ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

地震の国のおうち~~わが家のトータル住まいのお値段

2020-03-12 10:32:52 | シニアの住まい

昨日の3月11日は
東日本大地震から9年。

当時の私はお茶をやっていて、
その最中の地震、

先生の家から着物でわが家まで
二時間半くらいかけて
歩いて帰ったのを覚えています。

日本は地震の国。
昔から多くの地震に遭遇、
そのたびに苦労してきたのですね。

「方丈記」の鴨長明は、
「~これほど地震や火事が
起きるのに、なぜ多くの人は
家を持つことに執着するのだろうか」
と言っています。

これはまあ、家が富や権力などの
シンボルだからですね。

昭和初期の洋風のおうち。
こんな小さな応接間に憧れたものよ。
「新宿歴史博物館」

生まれ育った家は、地方の家だから、
家があるのは当たり前。

上京して、80年代だったかな、
土地バブル、の時代?
友人が家を買ったのだけど、

その家とお値段を見て、聞いて
びっくり。

8千万!

目黒の公園の近くだったから、
今考えると、驚くような値段でも
ないのだけど。

遊びに行って、
価格の割には狭くて、陽も当たらないしで、
またびっくり、

「~^8千万も出して、買う気がしないわ」
なんて失礼な言ってしまった。
仲良かったから、
そのあと彼女、すぐ家売ったの。


私の頭にあったのは、
地方の広い家だったからね。

まあ、土地とか家とか
興味なかったわけです。

ワタシら世代は、60年代から70年代の
アメリカのホームドラマに憧れた。
「うちのママは世界一」とかね。
私はまだテレビがなかったので、
見てないけど(汗)
雰囲気として。


多くの人が自分の家を持ちたい、
持てると思うようになったのは、

’70年代の高度成長期、
企業の「持ち家制度」ができて
安くお金が借りることができたから。

勤めていた会社の人は
「会社に借金があるから、
転職できない」
なんて言っていたのを思い出すわあ。

当時は「意味不明??」だったけど。

日本列島改造論とか、
高度成長とかで、
家を持つことが人生の目的に
なってしまった時代もあった。
今もそうかな~~?



これまでにかかったお家の費用
計算してみた~~。

15万×12(月)×15(年)=1700
24×12×8=2304
14×12×5=840
全部を足すと=4840
おおよそ五千万円~~。
結構安い~?高い~~?

これだけあったら家が買えるわと
思いがちだけど、

5千万円の家でも、
20年、30年のローンには利子が
およそ倍くらいつくから、
少なくても8千万から一億くらい
払うことになる。
固定資産税もあるし。



この辺り、数字に弱いから
間違っているかもしれないけど。
これはあくまで東京の話です。

自分の家はあとで売れるという人多いけど、
人口少なくなったいくこれからの時代、
よほどの立地じゃないとむしろ処分に困る、
実際、今問題になっているしね。

日本は、
この持ち家制度ができるまで、
賃貸が多かったんだよね。
東京にも、
どこにでもいい賃貸住宅があったとか。

今後30年以内(だっけ?)に
80%の確率で
大地震が起きる可能性が高いとか。

どんどんできるタワーマンション。

大丈夫かな??

というわけで、
わが家のこれまでの住宅費でした。

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2 コメント

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家は大切 (frozenrose)
2021-04-21 18:02:44
人生の容れ物だから。
田舎で生まれたので、古くてもいいけど広い家が好きです。
紫苑様はいかがですか。

1枚目、2枚目、お宅の中の様子かと。早とちりしました。心地よく暮らしている様子があって、古くてもいいですね。
広いおうち (紫苑)
2021-04-23 08:49:42
frozenroseさま
写真は昔の日本の茶の間です。こういう風景はなかなか見られなくなってしまいました。私は狭いおうちが好きなんですよ。広い家が嫌で上京したくらいですから。最初の一人暮らしは天国のようでした。四畳半ひとまでしたけど。今の家ももと狭くてもいいくらいdす。狭い家ですっきり暮らし、すっきり逝きたい~~。

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