ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

駈け込みで北斎展

2014-11-09 08:40:58 | アート・美術展

 

行きたい、行きたいと思いながら、

期間が比較的長かったこともあり、

ついつい延ばしてしていた

ボストン美術館浮世絵名品展・北斎」

終了まじかにようやく行きました。

 


一時間待ちとか、混んでいるとの情報があったので、

あまり待つようなら散歩でもして帰ろうとの

気楽な気持ちです。

 まあ、どうにか入れはしましたが、

中の込みようは激しい。


北斎といえば冨嶽三六景などの風景画が有名ですが、

面白かったのは、日本画のような花鳥版画や、

文字で描いた文字絵、妖怪の絵など、

この人、ものすごいアイデアマンなんだと再確認。

いまさらながら、ですが。


技術とアイデアとバイタリティと没頭~。

西洋に影響を与えた構図やら色彩感覚

遠近法や視点を無視、というより度外視して、

自分の見たいものを見たいように見ると

いう自由奔放さ。


 

花鳥版画の「菊に虻」 

同じ葉っぱにいろんな種類の菊の花。

 

一生、富にも無縁、名誉にも無関心。

ただひたすら創作に没頭して終えた九〇年の生涯。

遊びやけむと生まれけむ~~、

まさに子どものように遊んだ90年、

羨ましい~~。

家はいつもゴミ屋敷、

九三回も引っ越ししたといいます。

 

作品と人の数のあまりの多さに疲れて、

出てからは上野公園のなかを散歩。


 

 

十月桜、だそうです。

 

 

こちらは、美術館の前にある清水観音堂の「月の松」

歌川広重の江戸名所にある風景で

何十年ぶりかに復活したそうです。


かつては川だったのでしょうか?


 

 

 


上野には何度も来ているのに、

知りませんでした。


きものは生紬にイカットの帯

(娘の土産から、自分で作りました)

イカット帯作りました」

帯揚げ、黄色と納戸の絞り染め分け。

帯締め、納戸色。


うーん、先日の集まりと似た色合い、

化粧も普段と変わらずヘアも雑、

もう少し上部、膨らませてもよかったかな。

きもの、着る回数が増えるのはいいけど、

着つけやコーディが雑になることあるようです。

気をつけねば。



反省を込めて~~。

励みになります。

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2 コメント

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Unknown (anessa)
2014-11-09 09:06:07
紫苑さんの優しいブログ、毎回楽しみに拝見しております!
北斎がゴミ屋敷…なんか解るような 笑
天才っていうより鬼才だったんでしょうね。
十月桜~なんて可憐なんでしょう!
まあるい松も感動ですね~見てみたぁーい 笑
紫苑さんのヘアアップ、自然で好きです。
とってもお似合いです!
返信する
鬼才、天才 (紫苑)
2014-11-12 09:41:49
anessaさまこと、いつも優しいコメントありがとうございます。
とても励みになります。

北斎、のちの世の人からすると、すごい天才ですが、当時はものすごいマルチタレントだったのではないでしょうか。とにかくそのバイタリティはすごい。90歳まで意欲失わないなんて、やること自体が楽しかったのでしょうね。
返信する

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