Mayumiの日々綴る暮らしと歴史の話

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有徳の人は貧窮の人には不足を補ってやるが、富んでいる人には更にその上に増し加えてやらぬものだ

2014-03-03 03:30:48 | Weblog

子華(しか)、斉(せい)に使いす。冉子(ぜんし)、其の母の為に粟(ぞく)を請(こ)う。
子曰はく、「これに釜(ふ)を与えよ。」益(えき)を請う。曰はく、「これに庾(ゆ)を与えよ。」冉子、これに五秉(へい)を与う。
子曰はく、「赤(せき)の斉に適(ゆ)くや、肥馬(ひば)に乗り、軽裘(けいきゅう)を衣(き)たり。吾これを聞く、
『君子は急を周(すく)ひて富を継がず』と。」
原思(げんし)、これが宰(さい)となる。これに粟(ぞく)九百を与う。辞(じ)す。
子曰はく、「毋(なか)れ、以て爾(なんじ)が隣里郷党(りんりきょうとう)に与えんか。」
                                                雍也第六の四  雍也第六の五

孔子の弟子の子華が、孔子の為に斉の国へ使いに行った。相弟子の冉子が、子華の母の為に孔子に粟を請うた。
もし子華の留守番中母の生活を支えることができないならば、冉子が請わなくても孔子はこれに粟を与えたであろうけれども、
子華の家は富んでいるから与える必要はなかったのである。孔子は直ちにこれを断りもしないで、
「釜(八斗四升)を与えよ」と曰はれた。
冉子はあまり少な過ぎるので、今少し益すことを請うた。
孔子は「庾(一石六斗)を与えよ」と曰われた。冉子はまだ少な過ぎることを病(うれ)えて、己の考えで粟五秉(八十石)を
与えた。孔子が曰われるには、「赤(子華の名)が斉へ適(い)った時には、肥えた馬に乗り、高価な軽い裘(かわごろも)を着ていた。
赤の家は富んでいるのである。私の聞くところによれば『有徳の人は貧窮の人には不足を補ってやるが、富んでいる人には更に
その上に増し加えてやらぬものだ』と云うことである。」といって、冉子が粟を与えるのには富める上に更に増し加えるので、
君子の財を用いる道ではないことを諭した。
原思が孔子の宰(代官)となった時、孔子はこれに棒給として粟九百を与えた。
粟九百は当時の代官の棒給であるから、これを受けるのが当然であるのに、原思は辞退した。
孔子が曰われるには、「辞退するな。これは汝の当然受くべき報酬である。もし家に用いて余りがあるならば、
汝の隣里郷党の貧者に与えればよいではないか。」


木瓜(白) Choenomeles speciosa Nakai   先駆者 早熟

昨日も雪融けが進みそうな良いお天気でした。
私は日曜日定番で桑園の温泉施設に行き、桑園のイオンで買い物、丁度3月になったので、可否茶館で3月のコーヒーを買う。
そして当然DONGURIでパンも買う。

残念なのは「キングダム2」が最終回だったこと。
「ワンス・アポン・ア・タイム」も終わってしまったから、好きなTV番組が終ぞ無くなってしまった。
けど、両方の番組は続編があるに違いないと予感させる。

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