菌が無くなったことで活発になって、胃酸の分泌が多くなりその影響ではないかと言われ、あっけにとられてしまいました。
事の善悪はこっちへ置くとして、ピロリ菌が胃酸過多を抑制していたとなるとお世話になっていたということになり、除菌で絶滅させたことに多少違和感も禁じ得ません。
再感染の確率は1%ほどということですが、配偶者はまだ除菌治療を始めることになるので、夫婦で相互に移したり移されたりを繰り返す事にならねば幸ですが・・・・。
まあ私としては、胃のポリープや胃壁の傷みも今後は良くなっていくでしょうと言われてちょっと喜んでいるのですが。
胃の萎縮や胃壁の変化が進んで最悪の場合は胃癌まで進ませる可能性のある菌だということで、可笑しな名前に惑わされることなく除菌できてまずは目出度しめでたしの物語でした。
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