熊本県のほぼ中央部に砥用町は有った。
有ったと言うのは、隣の中央町と合併して美里町という町名になって地図上から消えた町だからである。
この町には「二俣橋」という石造りの珍しい形状の橋があって、ずいぶん以前に一度訪れたことがある。
地震で被害に遭ったのだが、このたび修復が完了したという新聞記事を読んで早速出かけてみた。

季節も秋で紅葉見物も兼ねていたのだが、直ぐ傍の銀杏も真っ黄色で回りの景色の中で一際目立っていた。
この橋の形状の特異点は、橋が川の合流点に架けられているため一地点から二方向に向かってかけられていること。
肥後の石工の石橋の架橋技術は突出していて、付近の矢部川をはじめ支流にいたるまで緑川水系には沢山の石橋が存在する。
霊台橋や通潤橋は有名だが、この二俣橋も若者にはちょっとした人気のスポットである。

以前に訪れた時には無かったと思うのだが、ハート型のモニュメントが建てられていて「恋人の聖地」とあった。
ここの二俣の部分が川面に映るとき、光線の具合によって二つのアーチ部分がハート型に見えるようになる。

カメラもアングルによって様々な橋の造形を楽しむことが出来る。
水際に続く階段も、銀杏の葉っぱで黄色の絨毯を敷き詰めたよう。
ただ、銀杏の葉っぱは滑りやすいので年寄りは要注意。
この橋に至る案内標識も未整備で、今でも知る人ぞ知るという感じの町中の秘境である。
砥用町にある橋というイメージが強かったので、久しぶりに訪れるためナビに入れたが出て来ない。
道路標識をみながら車を走らせたが砥用という地名すら出て来ない。
頼りない記憶を辿りながらやっと目的地に着けた。
国道から狭い進入路を通るが入口の案内標識もない。
やはりここは秘境で、恋人達の知る人ぞ知る聖地なのだ。
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有ったと言うのは、隣の中央町と合併して美里町という町名になって地図上から消えた町だからである。
この町には「二俣橋」という石造りの珍しい形状の橋があって、ずいぶん以前に一度訪れたことがある。
地震で被害に遭ったのだが、このたび修復が完了したという新聞記事を読んで早速出かけてみた。

季節も秋で紅葉見物も兼ねていたのだが、直ぐ傍の銀杏も真っ黄色で回りの景色の中で一際目立っていた。
この橋の形状の特異点は、橋が川の合流点に架けられているため一地点から二方向に向かってかけられていること。
肥後の石工の石橋の架橋技術は突出していて、付近の矢部川をはじめ支流にいたるまで緑川水系には沢山の石橋が存在する。
霊台橋や通潤橋は有名だが、この二俣橋も若者にはちょっとした人気のスポットである。

以前に訪れた時には無かったと思うのだが、ハート型のモニュメントが建てられていて「恋人の聖地」とあった。
ここの二俣の部分が川面に映るとき、光線の具合によって二つのアーチ部分がハート型に見えるようになる。

カメラもアングルによって様々な橋の造形を楽しむことが出来る。
水際に続く階段も、銀杏の葉っぱで黄色の絨毯を敷き詰めたよう。
ただ、銀杏の葉っぱは滑りやすいので年寄りは要注意。
この橋に至る案内標識も未整備で、今でも知る人ぞ知るという感じの町中の秘境である。
砥用町にある橋というイメージが強かったので、久しぶりに訪れるためナビに入れたが出て来ない。
道路標識をみながら車を走らせたが砥用という地名すら出て来ない。
頼りない記憶を辿りながらやっと目的地に着けた。
国道から狭い進入路を通るが入口の案内標識もない。
やはりここは秘境で、恋人達の知る人ぞ知る聖地なのだ。
