ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

あの世ってある、らしい―佐藤愛子「私の遺言」

2017-05-29 09:25:43 | 死について

 

これも古本屋でつい手にとった一冊。

新書ばかり置いてある書店はつい

ベストセラーの方に目が行くけど、

古書店は、「つい手に取ってしまう」ところが、

自分の今の関心がわかっていいですね。

 

気になったのは

佐藤愛子さんの「私の遺言」(新潮社)

このところ「九十歳、なにがめでたい」などが

話題の女史。

 

今から15年前にどんな遺言を書いていたのか

気になった。

ところが開いてびっくり。

この本、先生の体験した超常現象体験なんですね。

北海道に別荘を建てたら、そこでポップ音やら

ポルタ―ガイスト現象?やらが頻繁に起きる。

そこで美輪さんやら江原さんやら有名な霊媒師やらに

次々と依頼して、霊を慰めようとするが~~。

実はかつてその土地はアイヌのもので、

佐藤家に恨みを持っているとか。

そしてついに東京の家にまでいろいろ起きる始末。

いや、これも佐藤さんでなかったら、読まない、

信じない。

 

これは「トリック」の阿部さんの役を

実際に本にしたもの。

「トリック」好き

 

いまだに半信半疑。

で、佐藤さんの前世はアイヌの女首長であり、また

アイヌを滅ぼした末裔でもあるとのこと。

恨みを残してあの世に行けないまま

ウロウロしている。

「~~死んだあと一年も経たないうちに

天国に真直に行くことのできる魂は稀である」とか、

「あの世は波動の世界で、

その高低によって行先が決まる」とか、

う~~ん、あの世にまで

「ランク」「格差」があるなんて

嫌だなと思うけど。

 

佐藤先生は仰る。

「老後は楽しむためではなく、

人生の総仕上げをする時期。

死を迎える心の支度をする時期で」

「~~欲望は必要だが、

それに流されてはいけない」とのこと。

 

う~~ん、もう少し「流されたい」

 

この超常現象に51歳から79歳まで、

おおよそ30年!!近く悩まされ、

ようやく収まったのは「血脈」という小説を

書き上げた頃だとか。

 

私自身、不思議体験を経験したことは

ないでもないけど

だからこそこういう本を読む、

のでしょうが、人間どこかで、

霊とか神の存在を信じているのかも。

アイヌの話を読むだけでも

いろいろ考えさせられました。

日本人は確かにアイヌにひどいこと

してきたんだものね。

 

で、幸福になるためには、

「親切、明るく、謙虚に~~」という

いつもながらの訓えを「意識しないで行う」。

 

それに毎朝太陽を拝むとか、

 

はい、ではわかりました。

いいお天気の日にはせっせと

洗濯でもしながら、お日様に感謝しましょう。

いや、ながら拝みでは効果ないかしらん。

 

前世はあるのか? 森下愛子さんのお話」

 

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2 コメント

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あの世では、一人気楽に (悠々)
2017-05-30 08:55:36
先週、女子会(オバ会?)で、話題になったのは 《お墓》

2年前最愛のご主人を亡くされたAさん、最愛なのに 同じお墓に入る気はないと言う。『義父母・義祖父母も勢揃いの所でまた お嫁さんはしたくないやん』 っとか。
旅行・ゴルフと仲良しご夫婦のBさん、こちらも仲良しなのに 『 あの世とやらがあるなら一人のんびり過ごしたい。』

愚夫にそれとなく話題をふると
『先祖代々の墓に皆んなで入ったらいいやろ〜』 (あら!そうなん⁈ っと私の心の声)
あの世でも、殿方の方が寂しがり屋の様です。
※A さんも Bさんも、今言うとややこしいので、遺言に書くとおっしゃっていました。

先日、毎年楽しみにしている落語会に出掛けて参りました。その前日、ざこば師匠が脳梗塞で入院され、名人芸が堪能できなかったのは残念でしたが…
単衣の大島に、博多帯。紫苑様を習い今回は羽織なし!最初は、後ろ姿や帯揚げのクチャリ具合が気になりましたが、確実に涼しく快適でした。
アドバイスありがとうございました
m(_ _)m
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お墓 (紫苑)
2017-06-03 16:53:22
悠々さま
私の知人も「旦那と一緒に墓に入りたくない」という人多いです(笑)。旦那が定年になると、ウツ病っぽくなったり(苦笑)。お一人様も大変ですが、ご主人いても大変、なこともある。
みな、あの世に行くまで大切にいきましょう。単衣の羽織、私作ってみようかなと思ってます(笑)
いつも楽しいコメントありがとうございます。
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