いいお天気のある一日、
打ち合わせがあり
池袋に行きました。
そのあと、
上映時間のタイミングがあったので、
草彅 剛 主演の
池袋では初めての映画館、
それもそのはず
コロナ禍の7月にできたとのこと。
木綿更紗の着物に同じく更紗の帯。
帯留めは蔦。
帯揚げはカラフル秋色です。
久しぶりの池袋、
この映画館もそうですが、
いろいろ変わっていました。
入館の際には
熱を測り、
消毒するなど厳重なチェック。
平日にもかかわらず、座席はほぼ
いっぱいでした。
一つ置きに指定。
上映中にはすすり泣きも~~。
いい映画でした。
草彅 剛 さんはトランスジェンダー。
女の心を持った男性凪沙。
評判通り草彅 さん、すごかった。
虐待と受けた女の子と
彼(彼女)の一種の成長物語。
少女は東広島から上京。
乱暴な広島弁が懐かしかった。
二人がだんだん心を許していき、
一緒にご飯食べたり、
掃除したりするようになるシーンは
やはりいいものです。
「~ハニージンジャーポークソテーできたわよ」
「豚肉の蜂蜜焼きでしょ」
「ハニーポークジンジャーよ」
「豚肉の蜂蜜焼きでしょ」
いろんな映画のいいところ、
泣かせどころを集めた感も
なきにしもあらずですが、
社会の底辺でマイノリティとして
生きる人たちの辛さ、苦しさ、逆に
強さ~~がひしひしと伝わってきます。
こういう映画好き。
性転換の壮絶なシーンもあり、
最後はどう終わるのかなと
気になりました。
途中から水川あさみ演じる母親が
いい人になるのは~~?
ハッピーエンドか、悲劇か~~、
池袋バス。
ワタクシの知人の子どもにも
トランスジェンダーの人います。
女ですが男性になりたくて、
男性として肉体労働に従事していて、
女性を好きになるそうです。
父親は、
「~~こういう子は、孤独を覚悟して
生きなくてはいけない~~。
彼女(彼)を異性として愛してくれる
女が現れる確率はとても低いから~~」
と呟いていました。
「自分が仕事ばかりしていたから~」
とも。
関係ないと思うよ。
こういう風に因果関係を探し、
自分に結び付けること決めつけること
自体が違うと思うよ。
凪沙 は、
「私はお母さんになりたいの」と。
その言葉がなぜか心に残っています。
それにしても、
バレリーナを夢見る主役の女の子の、
まったく贅肉のない身体の美しさ~~。
やはり、動かす身体は美しい~~。
池袋の街の灯~。
池袋モンパルナスと呼ばれた頃も
あったとか。
そんなわけで、
久しぶりの映画での映画鑑賞でした。
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