周回遅れも悪くない周回遅れで最先端などということは最近よく耳にする。環境に優しい新時代の交通システムなどと言われている路面電車などがその例である。我が家でも、周回遅れの現象が庭を明るくしてく...
桜などの開花時期が、桜前線などと取りざたされるし、秋は紅葉前線とも言って見頃情報を教えてくれる。
去年の我が家の庭の紅葉の様子をみてみると、紅葉やハゼの紅葉が最高潮の様子。
今年はモミジもハゼも葉っぱを落としてしまった。
ブルーベリーだけが去年とまったく同じ姿で紅葉している。
下に繁茂したツワブキの緑の葉っぱと好対照をなしている。
昨夜から雷注意報などが出ていて、かなりの強い雨を予想していたのだが拍子抜けするような弱い雨だった。
朝までシトシトと続いていたが、降り注いだ火山灰を洗い流すほどには降っていないと思う。
天気予報の風向きの部分をこんなに熱心に注意深く見ることもなかったのだが、洗濯物をどこに干すかで配偶者の目はその一点に注がれる。
菜園の野菜をみそ汁に入れようとして、根元に近い方の内側に黒い灰がついていることに気がついた。
良く洗ったり、その部分をカットすれば別段問題はないが、活火山の近傍に住んでいることを実感させられた。
火山国で地震国、それに台風や大雨など自然災害の多い列島に暮らしているわけだから、特有の考え方を持っていなければならないのだろう。
高層建築や高架が幾重にも重なった都市の道路、ウオーターフロントの埋め立て開発など、欧米の都市開発などとは一線を画す日本独自の考え方をもっていないと、取り返しのつかないしっぺ返しが準備されているかもしれない。
富士山噴火とか、東南海地震とかが騒がれるものの、本気度については首都圏の開発の様子からすると疑わしい。
自然や列島の特殊性との共生が求められる。
じっと堪え忍ぶしかない状況も念頭に入れて・・・。
では、一句いきますか。
「成るように成ってからする政治(まつりごと)」は、昔呼んだ川柳で古い。
今は・・・「成るように成っているのに右顧左眄」・・・ですかな。
