![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/fe/d5cab1216dccbe18fa020a7eec89382e.jpg)
先日、NHKのBSで
「死~生命の最大の発明」なる
とても興味深い番組を見ました。
「死」は、
生命が進化のために獲得したシステムで、
私たちは、
死ぬからこそ
生殖細胞という不死の細胞を
次世代に渡していると。
まあ、これは
「人類が獲得したシステム」
という少し大げさな言葉を別にすれば、
よく聞く話です。
生物は皆死ぬわけで、
それは人間に限らない。
番組のなかで
一瞬「そうか!」と
思ったのは、
「多くの生物は、
生殖期を過ぎると死ぬけど、
ヒトだけは生殖期を過ぎても
こんなに長い時間を生きているのはなぜか」
という疑問。
番組のなかの図をみると、
象、鮭はもちろん、ヒトに近いとされる
猿でもすぐに死んでいく~~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/f9/714fcf82dec0991e812414a071d30b9e.jpg)
東大の生命科学・小林武彦教授。
「おばあちゃんが長生きな家系は
寿命がのびた」と。
その理由として
「おばあちゃん理論」なるものが
あるそうです。
それは、
ヒトは孫に自分が持っている「文化」を
伝えるために、長生きするそうな。
だからおじいちゃんより長生き?
と一瞬思ったけど、
これは「おじいちゃん」でも同じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/f4/d6d1bc82f6022334fefdbbffb5423831.jpg)
そうか、私が生殖できないのに
いまだに生きているのは孫のためなのね?
と、
ひとまず納得したものの、
では孫のいない人はどうなの?
若い人たちにいろんなことを伝え教えるため?
と次々と疑問が出てきますね。
まあ、
文化とか教育とかを生み出したのは
ヒトだけだから、
そう理屈づけるのもわかるけど。
遊ぶために生まれてきた、
とも言われます。
「文化」も「教育」も
遊びの一種ですね。
で、もう一つ、実践的知識?
として
役に立ったのは、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/60/3cbf4596715c9cbc995ad15ce1ff7fb8.jpg)
Newtonの
「死とは何か」特集。
このなかに、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/4c/bca383316502f66a5efe81ad2e499706.jpg)
「死ぬゆく体で何が起きるのか」
死ぬ前になると
「食べられなくなる」
「水分摂取量」は減るのは
これまでの書籍などで
わかったけど、
死の5年前あたりから、
普通に食事をとっていても、
BMIがゆっくりと減少、
二年から一年前になると、
急激に減少するそうな。
BMI(体重と身長の関係
体重÷身長÷身長)
やってみて、すぐに数値出ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/fc/e5fd8445028f4f379071e7f7e18d9a20.jpg)
二か月前には水分400ml。
一年半前あたりで、
BMIまさに急激に下降。
自分がいつ逝くのか
わからないから不安なわけで、
これはわかりやすい?
ただし、このデータだけでは
明確に予測できるとは限らない、
と但し書き。
何事も例外はあるものですから。
それにしても、
長生きは教育のため、
というのも「いかにも」えらい人が
考えそうなことですね。
猫も長生きするけど、
ずっとお昼寝しているような。
それでもいいんじゃない?
それになまじ若い人の何かを教えると
弊害、老害になる? というより
孫=若い人から教えてもらう方が
多いような気がします。
やはり、
遊びやせんとて生まれけんが
いいね、私は。
BMIは時々図っておこう~~。
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