ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

シングル家庭、大和ハウスCMとわが家&「そして、バトンは渡された」

2021-10-09 17:55:27 | 家族


ブログの顔写真を変えました。
ずっと着物写真だったのですが、
そろそろ現実と離れてきたかなと。
本日二度目投稿です。


「ふだん着物」でいつもカッコいい
着物を着こなすあつみさんが、
先日「大和ホーム」のCMのことを
書いていました。
見るべしと。
母のいない父と
男の子の家族を描いています。


大学教授の父の授業を覗く息子は、
父に、
「お母さんはどんな人?」と聞きます。
父は、躊躇いもなく、
「優しくて、厳しい人」と。

このように
速攻答えることができるのは、
離婚ではなく死別ですね。

わが家も同じように子どもに
聞かれたことがあります。
高校生の頃で、
「父親はどんな人なんだよ!」と
「どんな人かわからないと
自分がどんな人の子なのか
わからないじゃないか!」と、
壁をドンドンと!!

私は答えることができなかった。
どんな人?
どんな人だったんだろう。
「優しくて、ひどい人?」

ブログのあつみさんは、
ご自分の両親のこととさらりと語り、
「多様な家族形態を認めるのは
いいことだけど、
子どもは大変なの」と。

子どもの気持ちはあまり考えず、
考える余裕もなく、
過ごしてきましたが、
子どもが長じて、
「父親がいないことの不安」を、
知りました。
不安な気持ちは今もときどき起きると。


「そして、バトンは渡された」
(瀬尾まいこ著)
四人の親に育てられた女の子の話。
映画化されるようです。

バトンは親というより、
未来へのバトンだそうです。
前に早とちりして。
でもやはり、人から人へだと思う。

このなかに、
「物心つく前にいなくなってしまうと、
どんな人でも
忘れさってしまうのだろうか」

「でも、母親のことを覚えていたら、
どこかにずっと寂しさを
抱えていた気がする」と。

我が子も、ずっと寂しさを抱えて
頑張ってきたんだなと。
私が乳がんになったときも、
どんなに不安だっただろうなと。

この人の「幸福な食卓」は、
「崩壊」した家族のお話でした。
それでもでも、毎日
美味しいご飯を食べていれば
「シアワセ」だと。
大和ハウスの子も瀬尾さんの
小説も子どもがいい子。
こんな風な子ならどんなに
いいだろうと思いますが、
それはそれ。

「そして、バトン」でも
美味しいご飯がたくさん出てきます。

せっせとご飯を作ってくれた鍋。

我が子も、
「毎日ご飯作ってくれたから
いいや」とはならないものかしら。

大和のCMでは
子どもは父親のことを
「ともみさん」と名前で呼んでいます。

そういえば、
「幸福な食卓」は、
「今日から、父さんは父さんをやめる」
という印象的な
書き出しでした。
以来、
彼は自分を名前で呼ばせています。

どちらも家族の役割というより
一人の人間として
接するということでしょうか。

私も子どもたちに
「お母さん」ではなく、
「00さん」と名前で呼ばせれば、
距離ができて、
一人の女性、人として考えてくれて、
また少しは
違ったかななどと思ったりして。

離れ離れになった家族は
やはりいつまでも欠落感を
持つのかなと切なくなりました。
あつみさんの言葉が胸に
響きます。

私も、切ない思いをさせたことを
抱えて生きていくんだなと。

最後までお付き合い
ありがとうございます。
番外編?でした。
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