ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

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原由美子の大人アンティークVS藍大島

2013-10-31 13:21:36 | きものコーディネイト

 

前に「きものは大人の最高のファッション」というブログを書いたことがありますが、

残念なことに一般のファッション誌では浴衣以外、きもの関係のこと、なかなか取り上げてくれません。

きもの雑誌はきものに興味がある人が読むから、きものに興味を持ってもらうためには一般の雑誌にもっときものの記事の載せてくれないものかと。

ページを組もうとしてもきものの広告が入りにくいといった雑誌の事情があるせいでしょう。

特にアンティークとなると、正統派きもの雑誌が載せることはありませんね。

そのなかで貴重なページが「フィガロ・ジャパン」の原由美子さんと「クロワッサン」のきものページです。

ファッション誌で、原さんがきものを紹介できるのは、ご自分もお召しになることから、業界になじみがあるからでしょうか。

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「きもの着ます。」(原由美子・文化出版局)

毎回覗くようにしていますが、今月のフィガロ・ジャポンでは原さん、「大人のアンティーク」を紹介しています。

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「フィガロ・ジャポン」(阪急コミュニケーションズ)

この雑誌のターゲットは20代から40代と幅広く、最近の雑誌が20代、30、40、50代と細分化しているなかでは珍しいです。

だから原さんのきもののページも、ご覧の通りピンク系と少しシック系な二通りと幅広い年代層を考えています。

きものを着始めた頃は、アンティークの色合いや優しさ、懐かしさに惹かれたものですが、年を経る(取る)につれて離れていってしまいました。

そんなとき見たこのページ。

原さんは、初心者に向けて「反物選びに自信のない人は出来上がっているアンティークがおすすめ」としています。

「現代ものでは見つけられない色や柄、雰囲気のものをじっくりと探してください」とアドヴァイスしています。

きものもグレーや黒、紺といった現代的な色を使うことも多くなりましたが、クリスマスや忘年会といった年末にかけて、「大人のアンティーク」は、華やかで周りを楽しくさせるかもしれません。

左側のベージュと山吹のきもの、もう少し色を抑えれば着れそうな~?

若い人のアンティークも素敵ですが、年配の人が厳選したアンティークを身にまとうー年齢が雰囲気を醸しだせるようになれば高価なきものに負けない、と思うのですがいかがでしょうか。

 

原さんは、きものは「はんなりが好き」と言いますが、実際にはやはり少し渋目をよくお召しになっています。

「原由美子さんのブログ見つけた!」

はんなりのなかに現代的な匂いを感じさせ、お値段は別にしても色合いなどはお手本にしたい人の一人です。

で、もう一つ覗いたのは「クロワッサン」のページ。

ここは、業界人にご自分のきものを紹介してもらって、経費の面でも(!)グッドアイデアですね。

最近のこのページはきもの雑誌に準じるコーディが多いように感じますが、今回、藍色に白の辻が花という正統派コーディが新鮮に映りました。

P1070352_3 

「クロワッサン」(マガジンハウス)

すっきり爽やか

モデルの田沢美亜さんは「きものはアート作品、コレクターに近い感覚でそろえています」とコメント。

「でもアート作品は鑑賞するだけですが、きものは身にまとうことができる」

まさに、そう思います。

きものは日本に伝わる伝統アート、それを身にまとうことができるのは、なんとシアワセなことでしょう。

パーティやお出かけと、シーンごとにまったく違うアートを身にまとってみたいと思ったことでした。

お財布が許せば、ですが。

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4 コメント

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原由美子さんの着物ブログ、紫苑さんに教えていた... (のん)
2013-10-31 17:46:26
原由美子さんの着物ブログ、紫苑さんに教えていただいて見に行くようになりました。
ご自身の装いはいつもさりげないんですよね。

「いろはにキモノ」という雑誌はご存知ですか。
http://www.hearst.co.jp/product/utsukushiikimono/magazine/node_7047

最新号で原由美子さんがスタイリングしたグラビアがあります。
原由美子さんがトップバッターで、続いてほかの方のページが展開されているのですが
断然、原由美子さんのスタイリングが素敵でうっとりしました[E:heart02]

でも週刊誌程度の薄さで1800円だったので、立ち読みオンリーで失礼しましたが[E:smile]
返信する
のんさん (紫苑)
2013-11-01 08:51:16
のんさん
いつも素敵な情報ありがとうございます。
書店に行ったときに覗いてみますね。
返信する
大人のアンティーク、素敵ですね。 (mipotan)
2013-11-01 15:40:53
大人のアンティーク、素敵ですね。
憧れです。
私は帯を少し持っていますが、こちらの帯さん、気難しくて着物を選びます。
アンティークの色は特殊で現代物と何となくテイストが違うようで、コレにアレとか思っていざ合わせてみると喧嘩しています。
恥ずかしながら、原由美子さんのお着物を拝見したことがございません。
今度、本屋さんで探してみたいです。
とにかく、色合わせ、柄あわせの奥深さに着物の醍醐味や面白さを感じるのですが、私的には「難しい」の一言です。
返信する
現代ものを着ている方はアンティーク難しいですよ... (紫苑)
2013-11-02 20:22:35
現代ものを着ている方はアンティーク難しいですよね。アンティーク帯は大島なんかに意外に合うんですよ。今度試してみてね。確かに色あわせや柄あわせ難しいですよね。その難しさがハマれば楽しくなるのかもしれません。とにかく着てればそのうち(笑)
返信する

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