ソーシャルワークの TOMORROW LAND ・・・白澤政和のブログ

ソーシャルワーカーや社会福祉士の今後を、期待をもって綴っていきます。夢のあるソーシャルワークの未来を考えましょう。

明日の朝日新聞朝刊に注目を

2008年05月26日 | 社会福祉士
 新聞に私のコメントが出たり、私のことが書かれていて喜ぶ年ではないが、明日(5月26日、なお九州地域は5月27日)の朝日新聞朝刊に「社会福祉士が変わる」というテーマで一面広告がでることには、素直に歓喜したい気持ちで一杯である。

 ただ、明日の朝日新聞の全国版一面を使って載る「社会福祉士が変わる」ことの広告内容については、明日の新聞に期待してもらい、ここではここまでくる上での経緯をお話ししたい。

 まずは、多額の広告費を出していただいた会員校には感謝の気持ちで一杯である。各大学等は恐らく何らかの見返りというよりは、今回の制度改革に対する祝儀の気持ちの現れであると思っている。その意味では、残された課題にしっかりと応える仕事をしていかなければと考えている。

 この新聞広告を思い立ったのは、社養協の地方ブロックの委員長会で、もう少し目立つことが出来ないのかとの意見として、近畿のブロック長大塚保信先生(大阪体育大学)と中国四国のブロック長岡崎仁史先生(広島国際大学)等の発案によるものである。これを受けて、事務局としては広告費の捻出について様々な案を考えた。初めは、会員校教員からの寄付金ではどうかといった意見もあったりしたが、確実にお金を集めるのには、有志の大学等からご寄付を頂くしか方法がないとの最終の結論に達した。

 その意味では、明日の新聞を見た後での会員校教員からの評価が最も心配である。「社旗福祉士の仕事が変わり、よく分かったので、よかったね」と言ってくれることを祈っている。それであれば、このような新聞広告の企画は続けることができると思っている。厚生労働省は7月を福祉人材確保強化月間にし、社会福祉士だけでなく、介護福祉士等の介護職の確保も積極的に図っていく月間にするということを聞いている。これ時期に合わせて、私案であるが、地域で安心していきいきと生活するためには、社会福祉士が必要不可欠といった意見広告を再度出すことで、今回の会員校への高校生の入り口部分に加えて、次回は4回生の出口部分での意見表明が出来ないかと考えている。

 是非、明日の朝日新聞朝刊を読んで下さい。そして、多くの国民に社会福祉士の仕事の理解が広がりましたでしょうか。ご意見を楽しみにしています。